布絵本と布おもちゃの部屋
初コロナ感染です。
絵に描いたように東京のイベントに参加して2日後に発症。覚悟はしていたけど、本当にかかるとは。
朝、喉が痛いことに気がつき、まさかなと思っていたら午後から発熱。お、コロナかも、と唾液で調べるタイプの検査キットで調べると陰性。一応ほっとはするけど、まだ油断はできない。ただの疲れであってほしいなあ。
で次に日も熱は下がらず、朝いち検査キットで調べると再び陰性。これで結構安心してしまった。
ベットで横になっていたけれど、あまりに高熱が続くからビビってしまって、「これはインフルかも。インフルだったら48時間以内に薬飲まないと効果ないんだよな」と思って、病院嫌いの私が、ワクチン接種以外は10年ぶりくらいに病院に助けを求めた!
コロナでした!
「え?コロナ?2回検査したんですよね。」というと、「唾液タイプですか?あれね、30%くらいの確率なんですよ。」
あれのせいで、かなり私油断しました。まあ、インフルの可能性もあるからマスクとかはしたけど。そんなに的中率が低かったら、やらない方が安全かも。
で、コロナ。高熱が4日続きました。大変だった。やっと熱も下がり動けるようになりました。
けれど今日も一応隔離生活。久しぶりにベランダに出ると、いつの間にか秋の風景になってました。
有名人じゃないので、偉そーにエゴサなんてしてもしょうがないんですが、ふと、昨日何かのきっかけで、amazonで前自分の出した本のところへアクセスしたんです。
出版社は倒産してるし、廃版だし、興味があるわけではなく、なんかのタイミングで。
前はよくレビューを見てました。出た当初は、ネットで知り合ったファンの方が中心に書いてくれてたので、⭐️5。感想も優しいものばかり。もちろん知らない方も書いてくれてたけど、どれも⭐️5。時代的にも布おもちゃを作ろうって方は、あまり刺激的な発言はされず、褒めてくれる。
もう売られてないし、あれからレビューとか評価とか、増えてないだろうなあと思ってたら、中古として販売されてて、レビュー増えてました。
⭐️2があった。「難しくてつくれない」って。
そーです。この布絵本は手間がかかる、今の時代に合わない手芸本なんです。私、そういうタイプの手芸家なんです。だから7年前だっけ、本を出す話も流れた。。。
20年前の作り手さんと、今の作り手さんの教育背景(家庭科内容)も変わったし感性も違うので、感想は違って当たり前なんですよね。
そこをどう私の方で修正してこの仕事を続けていくか。
ってことなんだなあ。
終わりましたー!
6月に決定して、3ヶ月、合間に準備して参加したminneハンドメイドマーケット@東京ビックサイト。
一言で言えば、ハンドメイドマーケットの参加はこれでお終いかな。
悪かったとかではなく、私の作品とマッチングがよくないんじゃないか、というのが総合的な感想です。
作品に興味は持ってもらえたし、お子さんは本当によく作品で遊んでくれて自信が持てたし、全然売れなかったわけでもないけど、
自分で考えて準備したことがことどとく外れたって感じです。
じゃあ、それに合わせて次を考えればいいんじゃないか、と言えば、それもちょっと違って、販売のために作るのは私の分野ではないし、時間も労力もなかったりします。
簡単に言えば、ハンドメイドマーケットにくる方の値段の相場に合わなかったということと、完成品は欲しいけど、一から作るキットには興味がないということです。
その間で苦労した。
だから最後は、お子さんが売ってる商品で遊び始めたけれど、もう自由に遊ばせてあげました。もう商品としてはダメなので、お隣のブースの方に「それでもいい?」ってプレゼントして帰りました。
今回完成品として出した他のものも、一部を除いて(ベビーちゃんのは無事)お子さんたちが遊んじゃって使用感が出たので、売ることはできません。なので、もう完成品をこういう場で売ることは終わりにしよう、あ、ついでにキットも無理なので終わりにしよう、と思ったら、ハンマケ自体、もう参加は難しいかなあという結論なのです。
でもでも、楽しかったですよー。
こういうところのいいところは、全国のクリエーターさんたちが集まるので、素敵なお友達ができるってことです。クリエーターさんのお手伝いでこられたお母様が保育士さんで、私の熱烈なるファンになってくれたし。それにお子さんが遊んでくれたのも嬉しかったし。
参加すればそれなりに収穫はある、うん、だから最後と言わず参加すればいいんですけど、参加の日数より準備にとらわれて他のことができなくなる、そこが一番問題なので、これで終わりにしようって思ってるんです。今はね。
それに、なんだろう。あれだけキラキラしてたビックサイトが、今回前より小さく感じた。まるで幼稚園を卒業して、しばらくして行ってみると、こんなに小さかったっけ?っていう感覚と少し似てたんです。
minneさんのハンマケ、レベル高いです。どの作品も素晴らしい。可愛い。そんな中で肩を並べれてるのも嬉しい。
ビックサイズの「大きなかぶ」に立ち寄ってくれて、カンドーしてくれて、ドクターセットの遊びにまたまたカンドーしてくれて、カタコトの日本語の方も何人かいらっしゃったし、とてもいい時間が過ごせたと思います。
で、売れたか?というとそれがどうも比例していない。隣のブースの方が「すごい反響ですね」っていってくださったけれど、だからと言って買ってくださった方は一部。その原因は、私が用意したものの半分以上がキットだからなんです。ハンマケに来てくださってる方は、基本、完成品を買いたい。作れないから買いたい。で、何点か完成品は持って言ってるんですけど、私の希望価格では売れない。
手頃な値段の人気商品は完売しました。
そっか、ここかあ。この辺りの値段でのどこにもない完成品が購買意欲をそそるんだなあ。
色々勉強になった。ネット販売は、手作りが好きな方が探してアクセスしてくださるから、こんな厄介な作品を作ってくれるんだ!って感じで、ハンマケも大丈夫だと思ってたけれど、それはどうも違ったなあ。
でも、楽しいです。隣の方もすごくいい方。オリジナルの節句などのお子さんのお洋服を作ってらっしゃる。ハンマケ初参加。だそうです。はつらつとして、とっても可愛いクリエーターさん。真っ白のノースリーブが似合う!
ラスト30分前、お客さんが引いた時少年が隅に置いておいたロボホンに気が付いたので、中央に持って行きました。もうみんな釘付け。少年が「明日も来るけど、いる?」っていうので、「ロボホンはラスト30分からね。作品が霞んじゃうから」と答えておいた。で、写真のロボホンに驚いてくれてるのが隣のブースのクリエーターさん。
さー、今日も一日頑張るぞーーーーー。
午後3時の新幹線に乗り、静岡あたりで左側の窓をずっと見ていたけれど富士山は雲で見えず、小田原あたりでゲリラ豪雨の心配をしながらも無事品川に到着。何度か来てるので、その後の電車の乗り換えは難なく過ごし、6時前にホテルに到着。
前も泊まったことがあるホテルで期待をするほどではなかったんだけど、なんか今回はとても気分がいいんです。窓の前に広がる駅の風景が、おお、やってきたなあ、再びこの場所へ、って感じ。
初めてビックサイトでイベントに参加したのは20年前。振り返るとずいぶん気負ってたなあって思います。なにしろ東京ですからね。関西の人間からすると(いや、出身は山口だけど)アウエイ感が半端ないんです。
で、今回は不安は不安だけど、東京だからっていう不安じゃなく、フツーの「お客さん来るかなあ。うまくいくかなあ」っていうイベント参加への不安。
まあ、歳をとったってことかなあ、と苦笑い。
それより何より、昨日は実によく眠れた。ホテルでこんなに寝れたのは珍しい。
20年経っても挑戦し続けてる自分は、偉いなあーと自分を褒めて、さあ、ビックサイトに出発だー!