布絵本と布おもちゃの部屋
11月の0歳児さんの保育士さん講習の内容が決定。
2つサンプルを送ったんですけど、「こっちだったらいいなあ」と思った方になりました。「かわいくっていいおもちゃですね」って褒めてもらった。
余布のコットンで簡単に作れるにぎにぎです。
双子の孫が赤ちゃんの時、とてもよく遊んだおもちゃ。中に鈴が入ってます。
にぎにぎなんだけど、完全な「輪」じゃなくて、丸の両端はくっついてません。なので、「リストバンドトイ」的に赤ちゃんの腕に腕につけることもできます。
たくさん作って繋げることもできるし、年齢を重ねても遊べる楽しいおもちゃだと思います。
双子の時は、両端にマジックテープをつけて、くっつくようにしたんですけど、ここが結構作る時難関。
あまり手芸がお得意ではない方に、1時間半以内の講習で、このマジックテープ付けが不安。と思った時、「要る?このくっつけるってとこ」ってふと。
なくても素材がコットンのため、キューッとしてるから、輪っかになるんです。
ないほうが遊ぶのに自由度が増えるんじゃない?と思って、思い切って、くっつける機能をやめました。
この両端があるタイプの輪っかのにぎにぎは、スナップボタンで止めるタイプはネットで見たことあります。
でもまるまる両橋がフリーなのは、ないんじゃないかなあ。でも広い世界、あるかもだけど、とりあえず私考案。
名前は「輪っかにぎにぎ」
そのうち作り方をYouTubeにあげよう。
めっちゃ簡単なんです。
今日地元は市議選投票日です。
「やっと静かになる」というのが正直なところ。不謹慎だけど。
市議選は狭い地域に多くの立候補者が出るので、選挙カーのスピーカーの音がかち合うことが何度もあります。
頑張りを見せるのが投票数を比例すると思っているのか、8時ギリギリまで候補者さんたちは名前を連呼する。
その間、会話も止まるし、テレビの音も聞こえない。
「ただ名前を連呼されてもなあ、清き一票をって言われてもなあ。」
実際このやり方は、投票数に影響しているんだろうか。と、今回特に思いました。
お一人(いや、他にもいらしたかも)全然車を使わず、徒歩で活動していた立候補者の方がいました。
2回も歩いている方と向かい合って話しているところを見たんです。
手を振りたくなった。振らなかったけど、心の中では振った。「頑張れー。私はあなたをちゃんと見てる」って。
もちろん政策も読んだ。
今までの当たり前だったやり方に疑問を持って「それって本当に意味がある?」って改めて選挙活動、考えてほしいなあ、候補者さんたち。
ああ、最後にこんなこと言ってた方がいた。
「ありがとうございます!皆さんの応援の声に励まされております!」
もしかしてご自身が励まされたいから、選挙カーで叫び続けてるのか?
そういえば、私が小学校のとき、市議選の車の中の立候補者さんがスターのように見えて、手を振った気がする。
今、私たちの年代は親の老いと向かい合ってる人が多いです。
親友5人組は、大学時代の友達で、一番遠いところでウガンダ、近くても京都、後北海道四国と離れ離れになっているけれど、嬉しい時大変な時、LINEで助けてくれるんですけど、そんな5人組の最近の抱えているテーマは、やはり親の老い。
昨日も90歳こえるお義父さんの、病院での混乱に頭を抱えている友からのLINE。
頑張れって思うと同時に、つくづく老いていくのは大変だと実感するこの頃で、食卓でもそんな話題をしていると
「オイルショックだね。みうらじゅんが言ってた」と家人が。
おお、オイルショックかあ!
と、すぐさまLINEに書くと、普段超多忙でなかなかLINE返信ができない友がすぐさまスタンプで反応。
オイルショック!
ただ単なる老いるショックっていうだけの言葉なのに、私もこの「オイルショック」に妙に納得し、心が前向きになったのはなぜだろう!?
家人曰く
「ユーモアーじゃない?」
そっか、ポイントはここかも!
私の敬愛なるカート・ヴォネガットもそう言ってる!
「唯一わたしがやりたかったのは、人々に笑いという救いを与えることだ。
ユーモアには人の心を楽にする力がある。
アスピリンのようなものだ・
100年後、人類がまだ笑っていたとしたらわたしはきっと嬉しいと思う。」
国のない男(カート・ヴォネガット 金原瑞人訳)より
11月に0歳児さんの保育士さんたちの講習をするサンプルを作ってました。9月末までにお約束をしていたので、コロナで寝込むと思わなかったので、ギリギリ。
内容は「輪っかにぎにぎ」と伝えてあったので、大体の構想はできてたので、あとは、保育士さんが作りたいなあと思う雰囲気を出すため見た目「可愛い」って感じに仕上げないと。
丸く2回縫ってワタを入れて絞る、という単純な作業なのですぐできるはず。そう、実際の作業は全然大変じゃなかったんです。
でも2日の時間を使ってしまった。
どこに?
輪っかの大きさです。外円と内円の大きさの対比で、赤ちゃんの握る感覚と、あと、鈴が入る幅とか。
作っては、「あ、思ったより小さい」とか、「鈴が入らない!」とか。
素材によっても違ってきます。コットンはキチキチ。パイルはのびのび。
赤ちゃんのおもちゃの理想は、柔らかい素材のパイル地がいい。んだけど、手芸初心者の方はこの素材かなり手強い。
伸びるし、端がくるまるし、イライラします。
でもいかにも、って感じのにぎにぎなので、2パターン作って発送しました。
ここの講習の一番辛いのは、時間が1時間半以内ってことです。その時間内に仕事から疲れていらっしゃった保育士さんたちがリフレッシュできて楽しめる講習にするため、
たくさんお手伝いしていきます。
布をカットして、印をつけて、「さあ、縫って❤️」ってとこまで用意します。
6月のタオルボールはほとんどの方が時間内に作られて、園に持って行かれて活躍してるというお話を聞きました。
11月の0歳児さんの講習も、上手くいきますように!