布絵本と布おもちゃの部屋
母子生活支援施設での講習内容は、いつも頭を悩ませてます。
年に3回の講習だけれど、10年もするとネタが切れるし(退所されてる方も多いから、今は2周目くらいかなあ)あまり縫ものが得意じゃない方が多いから簡単で2時間で完成できるものを考えなくっちゃいけない、と思っていたんですけど、最近ちょっとした変化が!
前はカットした布をボンドで貼るっていう作業をしてもらっていたのを、ここのところ2回、縫ってもらってます。ボンドだから参加してたって方もいらっしゃるから、その辺りは参加しづらくなったかもしれないけれど、最終的に縫った方が持ちがいいのも事実で、「せんせー、前のぶっ壊れたわー」っていう感想のいただていたし。
参加される方がある程度固定してきたせいか、縫い物重視にしてから、みなさん確実に腕を上げられた。というか、参加の後、同じ作品を数点作られる方が出てきた!
それをお友達に上げたりされるうちに、「ハンドメイドマルシェ」出出してみたら、というお声がかかったらしい!
まずはせんせーに許可をもらって、ってことでご相談いただいたんですけど、もちろんもちろんオッケー!
嬉しい嬉しい嬉しい。
実はこの方、手芸教室は大好きなんですけど、参加され始めた時は「せんせー、やってやって」というちょっと甘えたさんだったんです。その方が靴下ぬいぐるみから覚醒されて1日1個作られるようになった!
そしてサコッシュもこうして教室が終わった後も作って、写真を送ってくれる。
最近居場所作りのいろんな講演会とか拝聴すると、人との関わりはゴールの見えない果てしない時間だったりするのを改めて実感するんだけど、こうして小さくても関わりの中で嬉しいことを届けてくれると、続けてきたことに少し自信が持てたりして、昨日はとても嬉しかったんです。
何度も挫折しながら誤魔化しながら、完成できました!
直径5cmのクマさんのマカロンケース。
問題は、マカロンケースの土台になる土台(ここではくるみボタンに使う金具を使用)の大きさと、販売されてるファスナーの長さが合ってないかも、ってところです。
今回は簡単に作りたいので、土台にフェルトを包みました。そうなると丸の周りの長さが薄いコットン素材より長くなって、ファスナーの長さも変わってきます。
あまり手芸が得意じゃない方に作ってもらうための簡単手作りにしたいので、ファスナー付けをもっと簡単に綺麗につけられるようにしたいんだなあ。
もっと大きくした方がいいかな。色もビビットな方がいいかな。
最近若い子たちが大きなぬいぐるみをカバンにつけてるのを見かけるんですよね。
色々試行錯誤してみます!
次の母子生活支援施設に向けて今考えてるのが、マカロンケース。
参加してくださる方がだんだん固定してきて、その方々の腕がだんだん上がってきているので、今回はファスナーに挑戦しようかと思っているんです。
クマのマカロンストラップをふとみて、これがファスナーで中に何か入れられたらサイコーじゃん、って閃いた。絶対作りたい!って言ってくれる。
ただ、実は私自身がファスナーが得意じゃない。ファスナー作品を割と避けてきました。
難しくなく、ファスナーをつけられる方法。
YouTubeのハンドメイド作家さんの動画を見続けてます。
うまいなあ、見せ方。ミシンで縫ってるところも上手く撮ってらっしゃる。わかりやすいわー。と、ファスナー付けよりそっちに目がいっちゃって、両方の勉強になってたりします。
さてさて、今日もクマのマカロンケースに挑みます。明日には完成作品を載せることができるか!
あやよくば、YouTubeに動画も載せたいんだなあ。
30代からずっとやってきた布おもちゃを作るということ。そして一緒に作りあうということ。
その蓄積は私の中で、ゆっくりと変化して、次への夢につながっていってます。
元々はリサーチ目的で始めた講習だったんです。なんせ、家庭科がもともと苦手だったので、教えるなんてちょっとありえなかったんですよね。
でも本が出て、次の作品を作りたいなと思った時、お母さん方がどんなものを希望しているのか知りたいなと思ったんです。
子育て世代のお母さんの教室をNPOの子育て支援団体びぃ〜めーるさんのチラシを見て、当時の代表だった小川さんに持ちかけたのが始まりです。小川さん、今は政治家さんになってます。
そんな活動をし始めた時、ある知人が「所詮布おもちゃが作れる人なんて、時間とお金に余裕がある人だよね」といった言葉がちょっとひっかかった。いやいや機会さえあれば作るってことは子育ての中で大きな意味を持つはずだ、と思って、短絡的かもしれないですけど、きっと余裕がないだろうなと思った「母子生活支援施設」の門をたたいて講習を始めました。それが今も続いてます。
途中、高齢者施設でのボランティアも含め、もちろん子育て世代のママたちの講習も含め、作ることが作品の完成だけではない、何かを生み出すことを実感したんです。それは単純に自分だけの喜びにとどまらず、他者との関係も動かす。それが循環して自分の存在意味にもなったりする、そんな経験を何度かしてきました。
そこで今やりたいことが「居場所作りのための手芸講座」
4月からリビングさんで始めようかなって思ってたんですけど、とりあえず「居場所」というものをもっと勉強しようと、昨日もセミナーに参加して、居場所作りの場を作ってらっしゃる方の実践を聞いてきました。そして今日も聴きに行きます!