布絵本と布おもちゃの部屋
私は山口に行くたびに、空の色がターコイズブルーのように濃いと感じるんです。
湯田温泉駅を降りて、今はもう無き実家に帰る道で、見上げた山際の縁取りを際立たせるブルー。
家族に話すと、そんなわけはない、というから、今日写真を撮って送ると、即送り返してきた滋賀の空。
笑った、同じだったもんで。いや、むしろ滋賀の方が青い?
何で山口の空がそんなに青いって感じさせたのだろう。
この際立つ山と空のコントラストは、私にとってどこか圧迫感がある、そんな感じです。
実は私は故郷が苦手だったりします。室生犀星の「ふるさとは遠きにありて思うもの、そしてかなしくうたうもの」派です。
「うさぎおいしかの山 小鮒つりしかの川」派ではないです。
あ、でも空の色は同じだった。
ちなみに上が山口。下が滋賀。
おまけの写真は、今山口が推してる白狐。このポストがいっぱい。