布絵本と布おもちゃの部屋
双子の幼稚園のお迎えに行って、汗をたっぷりかいていたのでお風呂に入れることに。
お風呂で遊べそうなものを集めてきたのがこれ。
息子が小さい時に集めたウルトラマンの指人形です。
あと見えないけれど、ピクミンの小さな消しゴム人形。
これをプラスチックの入れ物に入れて湯船に浮かべました。
双子たち、きゃっきゃ言ってすぐに物語りがはじまるんですよね。
プラスチックの船に乗ったピクミンが大波にさらわれたり、ウルトラマンと一緒に遠くに旅に出たり。
湯船の外で服を着たまま様子を見守っていた私には、しょっちゅう水飛沫がかかってきたけれど、彼らのケラケラ笑いながら遊ぶ姿が心の底から羨ましかったです。
なんで人形たちであんなに楽しい時間が作れるんだろう。
5年しかこの世界を経験のない、まだ固まってない彼らの脳の中で、自分の手でこの人形たちを支配しながら、心の中では何が生まれてるんだろう。
めちゃくちゃ貴重な年代ですよね。
現実と非現実の線がまだはっきりしてない。
とは言っても、大好きな『こびとずかん』の小人を見ながら、この小人は現実には存在してないこともわかってるんだけど。
私にはとうに失われた能力に、ただただ感動しながら、彼らの水遊びのようなお風呂時間を見守ったのでした。