布絵本と布おもちゃの部屋
キットのケーキの中身は座布団クッションをカットしてます。
綿を詰めるよりずっと安定した形に落ち着くから、もう20年以上やってる、多分私独特の手法。スポンジはとても重宝してて、街ボックスっていう街全体を作る作品も車から観覧車から、全てスポンジを入れてます。少々形が歪でも、布を包むと可愛くしあがる。中身のスポンジはあくまで土台で、それほど形に影響しないし、食べ物だったら逆にその方がリアルだったりします。
ただね、キットとなるとそうはいかないじゃないですか。ある程度の形の綺麗さは要求される。もちろん但し書きには、手作業なのでその辺りはご了承いただいているんですけど、ある程度の綺麗さは必要。で、このカット、結構いくつものスポンジの犠牲のもと成り立ってます。犠牲になったスポンジは、私が完成品として使ってます。
そんなに苦労するんなら、このキットやめたら?ってお話ですけど、ケーキは人気ありますし、簡単にケーキほんと簡単に出来るので作ってほしい!YouTubeには、家庭用スポンジでも作れるショートケーキの作り方、アップしてます!ぜひ作ってみてください。
おまけ、11階のベランダまでやってきてたカエル。スリッパを棲家にする。
SNSが主流のこの時代、なかなか個人のHPに来てまで日記を読む人はいないみたいで、アクセス分析を見てそれは顕著にわかってきてはいるんですけど、
作品はSNSでいいねがついたりすると、ああ、この作品は受け入れられてるんだな、とか、ある意味これからの指針になるんですよね。
まあ、それが正しいかどうかはわからないけど、参考になるし、勉強にもなります。
でも、日々の出来事に「いいね」がついたりつかなかったりするのは、少し違う気がしてきたんです。例えばこの間の母子生活支援施設での体感したいろんな出来事を評価されるのはちょっと辛い。だから大切なことは「いいね」がつかない日記にこっそりしたためることにしました。
今日は朝は、家の用事で出かけてて、帰ってから作り方動画の作成をしてたら、煮詰まってきて、なんか楽しいことないかなあって思って、靴下人形の着せ替え遊びをしてたら、妙に可愛くって、並べて眺めていました。
靴下はニット素材で柔らかいので、服を着せる時、ちょっとほっこりする。
これは大変な講習になるぞ、と覚悟してかなり前から準備していた今日の講習、予想通りの展開。2時間ではとても完成できない状態。でも未完成のままだったら、きっと次の講習にきてくれなくなるかも。この時間がなんとしても達成感のある楽しい時間にならなくっちゃ、という思いが強くって、30分を2度延長(つまり1時間)して、なんとか形になったー!もう後半は半分くらい縫ってあげた方も数名。
「明日の職場に持って行くって言っちゃった」って方もいるし、お子さんた楽しみにしてるって方もいるし。
とても印象的だったのが、中学生の男の子がぬいぐるみが大好きで、いつもたくさんのぬいぐるみに囲まれて寝ていたんだけど、「とるものもとらず今の場所来て、ぬいぐるみを全部置いてきたんです。」だから作ってあげたいと参加してくれたお母さんの話。
くまがネズミになっちゃったり、耳が長くてうさぎになっちゃったり、ドタバタ悪戦苦闘の時間だったけど、あーでもないこーでもないっていうおしゃべりも楽しかったです。
最後出来上がった作品を並べて眺めた時の幸福感!