布絵本と布おもちゃの部屋
インスタのXっぽい(旧ツイッター)的なアプリ、threadのアカウントは一応持ってます。
インスタと連動してるので登録も簡単だし、Twitterを使いこなせなかった分ちょっとやってみようかなって思って入れてみたのがthreadが始まった時だから、結構前から入れてます。
入れてみて驚いた。
フォローもしてないのに、洪水のように流れる個人の呟き。
ちょっと読んでみたら、情報というより心の中の想いや気持ちが中心。
アルゴリズムによって選ばれた呟きが流れていると思うんですけど、重い。
時々、今の若い方はどんなことを思っているのかな、って読んでみたりするんですけど、短い文での呟きは結構ストレートで対立も生まれやすくて辛くなって、すぐにギブ。
あー、私には合わないアプリだな、とiPadから削除。
だけどインスタを使ってるので、threadにフォローやアクションがあると連絡が来るのでまた入れて、のぞいてみる。
で、やっぱり無理だーとアプリを削除してしまう、という連続、、、
昨日は、4月から始める視覚障害の方の講習のご縁でご案内を受けた京都視覚障害者の文化祭典に行ってきました。
学生時代京都で福祉を学んでいたので、視覚障害者の方の施設ライトハウスは知っていたけれど、行くのは初めて。
地下で今年度の作品を展示してあるということで見学に。
私が来年度講師をさせてもらう手芸教室の今年度の作品はこの貼り絵や巾着など。
2時間で完成ということで、前の先生はほとんどカットして、貼り付けるだけという作業だったようです。
編み物は地域で継続して作られた作品。
洋服は、ここライトハウスの教室でミシンを使って作られた作品。
ちょうど作られた方がいらっしゃったのでお話をすると、工夫したところとかいきいきと語ってくださるんです。
その後ランチに美味しいカレーをいただき、お茶の手ほどきを。
視覚障害の方がお茶を入れてくださいました。
隣でお茶をいただいてらした男性の方の支援員の方が、「お菓子の上に赤の梅と白の梅がのってますよ。春らしいお菓子ですね」と話しかけていらっしゃるのを聞きながら、私も一緒に春を感じながらいただいたお抹茶。
午後の演奏までちょっと時間があったので、金閣寺へ。
途中大文字の山も。
実の京都らしい。
学生時代このあたりをよく自転車で走っていたので懐かしいなあ、と思いながら、でも歩くと自転車よりもっといろんな気づきがあるもので、高校生の時母がこの辺りに入院したことがあって、その病院が重度の障害を抱えているお子さんの施設を併用していて、そこに遊びにいかせてもらったことがありました。
その時の経験が私を京都の大学で福祉を学ぶきっかけになったわけですけど、そこはクリスチャン系の病院でお世話になった方がシスターテレサという方で、一泊しして朝ミサに出たような記憶があるんです。
その時の風景がかなりぼんやりしてて、どこまで現実だったかなあと思っていたら、見つけました。
ここだわ。
懐かしさで涙が出ちゃいました。
シスターテレサ、その時マザーテレサの映画も見せてもらったような。
しばらく文通していたけれど、大学に入ったときは遠くに引っ越されてました。
そんな懐かしい気持ちを抱えて、再びライトハウスへ。
ご案内いただいた方の合唱を聴きに4階ホールへ。
男女混合合唱で、童謡が中心だったんですけど、めちゃくちゃ素晴らしかった!
どうも日本の大会で3位になられた実力。
ちっともそんなことおっしゃらないから、びっくりしました。
一日、視覚障害の方の世界、そして文化の力を実感して、4月からどんな講習にしようかとワクワクしながら京都駅に向かい、締めは京都駅の中の小川コーヒーで美味しいコーヒー(ラズベリークリームカフェチョコラータ!!!)をいただき、満足の1日。
昨日は19769歩歩きました!
眠れない夜よくyoutubeを流すんですけど、昨日見たドキュメンタリーには勇気づけられました。
両親は覚醒剤中毒で生まれた時から乳児院、養護施設で育った小児マヒの青年がマイクの前で堂々とお話ししている動画。
とても理路整然と自分の過去とこれからの活動を静かに熱く語っている様子を見て、これだけの環境で生きてきたのに将来に夢を真っ直ぐ語れることにちょっと驚いたんです。
その答えは彼を支えたいろんな方々にありました。
週末里親さん(養護施設や乳児院で生活している子どもを週末や長期休暇に家庭に向かい入れ、社会体験や家庭生活を体験させるボランティアさん)がいなかったら、確実に両親と同じ道を進んでた、とその青年は断言してました。
いろんなことを抱えている子どもたちも、こうやってたくさんの人が気にかけて支えていけば幸せな人生を歩めるんだ、と彼を見て思って、安心して眠りについた夜でした。
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