布絵本と布おもちゃの部屋
お正月に「歎異抄」を知りたいと、YouTubeで講座を5つまで聞いて、今はその後の残り5を待っている状態。
まだ、理解してません。他力本願の真意。でもぼんやりなんとなく前と違った認識には至っている、というレベル。
歎異抄を知りたいと思ったひとつの理由は、祖母が信じていた宗教で写経をしていた記憶があって、祖母への懐古の旅に近いです。
うううん、まだ理解できん、と探り探りのうち、いろんな情報が出てくるわけです。
司馬遼太郎が離島に持って行くとしたら歎異抄だとか。なんでだろう、って思って買ったのが古本ですけど、『司馬遼太郎と宗教』週刊朝日MOOK2017年12月10日発行。
そしたらいろんな宗教が登場してくる。そして果敢に「生きること、そして死ぬこと」に挑むお坊さんたちに出会いました。
法然、親鸞、蓮如、空海、道元、覚鑁、諸々。そして宗教を支えてきた人々。
途方もない問いに、生涯をかけて命懸けて向かい合ったお坊さんたち、っていうか哲学者。
それがいいか悪いか形式化されて、今の宗教の元になったりするんですけど、その元になった人たちの壮絶なる人生に背筋が伸びる。
だからと言って、お念仏を唱えるという信心は持ち合わせないまま、祖母はどこまで信じていたのだろう、と考える。
苦労した人だと聞きました。優しい人だったとも聞いてます。
私は無意識のうちに自分の利き手に合わせた布絵本になっている、らしいです。
生徒さんからの指摘で気がつきました。
例えばクマパペットに持たせる歯ブラシ。手に持つことができるように、歯ブラシの裏にマジックテープをつけるんですけど、その位置が左手に持たせるように作ってしまう。
全く無意識なんですけど。
今の時代、どっちに持しても大丈夫、だとは思うけど、マジョリティに合わせた方が無難。
でも大谷翔平のように左利きにも配慮すると、カッコいい。
ということで、今回泥棒のビールは右2人、左1人という大谷形式を取り入れてみました。
泥棒、左から「トンマ・ボス・気弱」
あ、トンマが左利きだったんだった!(私の勝手な設定)
日々いろんな人に励まされているんですけど、昨日は画家の須田剋太。
司馬遼太郎の『街道を行く』の挿絵を描いていた方。
60歳くらいから、その仕事を始められたということでした。
絵の迫力もそうだし、須田さんの佇まいもそうだし、全てに圧倒されたて、背筋が伸びた感じ。
亡くなられてもう三十年。最近故人によく励まされる。
YouTubeの動画を撮るのは本当に時間がかかって、作りたいのはやまやまなんですけど、ここ3ヶ月くらい作ってません。
YouTubeはコメントとかつくとお知らせメールが来るので安心して放っておいたんだけど、どうもその機能がうまく動いてなかった、らしいことが発覚。
昨日自分のYouTubeのコンテンツを見てたら、読んでないコメントがついてる!
それも3つ。
やってしまった。お返事を書かずに1ヶ月は過ぎてる。
ひとつは「組み立て布絵本」に。大人が見てても楽しい。きっと孫も喜ぶと思う。早く完成させて孫に遊ばせたい、という嬉しいコメント。
そしておとといは「輪っかにぎにぎに」に、カラフルな色合いで子どもも喜ぶと思います、挑戦したいと思います、という嬉しいコメント。
今年も頑張って作り方動画、どんどん出すぞ!という気持ちになりました。
「組み立て布絵本」一番人気の動画なんです。回転回数は2万五千くらいで、300くらい👍が付いてます。
作り方は載せてないけど、見たらいろいろ工夫の幅が広がる布絵本なのかも。