布絵本と布おもちゃの部屋
着られなくなったスカートをリサイクルショップに出しても、10円くらいにしかならなかったんです。
汚れてない服だったから、そのまま誰かに着てもらえたらそれでいいんだけど、気に入ってた思い出の服が10円かあ、っていう複雑な思いになりました。
今回このスカートも、もうこの丈のスカートは履けないなあと思ってリサイクルショップに出そうかなと思ったんだけど、もしかして何かに生まれ変わらせる事がでかも!ということでリフォームすることにしました。
勇気を持ってハサミを入れて布地状態に。
さて、これが何に生まれ変わるでしょう。構想はできてます。
次の講習の依頼が「身近にあるもの、リサイクル」というテーマだったので、その参考になればいいなあと思ってます。
いつも双子がわたしの部屋にやってきて、ペーパークラフトで車を作ってくれとせがむんですけど、これがなかなか大変でちょー簡単なものでも一つ2時間は平気でかかったりします。
で、双子だから4時間。頑張って雑に作っても3時間はかかる。結構汗かきべそかき大変な時間。その間双子が喋りかけたり、危ない遊びをしたりするから集中できない。
それより簡単につくれるものはないか?
ちょうど机にミシンが出ていたので、「布で車作ろうぜ!」ということで双子快諾。スポーツカーが欲しいらしい。
紙にイメージをわたしが書いてみる。そこでここはもっとこうして、とかああして、とか意見を聞いて、型紙完成。
布の上にマジックテ印を描く。それをミシンの針の下に置いて、双子1人づつ、ボタンを押してもらう。
直線なので、布の角が来そうになタイミングで「ボタン押して」と合図。
本体が出来上がりました!
タイヤはわたしが作って車の出来上がり。
まだまだミシンの仕組みは半わかりみたいだけど、そのうち縫う楽しさを知ってもらえると嬉しいなあ。
部屋、ちょっと荒れてます。寝転んでる息子(孫たちのとーちゃん)が入っちゃった。
今年で四年目になるかなあ。
インスタで出会った方が、クリスマスに小児病棟のお子さんたちに手作りプレゼントをされているのを知って微力ながら私も参加させてもらってるんです。
小児病棟・・・。
20年くらい前、私の友達のお子さんが白血病で入院していて、数回病棟に手作りおもちゃ講習をボランティアでしてた事がありました。
夏の暑い日、ちょうど明日が講習という時、山口からこちらに戻る途中の京都駅でお子さんた亡くなったというメールを受け取りました。
講習ができなかった。。。それからその病院の手作り講習も止まってしまった。
その想いがずっと燻っていた時、小児病棟のクリスマスプレゼントの企画を知りました。
だから細々でも続けたいんです。
ミニ布絵本が5冊出来上がってます。あと11月29日まで腕時計を10個作る予定。
キットアイディアを提供している埼玉の教材やさん「優良教材」さんから教えてもらったやり方です。
シールに型紙を印刷して布(フェルトが一番合ってます)に貼って一緒にカットすると、型紙を布に写す手間が省けるばかりか、簡単に型紙通り切ることができます。
優良教材さんがおっしゃるには、「特許を取ろうと思ったけれどダメだったので、自由にこのアイディア使ってください」ということなので、私は自分のキットにかなり取り入れています。
フェルトって印がつけづらいし、印が見えづらい。小さな形は特に。
私は、最近文字や数字なんかにこのシール型紙を使ってます。
カレンダーの数字がそう!
お子さんのお名前なんか、フェルトで一文字買うと高いでしょう。
それをシールに印刷してフェルトに貼って、鋭利なハサミでカットすると上手くできます。
この場合、ポイントはよく切れる小さなハサミ。これはちょっと思い切って手芸店で1000円くらいなのを買ってください。
よく似てても百均のでは雲泥の差なのです!