布絵本と布おもちゃの部屋
私はフェルトではなくコットン中心の作品なので、色の種類はフェルトよりずっとあるし、チェックだったり花柄だったり柄物の生地も使えます。
ただ、人の顔、特に日本人の肌の色がコットンにはビンゴの色がないんです。
今まで「これだ!」って使ってたものが廃盤になったり、微妙に「それじゃあ、ちょっと顔色悪く見えるなあ」っていう色目だったり。
一応色の名前は「薄橙」昔は「肌色」って呼んでいた色です。
今回『笠地蔵』を3倍の大きさで作りたいという生徒さんに向けて材料を揃えている段階で、家にある布を出してみると2種類の薄橙の布がありました。
どっちがいいかなあ。
おじいさんとおばあさん、雪国?ちょっと貧乏?となると色が薄い方がいい?
いや、雪焼けってこともあるでしょう。外で畑仕事してたら色が焼けてるってことで濃い色の方がいいかも、っていうことで濃い方を採用。
髪の毛、どうしようかなあ。
グレイを使うんですけど、薄くなるほど高齢って感じに仕上がる。ここは作る方にお任せしよう。