布絵本と布おもちゃの部屋
大津市社協さんでボランティア登録をしての初めてのご依頼は、びわこ学園医療福祉センターの方からです。
びわこ学園さんは、重い障害を持ってらっしゃる方の施設です。
今回は楽しむための手芸ということでご依頼を受けました。
私は遠い昔の学生時代、京都の亀岡にある花の木学園というところで毎週日曜日、ボランティアに行ってました。
グループの名前は「にらめっこワッペングループ」私が行っていた部屋はタケノコ部屋。
重い障害を抱えたお子さんたちの部屋。
毎月1回ボランティアが企画できる「取り組み」という時間がありました。目的?目標のテーマは「笑顔を引き出す」
感触や匂いや音、5感の全てを使って感じてもらう楽しいことを考える、ということですね。
「笑ってくれた!」と喜んでいたら、「あ、それは笑ってるんじゃなくってひきつってるんですよ」と言われたことをとてをよく覚えています。
2月の節分に、豆を5歳の男の子の前で降らすようにしたら、まるで夢を見るような顔で笑っていたのもよく覚えてます。
彼は視力が低かったのだけど、光を感じることができる子でした。
35年前?のことが今とつながったんだなあ。
というか、ずっと自分が学んできたこととやってきたことを繋げたかったんです。
明日びわこ学園さんに行ってきます。
10月にも違う依頼が来てます。
24人の80歳以上の方と、縫い合う時間。
さあああて、何を一緒に作ろうか。
ワクワクしてます。