布絵本と布おもちゃの部屋
今日は午後から視覚障害の方の講習です。
マカロンの準備は終え、お一人毛糸のボンボンのリクエストがあったので、一昨日の日記に書いたようにボンボンマーカーを買って、何個か作ってみました。
作りながら、視覚障害の方はこのボンボンマーカーは使いづらいだろうか、単純に厚紙に糸を巻きつけて作る方がいいだろうか、とどちらをご案内しようか迷ってました。
じゃあ、視覚を閉じて作ってみよう、と目を閉じてボンボンマーカーで作って見ることに。
視覚情報のない世界ではなれてらっしゃるので、私の感覚とは違うにしても、ボンボンマーカー、結構手で探りながらやっても作りやすい!
ご自宅で気軽に作れますよ、ということでボール紙でも作ってみました。
幅5cm。
黄色と青(ウクライナカラー)の右のがボール紙で作ったボンボン。
やっぱりクオリティは低いけど、それなりに出来上がります。
準備は万端、今日はいいお天気!
京都の伏見に行ってきまーす!
今週金曜日の28日はママパスさんの産後カフェでタオルボールの講師をします。
産後カフェなのでお子さんが1歳未満のお母さん対象です。
1時間でタオルボールのおもちゃを作ってもらいます。
1週間前のご連絡で聞いたお申し込み人数は7名。
うーん、想定より少ないなあ。
今編み物ブームらしく、若い方が編み物に関心があるという話を聞いていたけれど、縫ものは難しいかあ、と参加人数を聞いて思ってたんですけど、その後少しずつ参加のご連絡が入ってきて、今現在12名。
10名前後を考えていたので、ちょっと安堵。
全部カット済み、糸も揃えて、すぐ作れるようにしています。
お子さんのために作りたいママたちの楽しい時間になりますように!
サンプルはこれ。
以前絵本と一緒に日記にも載せてましたね。
来週の水曜日は2回目の視覚障害の方の講習です。
私より先輩の方5名、視覚障害と言っても中途障害や弱視の方や様々です。
前回はランチョマットを縫ってもらったんですけど、顔合わせの意味もあって今後の展開や要望などお伺いしました。
それを頭に入れながら、昨日は講習の準備をしてました。
作るのはマカロンストラップと、マカロン針山。
これは私が前回持っていってたのを見られたり触られたりして、「可愛い、これを次回作りたい」ということで決定しました。
いろんな色をカットして、選んでもらいます。
全盲の方は中途障害で、お仲間や介助の方に色のイメージを聞きながら色を選ばれます。
前あらかじめつけておいた縫う場所をアイロンで折りをつけていたのがとても役だったとおっしゃってたので、今回も折りをつけてます。
線を前は水色のマーカーでつけていたんですけど、白と黒の色じゃないと見えずらいという方がいらっしゃって、今回は黒の線でくっきりとつけることにしました。
毛糸で作るボンボンストラップも作りたいっておっしゃる方がいらっしゃったので、それも準備する予定。
可愛いものをカバンにつけたいんですって。
ご自分の作ったものが鞄にぶら下がっているのを手で感じる。
ぼんやり見えてる方、過去の記憶と共に頭の中で見えてる方、
みなさん、色や柄を選ぶのを楽しみにされてます。
「あなた、この色可愛いわよ」とおしゃべりしながら楽しんでもらえるように人数以上の数を用意してます。
針山のサンプルを作ってふと閃きました。
黄土色の生地と中のフェルトを茶と緑にしたらハンバーガーみたいな針山になるな!
昨日、LINEの音が鳴って、どなたかなってみたら布絵本おもちゃ教室の生徒さんから。
質問かなって読むと、
「子どもの日に孫にお寿司を見せたらすごく喜んでくれました。
早速巻き寿司の具を掘り出したり、海苔を剥がしたりしましたが、そのあとは楽しく遊んでくれてます。
次の作品のあいうえおカルタ、がんばります💪」
と言う喜びお伝えのメッセージ。
次の講習まで待てずに教えてくださったんだな、と嬉しかったです。
実はこのかた、前ハヤブサを苦労して作って、お誕生日にお孫さんにプレゼントしたら、一瞬持って、ポイって感じだったんですって。
前の布絵本の「うさぎちゃん」がとても好評だった分、落胆も激しくて、励ましの言葉も見つからなかったくらい。
お寿司を作るのもなかなか波に乗れない感じだったのが、なんとか完成したのは前の前の講習。
それを子どもの日に渡されたんだなあ。
私もほっとしました。
子どもの手作りおもちゃの怖いところです。
子どもは忖度ないからなあ。
新幹線のはやぶさに関してはお孫さんすでにたくさん持ってるらしく、目新しさはなかったと思うし。
お寿司はどうかな。
まだ3歳だからあまりお寿司を食べてないと思ってたけど、よかったあ。