布絵本と布おもちゃの部屋
恐竜のキットを組んでて、ハンマケに合わせて、たくさん組んでおこうと思って揃えていたら、スピノザウルスの水色系の色が少し足りないから、布の在庫の中からとってこよう、と探してみました。この色はまだあるある、って取り出してそばに置くと、ん?ちょっと違う。微妙に違う。これじゃない。
この色はターコイズブルー。で、出してきたのは濃い水色、と、あれ、この色は色カタログに載ってないぞ。
時に染めがその時々で違うから、色目が変わることもあるので、もしかしたら、2色友濃い水色?違うメーカーさんかもしれない。
布の種類はシーチング。薄手の布です。私はシーチングをよく使用しています。
色カタログを見てもらうとわかるように、布素材もこんなに色があるんです。
私の作品は布絵っぽいのが多いから、色の種類が豊富だと作品に距離感ができるのでシーチングは好き。
何回かここにも書いたんですけど、キットを買ってくださった方で、多分手芸があまり得意ではないママが、先日「完成しました!」と写真を送ってくださいました。
感無量です。あああああ、作られたんだ、頑張って完成させたんだ!
今回は遠隔操作のような仕事で、メッセージ版での質問回答のラリーは軽く100はいったと思います。
それでもちゃんと伝わったか不安だったし、途中で連絡が途絶えて、知らない間に諦めるってこともありえるんですよね。教室の対面じゃないし。
でも彼女は作りきった!小さなお子さんたちのために。
家庭科の授業がパンパンの状態で、縫うことにそれほど時間が取れなくなった昨今、基本的なことがわからない方がどんどん増えていくと思うんです。
それでも作りたいって方を全面応援する。私はそんな仕事がしたい。そう思った時間でした。
完成の写真。小さなあんよが写ってます☺️
キットを購入してくださる方が、わからないとこをご質問してくださるうちに、お子さんのこととか、ちょっとづつですけどご家庭の様子が垣間見えたりします。
もしかしたら、手作りもそんなにたくさんの経験がおありじゃないかも、とか思うこともあるんです。
そんなとき、紙媒体の私の説明書のみで作られるのは、大変かも、と思うこともあります。
やはり家庭科が苦手だったと言っても、びっちり鍛えられた世代ですから、ここはわかってるだろう的に書いちゃってることもある。そこを質問を受けることで気がつかせてもらえる。
近くで講習してなくっても、こうして遠くに住んでる方に、丁寧にお教えしていく、それは小さな活動ですけど、私のしたいと思っている縫うことが長い人生で何か潤いを持してくれるかも、ということを伝える第一歩になるんじゃないかと、今日の質問ラリーをしながらそう思いました。
フグさんがとっても可愛いって書いてくださるんですよ、嬉しいじゃないですか、朝からそんな可愛いメッセージをいただくと。
だから私も説明しながらフグさんにお喋りしてもいらいました☺️
お問い合わせが見たことのない綴りで、焦りました。
でも最近は英語以外でも無料アプリでスイスイ訳してくれるんですよね。
YouTubeでは、割とスペイン語とかポルトガル語でのメッセージがきます。日本の方より多いです。
で今回は、このHPのお問い合わせにメッセージが届きました。
調べたらギリシャ語!で、お問い合わせ内容は、作品の価格が知りたい。
ありがたい。価格はminneのサイトに飛んでもらわないと。その上それはキット販売のみで完成品は販売してない。
うーん、ギリシャ語でどう説明しよう。。。。