布絵本と布おもちゃの部屋
30代からずっとやってきた布おもちゃを作るということ。そして一緒に作りあうということ。
その蓄積は私の中で、ゆっくりと変化して、次への夢につながっていってます。
元々はリサーチ目的で始めた講習だったんです。なんせ、家庭科がもともと苦手だったので、教えるなんてちょっとありえなかったんですよね。
でも本が出て、次の作品を作りたいなと思った時、お母さん方がどんなものを希望しているのか知りたいなと思ったんです。
子育て世代のお母さんの教室をNPOの子育て支援団体びぃ〜めーるさんのチラシを見て、当時の代表だった小川さんに持ちかけたのが始まりです。小川さん、今は政治家さんになってます。
そんな活動をし始めた時、ある知人が「所詮布おもちゃが作れる人なんて、時間とお金に余裕がある人だよね」といった言葉がちょっとひっかかった。いやいや機会さえあれば作るってことは子育ての中で大きな意味を持つはずだ、と思って、短絡的かもしれないですけど、きっと余裕がないだろうなと思った「母子生活支援施設」の門をたたいて講習を始めました。それが今も続いてます。
途中、高齢者施設でのボランティアも含め、もちろん子育て世代のママたちの講習も含め、作ることが作品の完成だけではない、何かを生み出すことを実感したんです。それは単純に自分だけの喜びにとどまらず、他者との関係も動かす。それが循環して自分の存在意味にもなったりする、そんな経験を何度かしてきました。
そこで今やりたいことが「居場所作りのための手芸講座」
4月からリビングさんで始めようかなって思ってたんですけど、とりあえず「居場所」というものをもっと勉強しようと、昨日もセミナーに参加して、居場所作りの場を作ってらっしゃる方の実践を聞いてきました。そして今日も聴きに行きます!