布絵本と布おもちゃの部屋
毎年、少しずつ年賀状が減ってきてますね。年賀状じまいの連絡なんかもきます。
何度か、もういいかなって思ったことはあるんですけど、なんとなく続けてます。
昔に比べたら随分楽になったし、おせちももう作らず買ったりしてるし、年末昔ほどは忙しくないし。
そしたら今年の年賀状、結構「お!」っていうのがありました。
まず、なぜか中高で通った英語塾の先生と30年以上年賀状交換が続いていて、苗字も変わってるし先生、もしかしたら私ってわかってないんじゃないかという内容の時もあったし、5年前お店ですれ違った時、声もかけられなかったくらいの距離の先生なんですけど、なんとなんと、今でも現役で塾の先生をされることが判明。
おっどろきました!それに息子さんプロレスラーじゃん。。。
大学の時京都に来たついでに、ということで晩御飯ご馳走になった時「息子がプロレスラーになりたいって行ってるんだよねえ」っておっしゃてったけど!
https://www.c-able.ne.jp/~aratak/
そして、若い時の職場の上司の方の年賀状。
なんとお孫さん、舞妓さんになったらしい。
おおおおお。
この距離の方々とは、多分SNSでは繋がらないと思います。
やっぱ年賀状はやめられないわー。
昨日の朝、もっとだらだらしようかなあと思ったけれど、いやいや、齢61、これからの人生の進め方としてやりたいことを成し遂げなきゃと頑張って8時には起きる。
で、だらだら朝ごはんを食べ、コーヒーだけはこだわって入れて、テレビをつける。
お正月テレビは全然面白くなくって、でもボッチなもんで、ご飯どき音がないのも寂しいなあと、Eテレで魚くんの番組をつけ、高音の魚くんの声を聞きながらのブレックファースト。三が日だけど、完全に洋食。
また寝ちゃおうかな、寝正月っていうのもありだよな、って思いながら、いやいや一年の計は元旦にあり(3日だったけど)だよな、しゃんとしよう、と思い立ったのが、なんと『歎異抄』を学ぼう、ということでした。
年末のNHKの番組で解説をやっててプチかじりし、よく無人島に持って行くならこの本だって聞くし、なんてったって、うち(実家)は浄土真宗だし。そういえば、ばーちゃん写経してたよなあ。何を信じてどんな思いでしてたんだろう。後で聞いた話なんですけど、このおばあちゃん、檀家のお寺が燃えた時、当分の間お坊さんたちの面倒を見てあげて、いまだに感謝されてるって。
便利な世の中で、東本願寺のYouTubeサイトにとてもわかりやすい講座を見つけました!10回シリーズのまず1回目を受講。1時半くらい。
おお、知らなかった!歎異抄の歎は歎く、異は異なる、抄。親鸞の教えが間違って(つまり異なる)広まってることを歎くっていう意味だった。
多分、あれですね、悪人正機説とか他力本願の意味とか、私もよくわかってない。あの辺りを実際に教えを請うた弟子である自分(唯円)が残さねば、って思い立ったのが60歳あたりだったらしい。
ここで自分の人生とリンクする。この年からあの大仕事をやり遂げ、それが今の人の心にも響く。おおおおお、しゃんとしよう、もっとしゃんとしよう。
そしてそれなりにしゃんとした3日を過ごした後、夜テレビをつけたら「博士ちゃん」という子どもが先生になっていろいろ教えてくれる番組の特番をやっていて、後半が北斎をこよなく愛する中学生の男の子が北斎の絵を求めてヨーロッパを旅する話でした。
で、この子、本当に本当に北斎が好きで、北斎になりたくて、毎日朝5時に起きて北斎の絵を模写しているんです。何年になるって言ったっけ。この旅行の時もやってた。
北斎に対しての分析も彼自身の言葉でちゃんと伝えていたし、絵もすごくすごくうまかった。ヨーロッパでスケッチしてたんだけど、道ゆく人がみんな立ち止まって声をかけてた。
4歳の時に北斎の絵に感銘を受けたんだっけ?
彼の才能は、夢を追いかける熱量と持続力だと思いました。感動したよ、ほんとに。
朝は60歳の頃の唯円に教えられ、夜は中学2年生の北斎を愛する龍之介くんに教えられ、夜は睡眠は大事、と大谷翔平に教えられ、珍しく11時に就寝。珍しく本を読みながら寝ると、すぐに寝れました。
やっぱ本だわ、今年は。
双子一家が年末から泊まっていて2日の午前中は一緒に映画に行ったりと(パオパトロール←小型犬に世界が救われる映画!)賑やかでバタバタした年末年始だったんですけど、午後からは打って変わって、私ひとりぼっち正月、で3日もぼっち正月は続き、なんと朝、何年かぶりに8時過ぎに起きました。
そして朝ごはん。
手抜き&栄養なんか考えない好きなものを並べて、テレビはNHK Eテレの「ギョギョッとさかなスター」で、魚の映像とサカナくんの声を聞きながら、優雅に朝食。
コーヒーは一番今気に入ってる「コロンビア ハニーオレンジ」
こんな正月の過ごし方はきっと初めてて、忙しかった年末年始から解放されてほっと一息って感じなんですけど、だんだん年をとって、可能性としてはそれが普通になることもあるんだよなあ、ああ、大変だったわーくらいの正月が懐かしくなる時もくるかもだよなあ、と思ったぼっち正月でした。
携帯代わりに使っているipad miniのバッテリーの持ちが悪くて、これは中に入れてる画像やビデオが多いせいじゃないかと撮りっぱでそのままにしていた写真やビデオの整理をし始めました。
まあ、年まつ家の掃除をするのと同じで、この中も整理するか、っていうくらいの気持ち。
で、始めるとこれがなかなか手強い。
iPadの中に入ってる写真やビデオの中心は、作品の説明に使ったり、YouTubeに上げるために撮ったビデオだったりします。
だからあっさり削除すると、他のアプリで使ってたりするとそこに出てこなくなるんです。
で、また似たような画像映像がたまってるんです。たくさん撮ってその中でいい感じの写真やビデオを使うので、その時使わなかった他のを丁寧に削除してたらいいんだけど、それを面倒でしてないのが、どんどんたまる原因。
それを数ヶ月、いや数年経ってる今整理しようと思っても、どれがどれやらわからない。
で、それが結構7、8年分あったりします。
家の掃除どころじゃない。29日なのに!
だってこのiPadは携帯、外出時の連絡も引き受けてくれてるわけなので、すぐにバッテリーが無くなるとなると困るんだなあ。
原点に戻って、そもそも容量はいっぱいなのか調べてみると、まだまだ余裕がある状態でした。
こ、ここじゃなかった。。。はじめにやれよ(心の声)
使ってもう6年になるから寿命かも。
それにしても、画像、映像、消し過ぎたかも。
悪い癖で夜電気を消した後、ベットの横にiPadProを置いて、ドラマか映画を見ちゃうんですよね。
これがうまくいくと10分くらいで寝れる。
で、ハマったのがアガサクリスティの名探偵ポアロシリーズ。
最近20世紀スタジオで作られたちょっとオリジナルが入った映画が3本。「ベネチアの亡霊」「ナイル川殺人事件」「オリエント急行殺人事件」
1940年代のヨーロッパの風景の再現がとても綺麗。そして戦争で負った心の傷もテイストとして入ってたりする。そしてミステリーが加わり、気楽にだらだら見れる。
「オリエント急行殺人事件」なんて、もう犯人知ってるし。
ちなみに「ベネチアの亡霊」は「ハロウィンパーティ」のリメイクらしいです。
これがいいか悪いか、いつも10分で寝てしまうんです。で、また次は寝たところから。なかなか終わらない。犯人がわからん。それを6回くらい繰り返し、いい加減犯人が知りたくなって、昼間真剣に見ました。これを「ナイル川殺人事件」でもやってしまった。
「オリエント急行殺人事件」はもう犯人を知ってるから、それなりに流して終了。
次は何を流しながら寝ようかなあ。
次が次が!って、ならない程度の、映像が綺麗で、ちょっと社会性があって、ちょっとスリリングなのがいいなあ。
候補は、「ブラウン神父」