布絵本と布おもちゃの部屋
昨日は伏見で視覚障害の方のための手芸の日でした。
リクエストがあった防災頭巾、5名の方のうち3名の方が無事完成。
「冬にかぶるとあったかいね」とおっしゃりながらかぶって撮影したお写真の中の参加者の方は、とても可愛いらしかったです。
インスタに載せてもいいですか?とお聞きすると、笑顔で快諾。
この教室はいつのそうですけど、縫いながら昔のお話などで盛り上がるんですね。
他の教室でもそうなんですけど、昨日は特に視覚障害の方ならではのお互いの情報交換や支えの場であることを実感した時間でした。
一人暮らしのある方が「私、そろそろ高齢者施設に入ろうかと思ってるのよ」とおっしゃったんです。
そのかたはとてもしっかりされてる方だったので、他の方が「できるだけ地域の中を続けた方がいい」といろいろとアドバイスされてました。
ここに行けば、こんなサービスがあって、こんなことができるよ、とか。
月に一回、同じものを作って手を動かしながら、とりとめもない話をしている中に重要なことがふっと入り込むことがある、
縫い合う時間、いや縫うだけじゃくて、何かしながらその空間にいるってそういうことが生まれるんだな、
ということを感じた、貴重な時間でした。
いつもこの教室の帰りはすごく幸せで、大好きな珈琲屋さんに行って、教室を振り返りながら1人打ち上げをします。
マンゴーケーキがとても美味しかった!