布絵本と布おもちゃの部屋
生徒さんがご自分の作品を作りながら、うまくいかなくって、
「もー、じじくさいわあ」って呟いてらっしゃいました。
なんか、首がうまくつながらないってことで、ちょっとイライラしてらっしゃってて、
自分の可愛い作品を「じじくさい」っておしゃったんです。
「ん?じじくさいって、どういう意味ですか?」
そこで皆さんが、色々こうだああだとおしゃったんだけど、
「なんで『ばばくさい』っていう言葉にならないんでしょう」っていうと
「あら、『ばばくさい』なんて言葉、ある?」っておっしゃるんですよ。
「あるでしょう」と調べたら、あるんです、どちらも。
どちらも同じような意味だけど、使い方に微妙に違いがあったりしてました。
じじくさいは、行動とか考え方とか、
ばばくさいは、ファッションとか見た目とか、
でもその辺りはあまり考えずに、どちらも同じようにちょっとネガティブ的な意味合い。
なのに、皆さん、ばばくさいという言葉の存在をご存知なかった!
これは面白いなあって思ったんです。
皆さん、女性だからかなあって。
今日も教室は笑いでいっぱい
昨日は伏見の視覚障害の方の手芸教室で、みなさんとは日曜日の文化祭展でお会いしてたので、熱が冷めやらぬ感じで再開。
その時作ってくださった飾りピンもつけてきてくださってました。
わたしもつけていったので、二人でお写真を撮り
そして、今日も素敵な作品が出来上がりました。
いつも通り、おしゃべりを楽しんでいたら、
「この活動をもっと知ってほしいよねえ」とみなさんおっしゃるんです。
視覚障害の方の編み物グループやミシンの洋裁のグループはあるけど、こんな感じのハンドメイドはないよねえ、って。
ピンの飾りをつけてらっしゃる方は、中途障害で、今はほとんど見えてらっしゃいません。
なので、昔の記憶を頼りに針を動かしてらっしゃったり、色や柄の選択を楽しんでらっしゃるんです。
その方が強くおっしゃる。
「あ、わたしインスタもYouTubeもしてますよ。そこで頑張って発信していきますね!」
とお約束してきました。
今回は作ってらっしゃる様子を動画でちょっと撮りました。
よく耳を澄ますと、とても素敵な独り言も聞こえてきます。
今、丁寧に動画を編集してます。
作り方もわかるように、
視覚障害の関係の方がみて、やってみようかなって思われるように。
タイトルをもっと具体的にしたかったんですけど、
とても嬉しいことがありました。
3年前の日記に書いたかな、
友達に誘われて出た福祉関係のシンポジュウム、
自分のできることを福祉の現場でも活かしたいと思っていたけど、みなさん福祉現場の方ばかりだから場違いかなあ、と思いながら参加した割には喋りまくってしまいまして、
その後に京都の伏見区社協さんから、「視覚障害の方が手芸の先生を探しておられるんですけど、先生、していただけますか?」と連絡が入ったのが、去年の今くらい。
4月から、皆さんのリクエストを聞きながら、どうやったらいいかも皆さんに教えてもらいながら、もうすぐ視覚障害の方の手芸教室も1年になります。
そんな時、誘ってくれた友達からラインが入りました。
「昨日、社協に行ったら『参加の皆さんがどんなに楽しみにしているか。
先生が明るくてどれだけ元気が出たか、
先生と出会わせてくださってありがとうございます』って言われたよ」
って教えてくれました。
その時ちょうどリビング教室の帰り道で、浜大津の商店街を歩いていて、その文章を読みながら泣いてしまいました。
横にはお雛様。
前のは厚紙の両面にボンドではって布を上に立てて、三つ折りにしてボンド。
だけど、これは簡易的で、そのうちゴミになっちゃうタイプかなあ。
お子さんがしっかり遊べた方がいいよなあ。
でも一から作ってもらうと時間が足りない。
というのも、いつも2時間で完成設定なんですけどいつも時間オーバー。
お子さんは職員さんがその間みてらっしゃるんだけど、2時間をこすとお子さんのストレスになってる、という話。
なので1時間半くらいでできるもの、を目指しているんです。
全カット、全ボンドのホットケーキとバターとクリームは、30分程度でできちゃうんじゃないかなあ、と思ってお皿を追加しました。
厚紙に両面コットンをボンドではって、1cm上くらいのところをなみ縫いで縫って絞ると、ちょっと縁が立ち上がってお皿っぽくなる。
その立ち上がったところを折ってボンドで止めて出来上がり。
ただなあ、この縁を折ってボンド、この作業、結構難しいかもしれないなあ。
そして遊んでてもすぐダメになりそうな気もする。中身が厚紙だから。
うーん、うーん、と考えて、
やっぱ、厚紙を入れるタイプはやめよう。
キルティングにしよう、と作ったのがこれ。
中表で縫って、表に返して、中にステッチを入れる、とちょっと縁があるお皿ができるんです。
この縁の厚みは縫い代の厚みなんですね。
だから中ステッチを入れると、こんな感じになる。
これだと、いろんなものを入れて遊べるし。
でもこの2つの工程をしてもらうのは、絶対時間オーバーだし、初めの縫いが甘いとお皿にならないかも。
ということで、お皿は私が縫って、中のステッチをしてもらおう、ということにしました。
ホットケーキがメインだから、これくらいはしてあげよう。