2024.11.23 Saturday

日記

2024-01-17 08:29:00

お坊さんはすごい

お正月に「歎異抄」を知りたいと、YouTubeで講座を5つまで聞いて、今はその後の残り5を待っている状態。

まだ、理解してません。他力本願の真意。でもぼんやりなんとなく前と違った認識には至っている、というレベル。

歎異抄を知りたいと思ったひとつの理由は、祖母が信じていた宗教で写経をしていた記憶があって、祖母への懐古の旅に近いです。

うううん、まだ理解できん、と探り探りのうち、いろんな情報が出てくるわけです。

司馬遼太郎が離島に持って行くとしたら歎異抄だとか。なんでだろう、って思って買ったのが古本ですけど、『司馬遼太郎と宗教』週刊朝日MOOK2017年12月10日発行。

そしたらいろんな宗教が登場してくる。そして果敢に「生きること、そして死ぬこと」に挑むお坊さんたちに出会いました。

法然、親鸞、蓮如、空海、道元、覚鑁、諸々。そして宗教を支えてきた人々。

途方もない問いに、生涯をかけて命懸けて向かい合ったお坊さんたち、っていうか哲学者。

それがいいか悪いか形式化されて、今の宗教の元になったりするんですけど、その元になった人たちの壮絶なる人生に背筋が伸びる。

だからと言って、お念仏を唱えるという信心は持ち合わせないまま、祖母はどこまで信じていたのだろう、と考える。

苦労した人だと聞きました。優しい人だったとも聞いてます。

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