布絵本と布おもちゃの部屋
昨日、双子のお迎えをして手を繋いで帰る途中、双子の一人が「とーちゃんから聞いたんだけどさあ、昔琵琶湖をぐるっと囲んで手を繋いだんだって?」と聞いてきました。
おお、懐かしい。
「抱きしめて琵琶湖」!
そういえば息子にそんな話をしたこともあるけれど、双子に話してたのか。
息子は息子で、違うルートからその話を聞いて、私と結びついたらしいです。
「抱きしめて琵琶湖」
滋賀県大津のはずれに第一びわこ学園(重症心身障害者施設)がある。
老朽化した施設を街の中心に移転、新築する計画が検討されたが、問題は資金作りだった。
命の象徴であるびわこ学園と自然の象徴である琵琶湖の2つのBIWAKO。
メインテーマは水と命とする壮大なイベント“抱きしめてBIWAKOが同じ大津市にある養護施設湘南学園の園長中沢宏幸によって発案された。
1987年11月8日正午の鐘を合図に、琵琶湖一周240kmが、人間の愛で一つにつながった。
(抱きしめて琵琶湖 黒田ジャーナルより)
就職したての頃の話です。
京都に住んでいて、琵琶湖まで自転車で行った記憶がある。
なぜかうさぎの着ぐるみを着させれて、琵琶湖を目の前に正午、一斉に手を繋いだ、そんな光景を思い出します。
帰り道はバテバテで、そこで出会った方々のトラックに自転車を積みこんで、車に乗せてもらって帰ったなあ。
そして今、滋賀に住んで、何度もこの湖に励ましてもらって、私は琵琶湖が大好きになりました。
双子たち
「あ、ぼくたちもママのお腹の中で、おへその穴から見たよ!
ゆっこちゃんが(私)が琵琶湖で手を繋いでた!」
だって。
かれらの目にはどんな風景が見えてるんだろう。
ママはまだ生まれてないんだけどね、、、
浜大津の仕事に行く途中で見つけた飾り棚。