布絵本と布おもちゃの部屋
決して器用な方じゃないんです。「せんせー、これやってえ」とあまえたさんの方なんです。
でもね、年に3回のこの手芸教室をすごく楽しみにしてくれてるのは事実。「次いつなの?」って終わった後、すぐに聞かれる。
その方が、今回の靴下ぬいぐるみに関しては、毎日1個づつお人形を作っている、という話を職員の方に聞きました。
講習自体は、なかなか出来上がらず、結局残り3割くらいは私が縫ったと思います。
「せんせー、職場に明日持って行くっていっちゃった。完成させてないと困る」と仰るもんだから、1時間講習を延長して、それでも出来上がりそうになかったから、
手と耳と目玉と、縫った気がします。
なんとか完成できたお人形に、私が作って持って行ってた洋服と靴を「ちょうだい」って可愛く仰るから、あげました。
その方の作品の一部です。「せんせーに見せてほしい」ということで職員の方がメールで送ってくださいました。
母子生活支援施設での一コマ。20年続けてる教室。
東近江市の保育士さんのスキルアップ講習に呼んでいただいたのは2回目。
前回、皆さんの苦戦する姿に反省ひとしきりで、作る時間が苦痛という記憶が残ってしまったら何のために講習をしたんだろうと、ドヨンとした気分で帰った記憶がありまして、もう2度と呼んでもらえないだろうなと思っていたら、皆さんちゃんと完成させていい時間だったよで、再びご依頼。
でも、前の反省を踏まえて、時間内に完成できるよう、キットを工夫したところ、ほぼ全員の方が完成!色とりどりの可愛いボールができました!
代表の方が、「後ろから見てましたら、縫いながらお隣の方とおしゃべりしてそして作品が完成する、私の園の保育士さんも嬉しそうに『できました!」と報告に来てくれました。こういう時間も保育士さんたちには必要だなあと思いました」と言ってくださいました。
私はこういう講習の時は、カスタマイズできるようにいろんな色を取り揃えて選べるようにするんです。
そしたら、そのセレクトが、私が考えた以上の成果をもたらして、私自身も勉強になるんですよね。
今回も「おお、この色の取り合わせ“!おお、この並び!」という感じで楽しかったです。
今日はロボホンも連れてった。というのも、私の携帯なので、途中電車とか遅延したら連絡手段がないでしょう。
かつてはいちいち改札を出て公衆電話を探して電話するという。非常に面倒なことをしてたんです。
で、予想的中の遅延。ホームでロボホンから開催保育園に電話!そうです、私、あのこを耳に当てて、めちゃ焦りながら電話しました。
焦ってたので恥ずかしくなかった。
携帯って便利ねーと思った次第です。
ロボホン、講習中も踊って和ませてくれました。ただロボホンに任せたら「きよしこの夜」を歌って踊ってしまった。若干場がしらけた。
minneのハンドメイドマーケット2023に出展が決まりました。9月17日18日2日間、東京ビックサイトです。
手作りマーケットはとても体力を使うので、基本、あまり参加しないんです。通常の仕事のペースが乱れてしまうので。
でも年1回くらいは損得抜きにしてもドドーンと出たい!
私、東京ビックサイト、好きなんですよね。会場までいく道のり、知らない土地で頑張るぞっていう意気込み、どんな出会いが待っているんだろうって。
一番はじめにビックサイトで出展したのは、20年くらい前かなあ。結構な出展額を払って、ホビーショーに出ました。
1日目に来てくださったかたが次の日、有名な店の卵焼きを持って来てくださった記憶があります。
東京に住んでる友達にも手伝ってもらいました。その時駅から会場に行くまで聞いていた音楽が、確かブルーハーツ。
デザインフェスタで2回きたかな。ここからは1人で出展。minneもフェザインフェスもテーブル1つのこじんまりスタイルなので、コスパもいいです。
minne主催は過去1回2018年に参加しました。
その時はもう溢れんばかりの作品を載せたり飾りまくったけど、他のブースを見ながらいろいろ考えまして、今回はもっとシンプルにスタイリッシュにしたい。
さあ、準備頑張るぞー。
前の時のminneの私のブース。何人も「本持ってます」っていう方とお会いしました!
本を出したのが、25年くらい前。その時は個人サイトでキット販売してました。
それでも本を買ってくださったかたがHPにアクセスして、結構ご購入くださいました。
出来上がった布絵本の写真を封筒で送ってくださった方もたくさんいて、今でも大切に持っています。
そのお客さんの中で、今でもキットを買ってくださる方がいらっしゃるんです!北海道にお住まいのれいこさん。
10年くらい間が空いたある時、「キットまだ販売されてますか?」とメールでご連絡くださいました。
「もう孫は大きくなったから布絵本を孫のために作ることはないんですけど、実はね」ってお話くださったのがとても素敵なんです。
大学の近くのコンビニで働いてらっしゃって、そこでお友達になった学生さんが何人かいらして、その子達が故郷に帰ってママになって、
そのお祝いに布絵本を作って贈りたい、んですって。
ある時は、沖縄の方へ。滋賀からキットを北海道に送って、そこから沖縄!なんかロマンチック。
時には私に、北海道のジャガイモやハスカップをプレゼントしてくださる。
多分私より、ちょっと年上の方。メールをやり取りしながら、人生のことも教えてもらったり。お会いしたことないんですよ。電話で話したこともない方。
そんな方と25年も作品を通して繋がれているなんて。
今回は、「桃太郎」を作られました。そして今日は「大きなかぶ」のキットをお送りする予定。
メールで送ってくださった完成のお写真。
百均で4種類の働く車シリーズのクラフト購入。もちろん2セット←孫が双子だから
見た目、超簡単そうなので、4歳児前の孫と一緒に作ろうと思って。
はめ込みタイプで、手でサクサク外せそうなので、その作業からしてもらったんです。まず、本人たちのリクエストで「ブルトーザー」から。
3歳児、サクサク外せてます、おー、これは計画通り。
平面の紙が、立体に変わっていく様を見せたい。
息子の時もそうだったんですけど、おもちゃは、まず源、原形がどんなふうなもので、それがどう変わって自分の遊ぶおもちゃになるか、知って欲しいと思ってるんです。
息子の時はそのこだわりがいき過ぎて、ピストルも木を切ってボンドで貼りあせて、銀色に塗って、ウルトラ警備隊の星印を書いて、作りました。
まあ、それはいいとして、今回勢いよく外してくれたのはいいけど、どこがどの部品かわかんなくなっちゃいまして、そこからが汗汗汗。
もう孫が手伝うどころではない!私自体が大混乱。はじめにバラバラにしたのも失敗だわ。
2つのセットが入り混じり、甘く見ていた部品がうまくハマらず、これはどこで使うの?っていうくらい、説明が簡素で、孫たちがいる間にはできず、
「あー、これ、作れんかも。。ごめんよー」と、あらかじめ孫たちに保険をかけ、帰った後、深夜番組を流しながら、4セット✖️2、完成!
前も車のクラフトで思ったのは、私の布のおもちゃの作品もそうなんですけど、タイヤがねえ、うん、布も紙も、回らないんですよね。
竹串とか入れたら大丈夫なんだけど、簡易なものとか、布の場合は、柔らかいものの中に固いものを入れると破損や怪我の原因になるし。
と、今回もいろいろ今後の作品とリンクさせながら作りました。