布絵本と布おもちゃの部屋
教室の中でもなんでもいいです系生徒さんと、こうじゃないと嫌系生徒さんがいらっしゃって、どちら系も私にとっては勉強になります。
なんでもいい系の方はこちらの自由にさせてもらえるし、こうして欲しい系のリクエストからは新しいものが生まれたりします。
お一人めちゃくちゃご要望の強い方がいらっしゃって、この方から掛け算布絵本が生まれたりしてるので大切な方ではあるんですが、今回はかなり個人的なリクエストで、
これは他では使えんわ、って感じなんですけど、頑張ってリクエストに応じました。
万年カレンダーの12ヶ月の季節のものを6つ変えてご自身の思い出のものを入れて欲しいというリクエストなんです。
まず「ひこにゃん」これは著作が引っかかるので今回だけ特別に。販売はNG。
あとはまあ、一六タルトと坊っちゃん団子、松山城、琵琶湖と船、呉の鯨潜水艦、千福と一升瓶、
そして極め付けが「私と彼」!!!
もうしょうがないのでお連れ合いの方のお写真貸してもらってデザインしました。
意外にお顔の作りがアップリケにしやすかった、かも。
10年以上通ってくださっている大切な生徒さんなんです。ちょっとしたわがままも可愛かったりします、って私より年上の方だけど。
去年の秋から通ってくださっている生徒さん。
初めての布絵本が完成されたんです!
とても嬉しそうなお顔が私もとても嬉しくて、ご本人の了承を得て、いろんなところにアップしまくりました。
YouTube、Instagram、facebook、note。
ご本人に登場していただきました!
リビングカルチャーは月2回木曜日。朝10時から12時までの2時間。
遠くは京都から、みなさん交通機関を使って(数名車で)いらっしゃってます。
平均年齢70歳の女性の方。
前はよく夏場はお休みされてたりしてました。暑いので。
年々暑くなる昨今、今年も去年よりまして暑いかも。
なので、「みなさん、お休みされて大丈夫ですよ。」と言ってるんですけど、
「いや、ここがないと多分毎日ダラダラしそうで。2週間に一回、行かなきゃいけない場所があるって大事なんです」っておっしゃいました。
この教室11人、7月から9月の夏シーズンは、お一人、お休み、そしてお二人8月はお盆行事でお休みって方以外、みなさん来るって。
ここがそういう場であるってことが嬉しいなあ。
そして作品がまた出来上がりました。布絵本おやゆび姫。
初めご相談を受けた時は、うーん、どうだろうって感じだったんです。
受けない理由はないのでお受けしたんですけど。
というのは、笠地蔵を3倍の大きさにして作りたいっていうリクエスト。
幼稚園に勤める娘さんに。
「最近のお子さんは昔話を知らないから、布絵本で伝えるっていいと思うんです。孫も布絵本でお話を知りましたし。
幼稚園だったら大きいバージョンでたくさんのお子さんたちにお話しできるから」という理由。
2倍にします?と聞くと、いやあ3倍くらいがいいかな、ということで笠地蔵3倍バージョンが生まれました。
とにかく人形を作ってみましょう。それから土台をどうするか考えたらいいし、ということでおじいさんとおばあさんから作ってもらいました。
で、出来がったのを持ってきてもらうと、教室の生徒さん、「可愛いいいいい!」と絶賛の嵐。
私も可愛いと思った。おじいさんとおばあさんだけど、可愛い。あ、だけどって言っちゃうとコンプラに引っかかりそうだけど。
ある方は「孫が抱き人形が好きで、これを作ってやりたい」
7歳のお嬢ちゃまがおじいさんおばあさんを抱きしめる。うーーーん、いいかも。