日記

2024-11-12 08:29:00

北原白秋が触ってたかも

翻訳家の金原瑞人さんのHPで、本の奥付けの印章の話が出ていました。

http://blog.kanehara.jp/?day=20241110

昔の本には著者の印鑑が奥付けに貼ってあったということなんですね。

これは検印、つまり著者が発行の承認、発行部数の検査のために押していた印だそうです。

私も昔の本あるわ、と探し出したのが北原白秋の詩集『わすれなぐさ』

これは、私の祖母の本、多分。

祖母が亡くなって30年くらい後、祖母の家を整理した時に出てきた本なんです。

表紙は多分布で覆われてたみたいだけど、もうボロボロでカバーをかけてます。

でもちゃんと読めるし、後ろには祖母の字で(多分)鉛筆で書かれた俳句もある、私の宝物の一つです。

その本の後ろをめるってみると

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ありましたありました。

北原白秋の印章。

金原さんのブログでは、「『嵐が丘』が売れて売れて、翻訳家の方が検印を押す腕が痛くなりましたと言っていた」と書いてありました。

直接翻訳家や著者が押すってこと!?

ということは、もしかしたらこのハンコ、北原白秋が押した可能性もあるってこと!?

おおおお、ロマンだ。

祖母の持っていた『わすれなぐさ』は大正13年に出版された第7版。

今はこの本は再販されてないんですけど、当時は人気があったんだろうなあ。

祖母は25歳くらいだったのかな、

ちょっと恋の詩なんかあったりするんです。

祖母はロマンチストだったんだなあ。

戦争で伴侶(つまり私のおじいちゃん)を亡くして、生きるためにとても厳しい人だったと母から散々聞かされてきたけれど、本当は夢見る女性だったんだろうなあ。

本の上部の側面がうっすら金色に光っていて、天金加工されていた本だと思います。

布製の表紙に天金加工の北原白秋の詩集を、

久しぶりに祖母を思いながら読む、秋の深い夜。

2024-11-10 08:30:00

滋賀はすごいわ

山口県生まれです。

その後京都で学生時代、初就職は京都伏見、その後三重、広島あたりをうろうろして滋賀に落ち着きました。

最近ビクミンブルーム(万歩計アプリ)のおかげで歩き回ってるんですが、昨日は10000歩歩こうという月一のイベントがあって、それに釣られて隣の駅の大型スーパーまで歩くことにしました。

途中、弥生時代の集落の遺跡「伊勢遺跡」があるのでそこによって、栗東の平和堂に行き、帰りは道を変えて、旧中山道を歩けば10000万歩は稼げる、という計画。

天気がいいし、ピクミンブルームのおかげで地図も少し読めるようになったし、気持ちのいい11月秋の散歩。

伊勢遺跡に到着。

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ピクミンブルームのポイントとなるビックフラワーを求めてアプリをタップすると、その場所の説明が出るんです。

初めは必死になってピックフラワーのエキスを指でスライドさせてもらってたんですけど、そのうちその場所の由来とかが楽しくなってきました。

そう考えると、なんかいっぱいお寺とか神社とか通ったなあ、滋賀って生活の中で至る所にさりげに存在するんですよねえ。

帰り道はそういうところに注目して歩いてみました。

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ここは栗東で「綣 へそ」という地名。

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名前は知ってたんですけど、なんか街の中心だからかなっていう程度の認識。

しかし!読んでみると、糸へんに巻く!

布に関係してるんですねえ。

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お、芭蕉の句碑。

その角を曲がると、大きな神社の大宝神社。

ここよく通ってたのに、中に入るのは初めて。

大木がたくさん聳えてて、実に気持ちのいい空間。パワースポットとか信じる気持ちがわかる気がする。

七五三にお参りに来てた着物を着た女の子が砂利石を楽しそうに歩いてる風景もいいんだなあ。

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滋賀は馬のトレセンがあるんですよね。

そして滋賀は飛び出し坊やでも有名。

で、こんな看板も。

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昨日もたくさん歩きました。

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2024-11-01 09:10:00

iPadでよかった、逆に

携帯電話を持ってません。

代わりにiPad miniを持ち歩いてます。

大概のことはiPad miniでできるんですけど、一番痛いのが電話番号がないことによって、紐付けができないこと。

なので、ほとんどのPayの契約ができません。

昨日も念願のファミマに行くと店頭でアプリ登録を勧められました。

「iPadはできませんでした。電話番号ないので」というと、店員さんは申し訳なさなお顔をされて、

他のお客さんへターゲットを変えられました。

ピクミンばかの私は、昨日もピクミンを連れて(アプリの画面を開けて)歩いていたんですけど、光の加減でちょっと画面が見にくい時があるんですよね。

で、設定を開けて「画面表示の明るさ」をタップし調整してたら、油断して暗い方にスライドを一挙に寄せてしまったんです。

「おおおおお。画面が真っ暗になった!!!

見えないやん、全然。

もう花のエキスを探してる場合じゃない、、、」

 

ファミマにまだ到着する前のことです。

これが全て紐付けできる携帯だったら、財布持っていかなかったかも。

持っていってもあまりお金を入れてなかったかも。

LINE以外はiPad ProやiMacと共有しているので、iPad miniが故障しても最悪の事態は免れる。

多分帰ってググったら解決の方法はあるだろうし。

と、混乱しながらも無事ファミマでピクミンの対象商品を買ってマスキングテープをゲット。

帰り道、iPad miniが起動できないってことはピクミンのアプリも動かせないから、タクシーで帰りたい衝動を抑え帰宅。

急いでiPad miniを出してみると!

家の中では画面が見えるくらいの暗さじゃないですか!

そりゃあそうですよね、真っ暗になるような設定をするはずがないけど、外の明るさでは見えなかった、、、

でも今日はちょっとした不便さに救われた散歩時間でした。

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2024-10-31 08:54:00

任天堂さんはやっぱりすごい

デジタルゲームはほぼ無縁の人生です。

過去ハマったのがソリティア、これはやばいと思ってパソコンから消去しました。

後、泡を打つパズルポブル。

それが、ピグミンブルームを知ってから、ピグミンばかになっちゃって、どこまでも歩いてしまう。

昨日もファミマがピグミンとのコラボ商品を出してると、ユーチューバーに教えてもらって(ゲーム戦略YouTubeを見るのも初めて)

対象ファミマが結構遠い場所にあったんですけど、歩いていってしまった。

時間にそれほど余裕があるわけじゃけど、晴れてるしなあ。

ピクミンのお菓子、ハロウィンに双子にあげよう、特定お菓子を買うとマスキングテープもらえるし。

と、コンビニなのに不便な距離だけど、歩いて30分かけてファミマへ到着。

しかし、、、店内改装中でした。

「明日(つまり今日)7時開店です」

かなり落胆して店を後にして、まあ、隣にはショッピングモールがあるし、そこで夜ご飯のお刺身を買うというのも目的だったので気を持ち直して平和堂さんへ。

しかし、、、ここも店内改装中でした。

「ああ、ここからまた家まで30分かけて帰らなくては」とため息をつきながら、「ああ、タクシー乗っちゃいたいわ」と軽く誘惑に駆られながら、

「でも、まあ歩けばピクミン育つし、コインもらえるし、コイン貯めたらクリスマスにサンタの衣装ゲットできるし」と気を取り直して帰路へ。

昔住んでいた場所も久しぶり通ると、よく息子の自転車をなおしてくれてた自転車屋さんがあり、「あの時の修理をしてくれたおじいさん、まだいらっしゃるかなあ」と遠目に伺うと、いらっしゃった!

多分80代だなあ、すごいなあ、現役だわ。

感動しながら歩き続けてると、息子が通ってた体操教室の先生とすれ違いました。

「⚪︎⚪︎先生やん。老けはったなあ。まあお互い様やけど」

そして、駅の近くのスーパーで味噌漬けのシャケを買って、散歩は終了。

ピクミンがいなかったら、歩いてないなあ。

この外への連れ出し方が絶妙にうまいんだよなあ。

任天堂って、花札から誕生して、バッティングマシーンとか作って、とにかく遊びに軸をおいた会社だよなあ。

 

今日も30分かけて、ファミマに行くぞ。

↓改装中の例のファミマと歩いた歩数と仮想空間で植えた花の数。

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2024-10-30 08:58:00

40年もそばにあったことがすでに「お守り」に近い存在

高校生の時、福祉を学ぶことを決めていた私は障害者問題総合雑誌『そよ風のように街に出よう』を購読していました。

その雑誌の文通欄に応募して、住所と名前を載せてもらったこともあります。

今では考えられないけど、それが全然オッケーな時代でした。

そこで出会った方は、近くにお住まいの私より10歳くらい年上の女性の方。詩人で、カリエスを患ってらっしゃいました。

その方とは私が山口を離れるまで、何度かお会いしておしゃべりしたことを覚えてます。

最後にお会いした時、出版された本と小瓶に入ったセロファンで作られた折り鶴をくださいました。

小さな小さな瓶の中に10羽丁寧に折られた鶴。

その後9回の引っ越しをし、いろんなものを片付けたり失ったりしていたのに、この小さな折り鶴の瓶はずっと私のそばにいたんです。

昨日、双子がちょっと空き箱の取り合いで揉めてまして、何か彼が喜ぶものはないかなあと部屋を物色していた時、その小瓶が目に入りました。

小さな折り鶴、これは双子はきっと喜ぶな。

これをお裾分けしよう。

双子には「大事に40年持っていたもので折った方は病気で亡くなられたの。大切に持っていてね」と言って、家にあったプラスチックの小瓶に入れてプレゼントしました。

彼らには、赤を2つ透明を1つづつ、私の瓶には赤が2つ透明が2つ残りました。

後から、折り鶴の意味とか言えばよかったかな、と思っていたら、ママからLINEで

「1人の子が誰もいないところで『みんなが平和になって、遊ぶこともできて、元気になってください』とお祈りしながら大事な物入れに入れてました。

お守りのビンって呼んでます」

と教えてくれました。

おお、伝わってるやん、平和なんて言ってないのに、汲み取ってるわ、、、

3等分された小さな折り鶴、きっと馬越さんもお空から嬉しそうに眺めてくれてるんじゃないかしら。

そう思いながら、いただいた詩集を久しぶりに広げました。

あの時お会いした馬越さんの年齢を大きく超えてしまった私。

元気に頑張ってますよ!

 

「秋の深い夜に」

 

秋の夜は あまりに深いので

のぞいてみると 底の方に小さく

ぽつんと坐るわたくしが居る

  のぞくのなら声をかけて下さい

  と言う

  しばらく話していって・・・

  と言う

  ここに一緒に坐って?

  と言う

そしてかすかに光るのである

 

生きている命を光らせて

秋の深い夜の底で

小さなわたくしが

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