布絵本と布おもちゃの部屋
朝、仕事の前にぼーっとテレビを見てたら、子ども食堂のことをやっていて、いろんな自治体や企業がいろんな形で子どもたちの支援に取り組んでる様子をやってました。
その中の一つがフードリボン。
大人が300円でリボンを買って、それをマグネットボードに貼る、
そこに来た子どもたちがそのリボンを持ってご飯を食べる。
それが子どもの一食分のご飯券になるんです。
誰が援助してくれたか、誰に援助するか、わからないけれど成り立つ助け合い。
こういうシステムを考えた方はすごいなあ。
2000年初めに始まった子ども食堂が、賛同した人たちによっていろんな形に変化していってる。
さ、今日も頑張るぞー。
4月24日には、前の日の視覚障害者の方の講習のことを書いたんです。
その日は午前中に浜大津で講習だったので、朝早く起きてしっかり書いたんです。
いい文章が書けたよなあ、と昨日読み返してみようとHPの日記を見てみたら、
ない、
4月25日の前は23日。
ない、、、
ガーーーーン(古い言い回し)
手芸でつながる のページにも書いてるんですけど、ちょっと時間がたった後に書いた文章で、もうあの熱量では書けないなあ。
4月23日の日記には、「手芸でつながる」を読んでね、って書いておこう。
にわのシャベルが一日ぬれて
雨があがあって くしゃみがひとつ
くもがながれて光がさして
みあげてみれば
ラララ にじがにじが
空にかかって
きみのきみの気分もはれて
きっと明日はいい天気
きっと明日はいい天気
(歌詞 新沢としひこ)
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昨日は講習の準備の途中布の長さを切り間違えて、かなり大損、プラス今日買い出しに行かなくちゃいけなくなったし、その生地があるかも不明だし、という具合にかなり落ち込みまして。
その後双子を預かることになって外に出たら、
虹が!虹が!
大きな虹がくっきり出てて、新沢としひこさんの「にじ」を気がついたら口づさんでいて、
そしたらなぜか泣けてきて。
この歌、琴線に触れるだなあ。
息子が小学一年の時、クレヨンハウス主催のサマーカレッジに親子で参加した時のことを思い出しました。
2泊3日、親子別々に講習を受けて、宿泊も別々。
神奈川であったんですけど、大人の講習の中に絵本作家の長新太さんがいらっしゃったので思い切って参加することにしたんです。
息子は荒井良二さんとか落語家の桂文我さんとから直接教えてもらえる、という夢みたいな講習。
その時夜の大人時間に、新沢さんやトラや帽子店さん(今のケロポンズの増田裕子さんや虹の作曲の中川ひろたかさん)のコンサートがあって、そこで初めて新沢さんの歌を知ったんですけど、その時「にじ」を歌ってらしたんですよね。
部屋が同室だった埼玉在住の方が離婚されたばかりで、新沢さんの歌に救われたっておっしゃってたなあ、とか、お互いその時夢を語り合ったなあ、とかそんな思いもごちゃませになってるのかもしれません。
ずっと子どもと一緒だった生活から、久しぶりに大人だけの時間を過ごした3日間。
その後お互い語った夢の通り、埼玉の方は子ども専門の本屋さんを開き、私はおもちゃの手芸作家として本も出せて、しばらくメールを交わしていたけれど、今はどうしてらっしゃるのかなあ。
サマーカレッジの時の、ありし日の長新太さん(後ろ)と詩人の長田弘さん(右)