布絵本と布おもちゃの部屋
息子が小さい時遊んでたおもちゃです。
確か、その時島に住んでいた息子の祖母(つまり義母)が、島の中にあるスーパーで買ってくれました。
それをずっと取っておいて押入れの奥にしまっていたんだけど、双子の孫がウルトラマンを知っていたので再登場。
後ろに電池を入れるところがあって、多分音が鳴るかタイマーのボタンが光るかするんだろうね、と双子たちに話していると「みたいみたい」と言うんです。
そりゃあそうだよね、と思ってたんですけど、音が鳴らなくてもそれなりに遊んでいたので、そのままにしてました。
というのも電池が単5なので、あまりそこらへんに置いてなかったりで。で、昨日ふと最寄りのスーパーに行くと、単5、あるじゃん!っことで購入して、入れてみました。
じゃーーーーという結構大きな音がして、ちょっと真ん中のボタンが光る。
想像よりちょっとしょぼかったんですけど、とりあえずウルトラマン、復活!
双子たち、喜ぶかなあ。
双子の孫が幼稚園で習ってきた雛祭りを歌っていたので、久しぶりに前作った雛人形を出してみました。
お雛様、三人官女、五人囃子、雪洞、雛餅、桃、橘、そして既製品だけどミニチュア版のお道具が揃ってます。これは亡き叔母がくれた物。
牛とかいるし、結構喜ぶんじゃないかなあ、上から並べて遊んでくれるんじゃないかなあ、やっと活躍する時間がきたんだなあ、とちょっとしみじみしながら出したんです。
初めは「わああ」って喜んで、上からこれがおだいり様とか、五人囃子の楽器の話とかしていたところ、1人の子がそこにウルトラマンを持ってきた。
ちなみにこのウルトラマン、息子のおもちゃをとっておいたもの。
それをもう1人の子が、「ウルトラマンは違う」と拒否。
私もその子に賛成だったけど、とりあえず傍観。
するとそのうち雛人形たちが投げられ、前に作った帆立の貝殻の「貝くん」が五人囃子を食べ、ウルトラマンがその上を飛び回る、といったカオス状態に。
う。。。叔母がくれたミニチュアお道具が壊れる。。。というところで、お開きにしました。
でもこれもいいかなあと思ったり。
手で持って遊べるお雛様っていうコンセプトで考えたお雛様セットなんです。
たくさんの生徒さんが作ってくれました。
今、どんなふうにそのお雛様たち過ごしてるのかなあ。
双子が私の仕事部屋をよく物色します。材料てんこ盛りなので、あわよくば貰いたい。
私も彼らの創作の手伝いになるなら、結構気前よくあげちゃいます。
彼らは綿の袋を見つけて、これちょうだい、というので、使っていいよと渡しました。
というのは去年の暮れの話。ビニール袋ギュンギュンに詰められた600gの綿を使い放題。
綿って冷たくない雪みたい。くっついたりするし、夢のような世界が現れる。
で、遊び終わったのでもういいだろうと年明け私の作品の中に入れてしまいました。
そしたら昨日、ニヤニヤしながら私の部屋に双子が行く。「あれ、出してー!雪みたいなやつ。あれで遊ぶー」
あ、覚えてるわ!あー、あれ使ったんだよなあ。ということで手元にあった綿少々を渡したけれど、納得いかず、
「前みたいにいっぱーい」
だよねえ、あれで遊ぶとこれじゃあ満足いかんわなあ。ということで新しい袋を開けて綿放出!
600g700円くらいします。けれどこの綿は詰め具合がとてもよく、その辺の手芸店では手に入らないので大阪から取り寄せてます。
まあ、700円のおもちゃを買ったと思って、しばらくリピートして遊ばせよう。遊び飽きたらクッションとかの中に入れたらいいし。
ね、幸せそうな顔してるでしょう。
今日は双子の孫がうちでご飯を食べる曜日で、好物のお好み焼きを焼いて出したんですけど、いつもより食が進まない。まあ、そんな日もあるよね、ってくらいの感じだったんですけど、ママがすまなそうに
「食べちゃダメだよって言ってたんですけど、ここにくる前にこっそりメロンパンスティック食べたみたいで」ということらしい。
「口の周りに砂糖がついてるからバレバレなんですけど2人とも『食べてない!』って言うんですよ。」
そこでママが機転をきかせて私が作った布絵本のうさぎ人形を持ってきて「このうさぎさんは本当のことがわかるんだ。さあ、うさぎさん、本当のことを教えてちょうだい」と言って、うさぎさんは双子の周りをクンクンしました。
「うーん、メロンパンスティックを食べてるね。食べた子、手をあげて!」と言ったら、2人とも手をあげた!らしい。
生身の人間(つまりママ)より、うさぎ人形!どーしてだろう。
そういえば、前も保育園の先生が、「パペットを使うとよく話を聞いてくれます。話を聞いてくれないママたちも、パペットで話すと聞いてくれたりするんですよ」と笑いながらおっしゃってました。
なぜだろう。人形は何を引き出してくれるんだろう。