布絵本と布おもちゃの部屋
この子達が生まれたのは、双子が赤ちゃんの頃です。
ママに「おもちゃ作ってあげたいけど、何かリクエストある?」と聞いた時、「ロープが好きみたんなんですよ。何かロープがついたものがいいなあ」ということで生まれたのがこの子達。
名前をどうしようかなと思った時、パパである息子が「くまはひもクック、うさぎはひもルンはどう?」
このおもちゃは本当に双子がめちゃくちゃ遊んでくれたし、プレゼントしたところでもとても評判でキットにしようと思ってたら、中に入れていたチャイムが販売中止になったことで諦めたんです。
というのもぬいぐるみの体の中心にそのチャイムを入れていたので、同じものを作るのがむづかしいかなと思ったんですね。
前の日記にも書いたんですけど、インスタを見た生徒さんが作りたいという希望のもと、再び作ってみました。
ちょっと調整はしたんですけど、作ってみたら
できた!
頭に鈴が入ってます。
両手にこの子達を握って振ってみました。
手足がルンルン踊って、楽しくなるんです。
ひもクック、ひもルン、復活!
1回目の定年を60歳とすると、1回目の定年は迎えているわけですよね。
(あ、今年から65歳に引き上げだった)
自由業なので生涯現役でいたいんですが、その時々の節目は感じる。
というのは、十数年関わってきた教材会社さんのキットの提供作品数がここ2年でぐんと減ったんです。
一番扱ってくださった頃は20数点のキットを提供していました。
そしてこんなコーナーにもしてくださってました。
ご縁があって埼玉の教材会社さんに作品を提供させてもらってるんですが、その時担当してくださった方も多分、退職されたんだろうなあ。
その方がいらっしゃる時は、毎年2回ダンボールいっぱいに布やロープなど「作品に生かしてください」と送ってくださってました。
それが去年からなくなり、作品紹介も私のコーナーじゃなく布おもちゃキットの中に6点、並べられた感じでパンフレットに載ってます。
私としては「ああ、来るべき時がきたな」っていう若干ショックではあったけれど、
扱いが終わってもおかしくないのに数は減っても扱ってくださっていることの方に逆に感謝してたりします。
どうしても年齢を重ねると、今の時代の感性とずれてしまうのは仕方ない、それに正面から向き合ってじゃあ、どんな作品を作るか、真摯に取り組みたいと思う今日この頃なのです。
5年前、孫ににぎにぎを作ろうと思った時、ママが教えてくれた「ロープが好き」っていうのを活かしたのがこれ。
これが見事ヒットで、うちの孫も含め、プレゼントしたところでも好評のおもちゃだったんですけど、中に入れていたチャイム(右側のダンボール上のもの)が販売停止になったのでキットにするのを断念したんです。
この円柱のダンボールが体の芯になっていたので、綿の代用は難しいかなと勝手に思ってました。
そんな時、とあるママから棒状のにぎにぎが作りたいというリクエストが入って、ロープをつけないタイプのうさぎを作ってみたら、これが結構かわいい。
それをリビングでかんたん布雑貨で紹介して作ってもらっていたら、過去の私のインスタを見て、手足ロープ付きのが作りたいっておっしゃるんです。
あの2つの子が座ってたらかわいいんじゃないかなって。
「あ、でもあれは中にダンボールの筒が入ってるから座るんであって、綿だけじゃあ座らないかもしれないですよ。
でも一応作って見ます」ってことで昨日作ってみたら、
座った!
これ、いいかも!
ロープ付きのにぎにぎってあまり見かけないですよね。
あと、くまとかカエルとかバージョン増やして並べたら可愛いかも!