2025.05.31 Saturday

日記

2024-09-19 06:28:00

びわこ学園さんで講習をしました!

びわこ学園さんは、重い障がいを持った方を支援する施設です。

初め依頼を受けた時はびっくりしました。そしてとても嬉しかったんです。

学生時代に同じような施設でボランティアをしていたので、入所者の方の状態はよく知っています。

意思疎通が難しかったり、手足も自由に動かせなかったり、視力や聴力も低い可能性もある方々と手作りの時間を楽しむ機会を考えられた職員さんはすごいなあと思ったんです。

参加されたのは5歳の男の子と40歳の女の方。

介助の職員の方2人と5人で過ごした1時間。

フェルトに切ったものを貼ってもらおう、というのが私が考えたプラン。

自分から手を伸ばして貼るということは難しかったので、貼ったものを上から押さえてもらうことにしました。

その時に「ポンポン」というと、男の子は笑顔で嬉しそうに、時々声をあげて喜んでくれました。

女の方は、お話に時々耳を傾けたり、こちらをじっと見てくれたりしたけれど、ちょっと朦朧とされてたかな。

帰り、施設を案内してもらって、講習は終了。

施設の前から出るバスを待っている間に見える、青空の中のびわこ学園。

ここは学生時代から知っていて、社会福祉の父の糸賀一雄先生の立てたあのびわこ学園、やっとこれたなあ、と感慨深かったです。

おふたりにとって、今日は一年で一度のお楽しみの日で、午後からはお買い物に行かれるそうです。

私のクラフトの時間は楽しんでもらえたかなあ。

またここで一緒に作りたいなあ。

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2024-09-18 08:30:00

1時間コースの作品の案内ページを作りました!

この秋すでに2つの1時間講習のご依頼が来て、作品の写真と材料費を一覧にしたほうがいいなあと思い、ページを作りました。

これからも作品を増やす予定です。

2時間教室の作品一覧も作ります!

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2024-09-07 09:42:00

実に私らしい写真かも

今週の滋賀リビング紙の「リビングの先生が教える おうちで作ろうプチレッスン」コーナーに、台所スポンジで作れるケーキの作り方を載せてます。

これ、6月の初めに撮影したんじゃないかな。

まだ足が折れて1ヶ月くらいだったから、足を引き摺りながら浜大津まで行った記憶があります。

(流石に電車乗り換えなので、松葉杖は置いて)

リビングの記者さんがノリノリでケーキを作ってくだって、ノリノリで私も教えた時間の後、私の写真を撮ってくださいました。

何枚か撮ってくださったんだけど、記者さんが選んでくれたのが、笑った写真。

ちょっと笑いすぎの気もするけど、実に私らしいと思います。

教室の雰囲気が伝わるって、選んでくださいました。

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2024-08-21 09:52:00

忘れていた 緊迫感

一昨日の母子生活支援施設での学童さんの講習は、作品もほぼみんな完成させて大成功でした。

可愛いサコッシュが出来上がり、みんなすぐに肩から鞄をぶらさげていたので、その様子を写真に撮りました。

いろんな事情を抱えているご家庭なので、もちろん顔は写さず。

いつも作品はSNSに載せているので、今回も載せることは了承済み。

いろんな人に見て欲しいし、活動も知ってほしい。

早速昨日インスタに載せると、フォローしてくれてる職員さんから夜メールが届いたんです。

講習のお礼と共に、「最近入所されたお子さんたちの服が、もしかしたらお父さんが覚えていて特定されるかもしれないので、申し訳ないんですけど削除してもらえませんか?」という内容。

そっか、そういうこともあるんだ!と青くなり、すぐに削除。

さすが職員さんだから気がつく配慮。

母子生活支線施設は、DVからのシェルター的意味もある場所だものなあ。

この子達、怖い思いをしたんだろうなあ。

お母さんも必死で子どもたちと自分を守るためにここの場を選んだんだよなあ。

2024-08-20 09:27:00

ハンドミシンが必要なかった!

昨日は母子生活支援施設の学童さんの講習。

小学1年生から6年生までの性別関わらず興味が持てる、ということで、今回は自分も使える袋を作ってもらうことにしたんです。

かなり前から職員さんと打ち合わせて、縫って完成させることで自信につながるということをテーマにして、準備を進めました。

両側を縫うだけ、これさえできれば袋になる!

縫うところは、あらかじめ職員さんに線を書いてもらったおく。

縫ったところの縫い代は、ほつれないようにギザギザになるピンキング鋏でカット。

上の入れ口のところは折って裁縫上手のステック版でノリどめ状態。

肩紐、これはボンドでは洗ったら取れたり、重いものを入れたら取れちゃうとかなりショックなので、大人が縫ってあげよう、打ち合わせはこんな感じ。

そこでヘルプに入った大人が縫えるとは限らないので、色々と考えて「ハンドミシン」を買ったのでした。

それも家でかなり練習した。

しかし!蓋を開けてみれば、縫うじゃん、キッズ!

頑張るじゃん、キッズ!

楽しいって声まで聞こえるじゃん、キッズ!

どんどん縫うっちゃうので、「じゃあ、裁縫上手で止めようと思った上の入れ口のところも縫ってもらう?」

ここ、下手したら2枚一緒に縫って、物が入らなくなる状態になる可能性があるよなあ、ぐるっと縫うってできるかなあ、って思っていた私が浅はかだった。

一年生も難なく理解。

そして肩紐!

ここまできたら縫ってもらおう。

縫ました、キッズ。

すごいぞ、キッズ。

えらいぞ、キッズ。

出来上がったサコッシュを嬉しそうに肩からかけて動き回るキッズ。

1人、途中針が手に刺さって、心が折れて、しばらくうずくまってた子がいたんです。

励ませば励ますほど、拒否反応。

「もう2度としない!こんな袋完成なんかしない!」

名前を教えてもらって呼びかけると、「呼ばないで!」とうつ伏せるし。

自分で折り合いをつけるしかないんだなあと、しばらくそっとしておくと、帰りがけは私のそばに寄ってきて、荷物をまとめてくれたり運んでくれたり。

ちょっと安心しました。

縫うことが嫌いになったらどうしようと思っていたけれど、きっとこの子はこの後サコッシュを完成させるな、って思いました。

楽しかった。

また宝物の思い出が増えました。

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