布絵本と布おもちゃの部屋
手芸業界もいろんなものが値上げして、当然キット販売にも影響が出始めてます。
難しいのが、だからと言って値段を上げるのが解決策かと言ったら、どの世界でも一緒ですけど、購買意欲が下がって売れないわけですよね。
そのせめぎ合いの中でどう設定するか。特に作ってもらうキットとなるとなかなか厳しいです。
となると、いかに安く材料を購入するか、そこを日夜ネットで調べまくってます。
今キット予定の、万年カレンダー。日にちのフェルトの札を今まではウッドボタンでつけてました。
大阪の手芸店である程度まとめて買うと安くなるので購入してたんですけど、販売終了。多分その値段での販売が難しくなったんだと思います。
どこを探しても今までの購入してた値段のものは無い。
そこで教室でも話してたんですけど、プラスナップに変えるのはどうか、という話。プラスナップは縫うことなく、手でパチっと止めるだけなので、簡単、というのも魅力!
ここでややこしいお話をしますが、プラスナップにも2種類あって、一つはハンドプレスという器具を使って止めるタイプと、無くても手で止めるタイプとあります。
ハンドプレスでつけるタイプは、比較的安く購入できることが判明。
キットにするならそれは困る。ハンドプレスなんてそう普通の家庭では持ってないですから。
この手でとめられるタイプのプラスナップ、これが結構高い!!!
ハンドプレスを使わないタイプ、百均でも売ってました。4つで100円。(ある講習でママに教えてもらった)
カレンダーに使用するのは44個。となると1000円以上、このスナップにかかってしまうし、色とサイズがあまりないなあ。
うーーーん、と眉間に皺を寄せながらネットで検索検索検索。
で、たどり着いたのは、1000個まとめて買うという選択。いろんなポイントとかのサービスを使って値段を落として、なんとか百均より割安に。
けれど実際作って、違うなあ、ってなったらどうしよう、という結構な金額です。これを購入するまで、2時間くらい使ったかなあ。
という、ちょっとしたキット苦労話でした。