布絵本と布おもちゃの部屋
土曜日の母子生活支援施設での講習の担当の方は、毎回講習で作ったものを作られます。
お子さんが小学2年生で、作るたびとても喜んでくれるというお話をお聞きしてます。
特にサコッシュ。これは一緒に生地を見て買って、途中お子さんができるところは手伝ってもらって完成させたんです、と言ってお子さんが肩にサコッシュをかけた写真を見せてくださいました。
「お友達の家に行くときは、必ずこのサコッシュを持っていくんですよ。中に前ここで作ったぬいぐるみを入れてね。
で嬉しそうに、『ママが作った』って言うらしいです」
もしかしたら、大人が思う以上にお子さんにとってママ(ママに限らず)が作ったと言うことの意味が大きいかもしれないなあと思いました。
「作品ができるたびに『ママ、すごい!」って尊敬されるんですよ」
それを友達に見せる、そして友達も驚く。それを作り手の大人が聞く。
この循環。
それを実感してこそ、母子生活支援施設での意味もまた違った観点から取り組めるのではないか、と思ったのです。