布絵本と布おもちゃの部屋
日本のアール・ブリュット45人の展示会に行ってきました。
滋賀県美開館40周年記念の企画です。
息子がアール・ブリュットに強い学芸員の関係で、アール・ブリュット作家さんの作品はかなり見てきてるので、今回はオールスターが集まったという感じで、実に見応えがありました。
まさに、つくる冒険。
個々の作家さんのつくる過程にさまざま歴史や環境やストーリーがあって、とてもおもろかった。
うなったし、泣きそうになったし、心が踊ったし、ちょっと笑っちゃったし、その連続でした。
「も」を描き続ける作家、拾ったものだけで作る作家、昔見た映画のポスターの記憶だけでポスターを描きあげる作家。
志村けんが大好きで志村けんを描き続けてた作家さんが、会った途端に描かなくなったという話。
言葉を持たない少女が、手話を獲得した途端、絵を書かなくなった話。
「つくる冒険」たくさんの人に見て欲しいなあって思うんだけど、今日までなんですよね。
また会いたいなあ。この絵たちに。