布絵本と布おもちゃの部屋
昨日は昔の生徒さんと久しぶりの再会で、三井寺のあたりの「マンマさん」でランチ。
その後生徒さんが「大津駅まで車で送りましょう」と言ってくださったんですけど、私はピクミンと歩かないといけないのでご遠慮して、おおまかの帰り道を教えてもらいました。
駅までは20分くらいの道のり、前も一度この辺りを歩いたことがあるし、線路さえみつければ辿り着けると思うし、万が一わからなくなったらiPadでGoogle先生に教えてもらえるし。
教えてもらった道にでて、はて、ここからどういったらいいんだっけ、とiPadをとしだし、Google先生に聞いてみる。
うーん、なんか上手く道のりを出してくれない←これは私の問題
しばらくiPadを動かしながら立ち止まること5分程度?
その時どこからか「おねえさん、あの人についていき〜」
「あの人についていったらいいから〜」
ん?ん?お姉さんって誰に言ってる?
どこから聞こえてる?
と周りを見渡すと、かなり離れた家の2階からおばあさんが私を見ながら叫んでらっしゃる!
私の方を見ながら言ってらっしゃるし、お姉さんって私のことだよね?
私がそちらをみると、うんうんと言う顔をしながら
「あの人についていき〜」と言いながら私のかなり先を歩いているご高齢のご婦人を指さしながらおっしゃる。
あの人についていくって?
私は道に迷ってるとも駅に行きたいともご存じないだろうに、そして多分先ゆくご婦人がどこに行き着くかご存じないだろうに(ここはもしかしたら知ってたかも)
全部想像でこのご老人(女性)は私に大声て告げてらっしゃる。
まさかね、と思いながら、ずっとこちらを見て大声でおっしゃってるからこれはその指示にしたがうまで納得されないだろうと思い、お辞儀をしながらその指示に従って歩き始めた私。
そのご婦人の歩く先にアーケードがあったので、そこに行けばご老人の視界から外れる、それからGoogle先生に聞けばいいや。
歩き始めた私に、満足いったご老人は叫ばれる。
「そうそう。
気をつけてなあ。
はあ〜い、いってらっしゃ〜い」
私はご老人の方に見てお辞儀を続けながら、遠く離れたそのご婦人の跡をついて歩く。
そしてアーケードに入ってご老人の視界から外れた途端、グーグル先生に大津駅までの道筋を聞き矢印が出始めその通りに歩いていくと・・・
あれ、あれ、これ見たことあるわ、
あ!このアーケード、いつもリビング教室に行くために通ってる商店街じゃん!!!
そこに繋がってたんだ!!!
ふと周りを見渡すと、例の道案内役のご婦人の姿はなかった、、、。
「昔話かっ」と自分に突っ込みながら、無事いつもの大津駅に着きました。
三井寺に近い場所だったので、駅まで迷ってる人を見かけるのはそのご老人にとってのあるあるじゃないのか、と思われるかもしれませんが、導かれたアーケードから私がめざす大津駅は直線ではないし、まず三井寺から大津駅まで結構遠いのでそんなにいないし、最寄りの京阪の駅に行くだろうし。
実に面白い体験でした。
狐に摘まれたような、秋の午後。
またあそこに立ってみようかなあ。
三井寺近くの「マンマ」さんのお昼ご飯、野菜たっぷりで美味しかったです☺️