布絵本と布おもちゃの部屋
と、天才しか言えないセリフを言ってみたりします。
いやいうや、そういうわけではなく作業がストップする、という話。
11月の保育士さんの講習はなんと30人参加になって、かなりお手伝いしていくキットなのでそろそろ準備を始めています。
その中で、このおもちゃの応用編とかぼんやり考えていると、昨日も書いたようにタンバリン。ティアラとか王冠とかにならないかなあと考えながら布をカットしたり印をつけたりすると、ふと、降りてきた!
これ、輪投げにならない?
輪っかだから輪投げになると考えるのは当たり前なんだけど、この作り方を応用して、輪投げの土台ができるんじゃない?
輪投げの棒を支える土台を大きめの円で作れるじゃん!
中の丸を小さくして、その中に棒を入れると立つんじゃない?
そうなると作業をストップして作りたくなる。で、ストップして作っちゃう。時間はどんどん過ぎる。
で、できました。思った通りだ!
で、遊んでみました。
お、これっていろんな遊び方ができるじゃん。はめ込み遊びっぽい感じで。
バリエーションを増やしたら、遊び方も増える!
YouTubeでこの作り方紹介しよう!!!となる。
めでたしめでたし。
保育士さんの講習準備をしています。
「輪っかにぎにぎ」3つを作ってもらうんですけど、変形版として、いろんな大きさにしても楽しいですよ、ということで直径16.5cmの円の輪っかも作ることにしました。
これにプラ鈴を2つ入れると(1個でも十分)タンバリンみたいな楽器になるので。
新しく綿を入れようと思ったんですけど、そういえば双子に作ったのがあったことを思い出しました。
よく遊んだので、継ぎ足した布がほつれてたので、サンプルとして持っていくにはダメだなあ。でも思い出のおもちゃとして残しておきたいと思ってたんだけど。
でも、そんなことしてたら、もう部屋中が、いや家中が布おもちゃだらけになってしまう。最近ちょっとずつ整理してるところなのに。
そこで思い切って思い出のおもちゃの布を切って、綿を出して、新しいおもちゃに入れることにしました。
鈴も、一緒にお引越し。
このにぎにぎを見るたび、この中の綿は、双子が遊んだあのおもちゃだなあ、って思いながら。
お話布絵本はたくさん作ってて、一番初めに作ったのは「笠地蔵」そして「オオカミと7匹の子やぎ」あとは生徒さんのリクエストを受けて、「赤ずきん」「桃太郎」「大きなかぶ」「猿かに合戦」「ブレーメンの音楽隊」「わらしべ長者」「はじめてのクリスマス(キリスト誕生絵本)」「おむすびころりん」そして「親指姫」。
作る前には、お話をじっくり読みます。日本昔ばなしの場合は伝承なので、結構いろんな諸説がありどれを選ぶかちょっと大変。おむすびころりんなんて、西の方に行くと、お爺さんとお婆さんが立場が入れ替わったりしてます。わらしべ長者も交換するものが違ったりしてます。
その点海外のお話はグリムとかアンデルセンとか作者がいるので、訳が違うくらいで内容は変わらないのでそれに沿ってしっかり作ることを心がけてます。
このお話にしようと決めて、お話を改めて読むと、結構大枠だけ知ってて、細かい内容をすっ飛ばしてたことに気がつきます。小さい時にぼんやり聞いたり読んだりしたもんで。もしかして幼児向けの本の端折ったバージョンを読んだのかも。
で、本題の「親指姫」!小さい時は割と悲劇のヒロインぽく思っていたけれど、しっかり読むと(青空文庫)かなりこの子、失礼だわ。
まず、子どもが欲しいと願った女の人に、魔女が種をあげるんです。そのタネを大事に育ててその花の中から女の子が生まれます。女の人はそれはそれは大事にその小さな女の子を育てるんです。でも親指姫は、いろんな自分と違ったタイプの生き物に求愛されて、違う!と逃げまくる。
唯一見向きもされなかったのが黄金虫。黄金虫もさらっておきながらあんまりなんだけど。でもそのあとは親指姫は自由に平野で暮らします。
そして冬がやってきて、凍えそうになったのでネズミのおばさんのうちにお世話になります。で、そこでネズミのおばさんはもぐらを紹介するんですけど、親指姫は土の外に出ないもぐらが嫌で嫌でしょうがない。ここでもぐらは悪役に思えるけど、お話の中ではそう悪い人、いや生き物じゃないです。
そうするうちに、傷ついたツバメに出会って、ツバメを介抱してあげながら、ツバメのいる世界の話を聞いて、花の王子のことを知るんです。
そしてもぐらと結婚させられる前に、ツバメの背中に乗って旅たつ。そして自分と同じタイプのかっこいい王子と結婚、というお話。
気づきました?
私が?って思うのは、初めに出てくる女の人がどんなに心配して悲しんでるだろう、ということなんです。一言、「助けて」とか「ごめんね」とか「ありがとう」とか言って欲しかったわ。で、ネズミのおばさんの時もそう。一応助けてもらったんだから、そんな形で出ていかなくても。。。
と、ちょっと憤りを感じたりしたんですけど、このお話の楽しいところは、とてもたくさんの生き物が出てくるところ。カエルの親子に、メダカに蝶々に黄金虫、そしてネズミ、モグラ、ツバメ。そして数も色々。
作ってくれた生徒さんがおっしゃるには、「たとえばお皿に乗せたお花が15個ありますでしょ。あれで、孫と引き算足し算の練習に使ったりしてるんです」
なるほど!お話に目くじら立てずに、この展開を素直に楽しめばいいんだなあ。そしていろいろな形でお子さんと向かい合うのが、布絵本の良さだもんなあ。
ということで、これもそのうち(来年だけど)ネット販売キットの準便をしよう、と、軽く決意したのでした。
11月の0歳児さんの保育士さん講習の内容が決定。
2つサンプルを送ったんですけど、「こっちだったらいいなあ」と思った方になりました。「かわいくっていいおもちゃですね」って褒めてもらった。
余布のコットンで簡単に作れるにぎにぎです。
双子の孫が赤ちゃんの時、とてもよく遊んだおもちゃ。中に鈴が入ってます。
にぎにぎなんだけど、完全な「輪」じゃなくて、丸の両端はくっついてません。なので、「リストバンドトイ」的に赤ちゃんの腕に腕につけることもできます。
たくさん作って繋げることもできるし、年齢を重ねても遊べる楽しいおもちゃだと思います。
双子の時は、両端にマジックテープをつけて、くっつくようにしたんですけど、ここが結構作る時難関。
あまり手芸がお得意ではない方に、1時間半以内の講習で、このマジックテープ付けが不安。と思った時、「要る?このくっつけるってとこ」ってふと。
なくても素材がコットンのため、キューッとしてるから、輪っかになるんです。
ないほうが遊ぶのに自由度が増えるんじゃない?と思って、思い切って、くっつける機能をやめました。
この両端があるタイプの輪っかのにぎにぎは、スナップボタンで止めるタイプはネットで見たことあります。
でもまるまる両橋がフリーなのは、ないんじゃないかなあ。でも広い世界、あるかもだけど、とりあえず私考案。
名前は「輪っかにぎにぎ」
そのうち作り方をYouTubeにあげよう。
めっちゃ簡単なんです。
有名人じゃないので、偉そーにエゴサなんてしてもしょうがないんですが、ふと、昨日何かのきっかけで、amazonで前自分の出した本のところへアクセスしたんです。
出版社は倒産してるし、廃版だし、興味があるわけではなく、なんかのタイミングで。
前はよくレビューを見てました。出た当初は、ネットで知り合ったファンの方が中心に書いてくれてたので、⭐️5。感想も優しいものばかり。もちろん知らない方も書いてくれてたけど、どれも⭐️5。時代的にも布おもちゃを作ろうって方は、あまり刺激的な発言はされず、褒めてくれる。
もう売られてないし、あれからレビューとか評価とか、増えてないだろうなあと思ってたら、中古として販売されてて、レビュー増えてました。
⭐️2があった。「難しくてつくれない」って。
そーです。この布絵本は手間がかかる、今の時代に合わない手芸本なんです。私、そういうタイプの手芸家なんです。だから7年前だっけ、本を出す話も流れた。。。
20年前の作り手さんと、今の作り手さんの教育背景(家庭科内容)も変わったし感性も違うので、感想は違って当たり前なんですよね。
そこをどう私の方で修正してこの仕事を続けていくか。
ってことなんだなあ。