布絵本と布おもちゃの部屋
私はお人形を作るは得意じゃありません。
ネンネちゃん人形とリサリサ人形という着せ替えを作ったくらい。
どちらの人形も好評で、ネンネちゃんはキット販売No.1だし、着せ替え人形は結構教室内で人気で、お孫さんもとても可愛がってくれてるというお話をよく聞きます。
ちなみに着せ替え人形はネットのキット販売はしてません。
というのも首の座りが悪い。グラグラする。私としては不安材料満載の作品なんです。
なのになのに、それを作られた生徒さんが、「丸っこい顔の人形、作りたいんです。」と強く強くご要望されてます。
「あ、私、人形得意じゃないんですよねえ。っていうか、苦手なんですよねえ」と何度も訴えてるんですけど、
「どんなのでもいいんです、せんせ」
そして「夫もお人形はいいねえって言ってるですよ」
そして「孫もね、人形が大好きなんですよ」
もうこうなったら引き受けるしかないっしょ。ということで昨日から取り組んでます。
7月4日の講習である程度形になっていなければ。
ということで、お顔作りました。
問題は体にがっちりはめ込まなくては。
でもなんとかできそう。
生徒さんの思い描いたお人形の顔に近いと思います、この子。
日本のアール・ブリュット45人の展示会に行ってきました。
滋賀県美開館40周年記念の企画です。
息子がアール・ブリュットに強い学芸員の関係で、アール・ブリュット作家さんの作品はかなり見てきてるので、今回はオールスターが集まったという感じで、実に見応えがありました。
まさに、つくる冒険。
個々の作家さんのつくる過程にさまざま歴史や環境やストーリーがあって、とてもおもろかった。
うなったし、泣きそうになったし、心が踊ったし、ちょっと笑っちゃったし、その連続でした。
「も」を描き続ける作家、拾ったものだけで作る作家、昔見た映画のポスターの記憶だけでポスターを描きあげる作家。
志村けんが大好きで志村けんを描き続けてた作家さんが、会った途端に描かなくなったという話。
言葉を持たない少女が、手話を獲得した途端、絵を書かなくなった話。
「つくる冒険」たくさんの人に見て欲しいなあって思うんだけど、今日までなんですよね。
また会いたいなあ。この絵たちに。
教室の中でもなんでもいいです系生徒さんと、こうじゃないと嫌系生徒さんがいらっしゃって、どちら系も私にとっては勉強になります。
なんでもいい系の方はこちらの自由にさせてもらえるし、こうして欲しい系のリクエストからは新しいものが生まれたりします。
お一人めちゃくちゃご要望の強い方がいらっしゃって、この方から掛け算布絵本が生まれたりしてるので大切な方ではあるんですが、今回はかなり個人的なリクエストで、
これは他では使えんわ、って感じなんですけど、頑張ってリクエストに応じました。
万年カレンダーの12ヶ月の季節のものを6つ変えてご自身の思い出のものを入れて欲しいというリクエストなんです。
まず「ひこにゃん」これは著作が引っかかるので今回だけ特別に。販売はNG。
あとはまあ、一六タルトと坊っちゃん団子、松山城、琵琶湖と船、呉の鯨潜水艦、千福と一升瓶、
そして極め付けが「私と彼」!!!
もうしょうがないのでお連れ合いの方のお写真貸してもらってデザインしました。
意外にお顔の作りがアップリケにしやすかった、かも。
10年以上通ってくださっている大切な生徒さんなんです。ちょっとしたわがままも可愛かったりします、って私より年上の方だけど。
見たこともない文字のお問い合わせメールが届きまして、
DEPPLで訳してもらったらロシア語で「価格が知りたい」っていう内容でした。
おお、ロシアから!と嬉しくなって、私はキット販売しかしてないんですけど、この際希望の商品を作っちゃおうかな、
ロシアの方だったら「大きなかぶ」だったりして、とかいろいろ想像してたんです。
良い一日をお過ごしください!」
だって。