布絵本と布おもちゃの部屋
昨日は滋賀リビングカルチャーの新設講座「カンタンかわいい布雑貨」の初回で、3人分の準備もしっかりして、いつもよりちょっとシュッとした服を着て臨んだんですけど、
始まる間際、ほんと間際にお一人のキャンセルが入りまして、、、
ホットフラッシュが起き汗がダーーーと出たままのスタート。
3人からスタートなので、実際2人だったらスタートしなかったはずの新講習。
けれど、お二人とも体験講習に来てくださって、どういう思いで申し込まれたかもお聞きしてたんです。
これはやらねば!
いい2時間だったと思います。
お二人同じ職場のお友達でお勤めのスーパーの季節に彩りに飾りたいんですって。
(私はなぜか寿司桶を作る会社につとめてらっしゃると思ったら、コープさんだった!)
じゃあ、次回はおまけに「柿」おまけしますね、って感じで、3人で作り上げてく講習。
時間内にカボチャ、完成です!
昨日は、木曜日の新設講座の予習。
実際どれくらいの時間で縫えるのか、とか、用意していく糸の長さは足りているか、綿の量は足りているか、などの最終確認です。
かぼちゃは基本オレンジを各自にお配りして、好みでいろんな色を混ぜてもらうようにしようと思っていた準備は完了。
と、思っていたんです、予習をする前は。
私はなぜかかぼちゃの布の総合枚数を6枚で準備してました。
実際は12枚必要。つまり倍の枚数。
完全にボケてました。
実際このまま持って行っても、余分にたくさんカットしてるし、布も何枚か持っていくのでその場で切ることもできるから完成はするけど、
その場でパニックになる、きっと。
新しくいらした生徒さんの信用丸つぶれ。
このせんせーに習って大丈夫か?ってなる、きっと。
一回模擬講習をしておこうと思った自分を褒めてあげたい、というか、自分をよくわかっているんだな、きっと。
昨日は、居場所作りのぶらっとさんでもカボチャを作って樹に貼りました。
ぶらっとさんにも秋が来た!
昨日は体験講習で、お二人受講していただき、無事10月からの講習に申し込んでいただけました!
そして、他にもお一人申し込みをいただいているので、最低人数3名をクリア。
無事10月から新しい講習「カンタン⭐️かわいい布雑貨」開講決定!
思えば去年の暮れくらいからリビングさんに相談して、やっっと形になって開講の運び。
「居場所作りのために役立つ手芸」をテーマに2時間でできる作品の講習をしたかったんです。
今回体験に来てくださった方は、お友達お二人。「日常の疲れを作ることで癒したいんです」っておっしゃってました。
「2時間で完成するっていうのがいいです。
見本に載っていたお寿司がいいね、作りたいね、って話してました。
私たち、お寿司の桶とか作ってる会社なんです」
2時間、いろんなお話をした時、「推し活が流行ってますよね、何か推しってあります?」とお聞きしたら、
お一人の方が「無いなあ。これからはこれを推しにします」と言ってくださいました。
😭😭😭
いい講習にしなくっちゃ!!!
出来上がったケーキ。
かわいい、と大満足のお二人。
びわこ学園さんは、重い障がいを持った方を支援する施設です。
初め依頼を受けた時はびっくりしました。そしてとても嬉しかったんです。
学生時代に同じような施設でボランティアをしていたので、入所者の方の状態はよく知っています。
意思疎通が難しかったり、手足も自由に動かせなかったり、視力や聴力も低い可能性もある方々と手作りの時間を楽しむ機会を考えられた職員さんはすごいなあと思ったんです。
参加されたのは5歳の男の子と40歳の女の方。
介助の職員の方2人と5人で過ごした1時間。
フェルトに切ったものを貼ってもらおう、というのが私が考えたプラン。
自分から手を伸ばして貼るということは難しかったので、貼ったものを上から押さえてもらうことにしました。
その時に「ポンポン」というと、男の子は笑顔で嬉しそうに、時々声をあげて喜んでくれました。
女の方は、お話に時々耳を傾けたり、こちらをじっと見てくれたりしたけれど、ちょっと朦朧とされてたかな。
帰り、施設を案内してもらって、講習は終了。
施設の前から出るバスを待っている間に見える、青空の中のびわこ学園。
ここは学生時代から知っていて、社会福祉の父の糸賀一雄先生の立てたあのびわこ学園、やっとこれたなあ、と感慨深かったです。
おふたりにとって、今日は一年で一度のお楽しみの日で、午後からはお買い物に行かれるそうです。
私のクラフトの時間は楽しんでもらえたかなあ。
またここで一緒に作りたいなあ。