布絵本と布おもちゃの部屋
土曜日の母子生活支援施設の講習は、講習前からかなり大変だということを職員さんから聞いてました。
いろんな事情を抱えてるお母さんたち。
そして今回はいつもより参加人数が多い、、、
無事完成できるか。
完成しなくても家に持って帰って作ればいいじゃないか、と思われるかもしれないですけど、ほとんどの方は家で続きを作れることはないです。
なので時間内に完成して、達成感を味わってもらうというのはとても大事。
今回は、大きなイチゴのガラガラ、イチゴのチャームとバナナのチャーム、イチゴのチャームとイチゴの髪飾り、この3パータンで申し込みを受け付けました。
2つのセットにしたのは、一個だけでは時間が余りそうだな、だけどとりあえず1つ作るということを目標にしましょう、という設定。
かなり準備はしていきました。
印をつけてカットして、裏表間違えそうな布をあわせてしつけて、糸は個々人に必要な分紙に4色巻きつけて。
結果、セットの方も2つ作り上げ、みなさん、完成品をお家に持って帰ることができました。
そして、昨日職員の方からメールでその後のお話が聞けました。
一人、赤ちゃんのガラガライチゴを作られたお母さんがいらっしゃったんです。
ゆっくり穏やかに針を進ませていらっしゃったお母さん。
「お子さんがすごく気に入って、いつも持って寝てるんだって、嬉しそうにお話されてます」
というご報告でした。
嬉しくて泣いてしまいました。
そうそう、こういうがしたくて、母子生活支援施設での講習を始めたんだもんなあ。
色々大変だけど、母子の様子に原点を顧みた思いでした。
今週の土曜日は、母子生活支援施設での講習です。
前回、完成できずにお母さんたちのストレスを若干感じました。
今回はなんとしてでも完成に持っていきたい。
ただ、簡単にできそうなものは申し込みが少ない。
ちょっと作れなそうなレベルの作品にじゃないと、作りたいという気持ちにならないんだろうなあ。
それを埋めるのが、どこまで準備していくか、ということになります。
今回の作品は、お子さんの性別や年齢などを考えて、選択制にしました。
鈴入りの大きないちごガラガラ。
バナナとイチゴのチャーム。
イチゴのチャームとイチゴの髪飾り。
この3パターンの申し込みがありました。
これを2時間で作ってもらう。
とりあえず職員さんと、「一個完成を目指そう」っていう目標にしてもらうことに。
すぐ縫えるようにカットと印つけはしました。
髪飾りのイチゴのビーズ、つけるのに時間かかるなあ、ってことでこれも縫い付けておきました。
6人参加なので、針と針山も用意して糸も通して持っていこうかなあ。