布絵本と布おもちゃの部屋
私の作品のキットの大半は細かい作業が多くて、今の時代に合わないんじゃないかという不安をいつも抱えてる昨今。
まだキットにしてないものも半分以上あってキットにするのはとても大変で、やめちゃおうかなあとよく思います。
例えば『オオカミと7ひきのこやぎ』とか『赤ずきんちゃん』とか、オオカミが食べちゃうなんて、今の時代のママたちのニーズと合わないんじゃないかと思うと、キットにしても無駄かなあとか思ってしまう。
実際オオカミが食べて、お腹から出す仕組みが私としては超自信作なんだけど、そこが今の時代アダとなってるかも。
そんな中、久々キットの注文が入りました。
「ブレーメンの音楽隊」のつり飾りキット、と「恐竜10個セットのキット」
お便りメールに、「読み聞かせのボランティアをしてます。子どもたちとの距離が少しでも近くなればと思い、購入させていただきました」という内容でした。
嬉しかったです。
少ないけど、ニーズはあるかもしれない。そして作り手から遊び手に、何か伝わるかもしれない、
そんな希望の光が見えたお便りでした。