2024.11.23 Saturday

日記

2023-11-06 08:34:00

簡単に見える方が難しかったりする

ステッチの話です。

万年カレンダーを作っていて、日と月の札はフェルト2枚合わせています。

その2枚合わせるときのステッチをどうしようかと迷っていて、とりあえず「日にち」はブランケットステッチにしました。

ブランケットなんかによく使われている、糸をかけて端をかがるステッチです。

それで月の札も同じブランケットステッチにしようかな、と思ってやってみたんですけど、なんかイメージが違う。私の中では。

それでストレートステッチにしてみました。

よく「ブランケットに変えてみました」っておっしゃると、周りが「すごーい」っていう反応があったりするんですけど、ブランケットの方が実はやりやすかったりします。

糸を引っ掛けて針を進めていくんですけど、縫い目が揃いやすいんです。そして裏側も綺麗に揃う。

一見単純に見えるストレートステッチは、ちょっと斜めに進んだだけで縫い目が汚く見える。

まあ、それも可愛さ!ってしてしまえばいいんだけど。

それで今回は月の札は日本語と英語の2枚を合わせるので両側のステッチが綺麗じゃないといけない。となると、これが結構大変だったりします。

面だけ綺麗でもだめ。常に裏を意識しながら針を出す。これでも何度も抜き直して完成させました。

なので、見本はストレートステッチだけれど、苦手ならブランケットでもOKです、という案内は入れようと思います。

縫ったことがない方は、単純に見えるストレートステッチは簡単じゃん、って思われるかもしれないですけど、単純なものほど奥が深かったりする、という哲学も感じる手芸なのでした。(大袈裟?)

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