布絵本と布おもちゃの部屋
昨日は山口の母のところへ行ってきました。
前回一緒にアルバムを見てると、母がとても楽しそうで会話がはずんたので今回もアルバムを見ながらおしゃべり。
母が忘れてることは私が母から聞いていた記憶を頼りに補充。
「あんた、よく知ってるねえ」と母が感心すると「母さんから教えてもらったからね」と答える私。
すると「ああ、そおなん。私はすっかり忘れてるわ」
「私がしっかり覚えてるから、安心して忘れて大丈夫よ」というと、母が声を上げて笑う、そんな時間でした。
母の幼少期の写真を一緒に眺めてると、タイムスリップしたような気持ちになります。
セピア色の昔の日本の人たちは、いろんなことを語りかけてくれる。
時々写真をiPadで写メして持って帰ったりします。
これ、母の学芸会の時の写真。
韓ドラに相変わらずハマっていて、この間まで観ていたのが「怪物」
ダークなサスペンスなので好みは分かれると思いますが、2回も観ました。
犯人がわからない前と分かった後と、俳優さんの表情が2度楽しめる。あー、あの表情はそういうことか、って感じで。
2度観てると、セリフもしみじみ染み入る。
その中で好きだったのが、よく主役の男性俳優さんが言ってた「よく食べて、よく寝て、よく出して、人を傷つけない生き方が一番尊いんだ」みたいなことを、お母さんが言ってたようなセリフ。
当たり前のようなセリフなんですけど、最近の私のベースなんです。
よく出して、ってよくないですか?
人に迷惑をかけないんじゃなくて、人を傷つけない、ここも好き。
最近は2人のおばあちゃんの写真によく話しかけます。
大変な時代を生き抜いた2人の先輩たち。
田舎で一人暮らしていた時間が二人とも20年くらいあったんじゃないかなあ。
もっと色々話したらよかったなあ。
全然カンケーないんですけど、ふと部屋を見渡すとこの子たちが見えて、なんか可愛かったのでのっけてみました。