布絵本と布おもちゃの部屋
折り紙のように折っただけで、被れる兜が作れる、超簡単講習にするためには、まずは2枚の布を縫い合わせておくという準備が必要です。
表と裏、50cm✖️50cmの布を縫い合わせるだけなので、参加される方にミシンで縫ってもらっていいんですけど、裏側全体を和柄のサテンの生地を使うとすごく高くなるので見えるところだけその布を使うことにしました。
ぶっちゃけ10cm130円するので、最短の長さを購入。超ギリ。
計算して計算して作った、つもりだったんですけど、表に返して実験的に作ってみて唖然。
足りてない、じゃん。
計算間違ってた。布が足りるようにってことばかり頭にあったもんで、焦って間違っちゃった。
ちょっとわかりにくいと思うんですけど、下をめくるところが十分ではないかったんです。
後10cmこの和柄の布を多めに買っておけばよかった。
縫い直しか?と全身脱力感しかなかったんですけど、気を取り直して縫い代をギリギリにして修正。
なんとかできました。
でも時間的にかなりロス。
これからはちょっとだけ余裕を持って買おう。
赤ちゃんのロンパースは布が少ない、です。
だから被れる兜を折り紙みたいに作るわけにはいかない。
実際のロンパースを使うことにして、孫の服を物色。
すでに切り刻まれたNIKEの表側がなんとか使えるな、と型紙を当ててみると、ビンゴ!
さあ、作ろう、と横にドクターエアーのマッサージ機を置き、取り掛かりました。
後の布はどうしようか、と思ってたところ、せっかく作るんなら残しておけるものにしたいと思いついたのが、ひいばあちゃんの織ったとされる布。
これ、たくさんもらてたんです。
で、出し惜しみしてたんですけど、最近少しずつ使ってます。
せっかくならコラボしたらどう?
100年の時を超えて出会った布!
おっちんに被ってもらいました。
簡単に作ってもらうための工夫は、結構難しいです。
今回の「かぶれる兜」
初めは折り紙感覚で作ってもらうので準備も簡単に終わるなって思ってたんですけど作ってみると、布が分厚くて折った後ある程度補助しないと解けてしまう。
どこをかがったら解けないかなあ。
布を薄手にしようかなあ、とかとか、まだ何枚か縫って方法を探さねば。
お一人の方は、赤ちゃんの時に来てたロンパースを元に兜を作りたいっておっしゃってるので、単純な折り紙にするには布が足りない、
となるとまた違う方法を考えないと。
という具合に、何作も何作も作ってみて答えを見つける作業です。
ママのリクエストの答え探しは、大変だけど、
楽しんだなあ。
5月2日のママのための簡単手芸教室、被れる兜のリクエストが来ていて、布を2枚合わせて折り紙を折るみたいにしたらいいよな、じゃあ、布の大きさをどうしようと思って、お子さんの頭の大きさを教えてもらいました。
前作ったのが45cm✖️45cm。
うーん、小さいかなあ。
綿をビニールに入れて教えてもらった大きさにしてみて、かぶせてみました。
うーん、、、
ということで50m✖️50cmで本格的に作ってみることに。
表側の布は、今流行りのくすみ系。
裏は息子が小さい時にいただいた着物の長襦袢。
で、あわじむすびを上に飾って出来上がり。
ビニール頭を入れてみました。
当日この2つの兜をかぶってもらって大きさを選んでもらうのもいいかも。
この子達が生まれたのは、双子が赤ちゃんの頃です。
ママに「おもちゃ作ってあげたいけど、何かリクエストある?」と聞いた時、「ロープが好きみたんなんですよ。何かロープがついたものがいいなあ」ということで生まれたのがこの子達。
名前をどうしようかなと思った時、パパである息子が「くまはひもクック、うさぎはひもルンはどう?」
このおもちゃは本当に双子がめちゃくちゃ遊んでくれたし、プレゼントしたところでもとても評判でキットにしようと思ってたら、中に入れていたチャイムが販売中止になったことで諦めたんです。
というのもぬいぐるみの体の中心にそのチャイムを入れていたので、同じものを作るのがむづかしいかなと思ったんですね。
前の日記にも書いたんですけど、インスタを見た生徒さんが作りたいという希望のもと、再び作ってみました。
ちょっと調整はしたんですけど、作ってみたら
できた!
頭に鈴が入ってます。
両手にこの子達を握って振ってみました。
手足がルンルン踊って、楽しくなるんです。
ひもクック、ひもルン、復活!