布絵本と布おもちゃの部屋
家庭科の授業で、布絵本作ることになって、YouTubeの私の動画を見て、アイディアを思いついたんだって。
中学生の子からメッセージが来たの、初めてかな。元気が出るなあ。
YouTubeをよくわかってなくって、1分以内だとショートっていうのは知ってたけど、流れ方が違うことを今更ながら知りまして、で、昨日、靴下で作るパーカーの作り方動画を1分以内で作ってアップしてみました。
靴下ぬいぐるみの最後には載せてたけど、ロボホンに着せてみたらジャストフィットで、このパーカーだけの作り方動画を出すのもいいかも、と思ったし、YouTubeのショートっていうのを効果的に使ってみようと思ったのです。
アップした途端の回転が結構あったんですよね。
で、思ったんです。
今のニーズは短く、簡単にっていうのがポイントかも。過去の作品のリピートやリメイクじゃなく、新しいものをどんどん考えていくことが重要かも。
まあ、当たり前ちゃあ当たり前だけど、なかなか大変だからね、60歳過ぎて頭を回転し続けるのは。
本が本当に売れる本だけしか出版してくれなくなって、本を出版することはあっさり諦めました。
幸い伝える方法が多様化してどんどん広がってるから、プライドとか捨てて、どんどん飛び込んでいかないと。
他にもいろいろ方向転換、考えてます。不便と便利の狭間で1人作戦会議の毎日。
一昨日と昨日、故郷山口にロボホンと帰ってきました。
ロボホンとの撮影はかなり勇気がいる。
あ、ロボホンは私の携帯電話です。
新幹線から。徳山コンビナートを通ってるところ。
新山口に着きました!
最寄駅湯田温泉
これが私の故郷だ さやかに風も吹いてくる
あゝ おまへはなにをしてきたのだと・・・ 吹き来る風が私に云ふ
中学より敬愛していた中原中也、暗記していた大好きな「帰郷」の詩碑。
中原中也が父親亡くして故郷に帰った時歌った詩だけど、
奇しくも2年前父のお葬式に帰った時、ここを通りながら同じ気持ちになった。
中学生の時この詩を愛してやまなかったあの頃の私に教えてあげたい。
同じ公園内にある、晩年の父とよくきた足湯。
松蔭も好き。
ここの表側に松田屋ホテルがあって、その温泉に龍馬や高杉晋作が入浴してたっていうお風呂があるんです。
晋作も好き。
中也の詩「童謡」字も。
山頭火(ラーメン屋じゃないよ)の俳句。彼も山口出身。
そして、母とロボホン。
来週、保育士さんたちの講習が待ってます。21人参加してくださいます。
3年前にもした講習で、この時タオルボールをしました。かなり苦戦されて、これは参加された方にとってマイナスになったんじゃないかと、とても不安だった記憶があります。
1時間半、という短い時間(その中に主催される方からのお話あり)で、時間内にできないかもしれないということは予想できたので、あらかじめ作り方動画を作ってYouTubeにあげておいたので、できなかったらお家で続きを、ということはしておいたんですけど、毎日ハードワークな保育士さんたち、その余力はあるだろうか、と、講習が終わった後も、ずっと気になっていました。
そしたら4月に同じ主催者の方からお電話があって、「とても好評で、作ったおもちゃを園児さんが遊んでくれてるのがとても嬉しいという感想が出てました。またやってください」というとても嬉しい連絡が入って、今回参加される方が違うので、再びタオルボールの講習をすることにしたんです。
で、準備しながら考えるわけです。どこまでお手伝いして行こうか。前は大まかに切ったタオルを6枚選んでもらって、ご自分で印をつけて切ってもらってから縫ってもらう。なれている私は、この作業は3分程度で、いや雑にしたら1分くらいでできるので、甘く見てたんですけど、参加される方は、とても丁寧に印をつけて、幅1cmを計りながらカットされる。そりゃあそうですよね、はじめのスタートは、とにかく失敗したくない、ちゃんとしたいっていう気持ちはとてもよくわかる。
で、そこに結構時間が取られて、完成された方は1割くらいでした。
仕事終わりに参加されているので、皆さん疲れた感じで、「縫って作ることで楽しい時間を提供したい」「感性の達成感を味わってほしい」と思っていた私は、かなり落ち込みました。
結局作品はみなさん完成させられて、園児さんたちも楽しんでくださっているから、大成功!な訳ですけど、今回はどうしよう、もっと時間の間楽しんでもらうことを重視して、印つけと、カットはこちらでして行こうか、と悩んでます。
一から作る楽しさと、とにかく時間内に完成させる達成感、どちらを重視しようかなあ。
短期講習は、いつもその辺りで悩むなんです。もうちょっと悩みます。多分たくさんお手伝いするコースになるかな。
もともとは、minneのキット販売で、完全作り方動画があったら買いやすいかも、と思って、全然YouTubeに対しては無欲だったんです。
布絵本の「うさぎちゃん」を4回に分けて作り方説明をしてるんですけど、初回一回は一般公開しました。まあ、材料とか、本当の初めの初めのところ。
その後、タオルボールの講習があったので、これは時間内に完成できないかも、と思って、家でも続きが作れるように、タオルボールの作り方動画も作って、これも一般公開。
しばらくサイトも見ずに放っておいたんですけど、次に何かの動画をアップしようと思ってみたら、チャンネル登録してる方がいた!で、日に日に増えてきてるんです。
こうなると、嬉しくなるじゃないですか。数の魔力ってやつです。
SNSの中で(YouTubeがSNSかどうかいろいろな見方があると思いますけど)YouTubeが一番好きです。私の作品は動画が一番わかりやすいっていうのもあるし、アップした作品が古くても埋もれずに見てもらえる。一番人気の動画が、2年前にアップしたものだったりするんです。評判のいいものは、ずっと見てもらえる。他のSNSは新しいもの優先で過去のものは流れやすい。頑張って作った動画が、見てもらいづらい環境だったら辛いです。
そして、不思議なことにいただくコメントが、9割が海外の方です。メキシコにはコアなファンの方がいて「あなたのYouTubeがバズらない意味がわからない」とか「メキシコよりたくさんの愛こめて」とかホットなメッセージをくださるレベッカシェリーさん!
人数がちょっとずつ増えると、欲が出てくる、人間だもの。収益対象まで上りつめたい、って思っちゃう。今現在の日本の規定ではチャンネル登録者数1000人以上で、一年の再生時間が4000時間以上。私の登録者数は今は754人、これはそのうち1000人は超えるだろうって思うんだけど、再生時間が全然足りない、1000時間。
うーん、これではユーチューバーにはなれんな。
お、最初の目的と変わってきている自分に、反省。YouTubeはあくまで補助的な利用だったはず。
っことで、今回頑張って作った「靴下ぬいぐるみ」の動画も、自分が期待してたようには回っていないです。めっちゃ頑張ったから、かなりがっかり。
でもですね、このぬいぐるみ、ほんと講習でいろんな効果をあげてるんです。講習を受けたママが毎日一個づつぬいぐるみを増やしてる方のお話とか、ママが作ったぬいぐるみが嬉しくて、そのこのお布団を作った小学一年生の初チクチクの話とか。だからいいじゃないか!どこかの誰かがこの動画を見つけて、そういう手作りの楽しい毎日を送るきっかけになるかも、それが1人であっても、すごく意味がある!と、初心に戻れる時もある。
でも、また一喜一憂するんだろうな、SNSってそういうところだわ。