布絵本と布おもちゃの部屋
リビング紙の4月5日号に、プチレッスンが載りました。
リビング紙は、滋賀県半分くらいの地域のポストに配られるフリーペーパー。
昔は各家庭に配れられていたんですけど、最近お伺いすると「あれ、うちには入ってなかったです」ってよく聞きます。
スタップさんに聞くと、配る方が減ってきて地域によっては配られてないところが増えてるらしいです。
その上、紙をページを開いてじっくり読む、っていう習慣も減ってきてますよね。
リビングカルチャーの募集はこのリビング紙がベースです。
そこで講習を募集しているわけなんです。
うーーーん、届きにくいよなあ。
新しい講習、苦戦してます。
でも日々の積み重ねしか私にはやるすべもないので、いい作品、いい講習を心がけて頑張ります。
土曜日の母子生活支援施設の講習は、講習前からかなり大変だということを職員さんから聞いてました。
いろんな事情を抱えてるお母さんたち。
そして今回はいつもより参加人数が多い、、、
無事完成できるか。
完成しなくても家に持って帰って作ればいいじゃないか、と思われるかもしれないですけど、ほとんどの方は家で続きを作れることはないです。
なので時間内に完成して、達成感を味わってもらうというのはとても大事。
今回は、大きなイチゴのガラガラ、イチゴのチャームとバナナのチャーム、イチゴのチャームとイチゴの髪飾り、この3パータンで申し込みを受け付けました。
2つのセットにしたのは、一個だけでは時間が余りそうだな、だけどとりあえず1つ作るということを目標にしましょう、という設定。
かなり準備はしていきました。
印をつけてカットして、裏表間違えそうな布をあわせてしつけて、糸は個々人に必要な分紙に4色巻きつけて。
結果、セットの方も2つ作り上げ、みなさん、完成品をお家に持って帰ることができました。
そして、昨日職員の方からメールでその後のお話が聞けました。
一人、赤ちゃんのガラガライチゴを作られたお母さんがいらっしゃったんです。
ゆっくり穏やかに針を進ませていらっしゃったお母さん。
「お子さんがすごく気に入って、いつも持って寝てるんだって、嬉しそうにお話されてます」
というご報告でした。
嬉しくて泣いてしまいました。
そうそう、こういうがしたくて、母子生活支援施設での講習を始めたんだもんなあ。
色々大変だけど、母子の様子に原点を顧みた思いでした。