布絵本と布おもちゃの部屋
11月の0歳児さんの保育士さん講習の内容が決定。
2つサンプルを送ったんですけど、「こっちだったらいいなあ」と思った方になりました。「かわいくっていいおもちゃですね」って褒めてもらった。
余布のコットンで簡単に作れるにぎにぎです。
双子の孫が赤ちゃんの時、とてもよく遊んだおもちゃ。中に鈴が入ってます。
にぎにぎなんだけど、完全な「輪」じゃなくて、丸の両端はくっついてません。なので、「リストバンドトイ」的に赤ちゃんの腕に腕につけることもできます。
たくさん作って繋げることもできるし、年齢を重ねても遊べる楽しいおもちゃだと思います。
双子の時は、両端にマジックテープをつけて、くっつくようにしたんですけど、ここが結構作る時難関。
あまり手芸がお得意ではない方に、1時間半以内の講習で、このマジックテープ付けが不安。と思った時、「要る?このくっつけるってとこ」ってふと。
なくても素材がコットンのため、キューッとしてるから、輪っかになるんです。
ないほうが遊ぶのに自由度が増えるんじゃない?と思って、思い切って、くっつける機能をやめました。
この両端があるタイプの輪っかのにぎにぎは、スナップボタンで止めるタイプはネットで見たことあります。
でもまるまる両橋がフリーなのは、ないんじゃないかなあ。でも広い世界、あるかもだけど、とりあえず私考案。
名前は「輪っかにぎにぎ」
そのうち作り方をYouTubeにあげよう。
めっちゃ簡単なんです。
有名人じゃないので、偉そーにエゴサなんてしてもしょうがないんですが、ふと、昨日何かのきっかけで、amazonで前自分の出した本のところへアクセスしたんです。
出版社は倒産してるし、廃版だし、興味があるわけではなく、なんかのタイミングで。
前はよくレビューを見てました。出た当初は、ネットで知り合ったファンの方が中心に書いてくれてたので、⭐️5。感想も優しいものばかり。もちろん知らない方も書いてくれてたけど、どれも⭐️5。時代的にも布おもちゃを作ろうって方は、あまり刺激的な発言はされず、褒めてくれる。
もう売られてないし、あれからレビューとか評価とか、増えてないだろうなあと思ってたら、中古として販売されてて、レビュー増えてました。
⭐️2があった。「難しくてつくれない」って。
そーです。この布絵本は手間がかかる、今の時代に合わない手芸本なんです。私、そういうタイプの手芸家なんです。だから7年前だっけ、本を出す話も流れた。。。
20年前の作り手さんと、今の作り手さんの教育背景(家庭科内容)も変わったし感性も違うので、感想は違って当たり前なんですよね。
そこをどう私の方で修正してこの仕事を続けていくか。
ってことなんだなあ。
私の部屋と隣の元息子の部屋には、材料やらサンプル作品で溢れてます。
で、時々ダラダラと転がってる(孫とかがいじって)バラバラになったサンプル品にイラッとしちゃうんです。
あー、もういいわ、捨てちゃえ、って悪魔が囁く。で従う。まあ、汚れちゃってるしな。
今回ハンドメイドフェスに参加するにあたって、どのキットを用意しようか、アニマルカップケーキも入れよう、ということにして、いざサンプルを探すと、動物が抜けてる。。。ライオン、ゾウ、クマ、犬。で、カップも無い。
あー捨てたわ、覚えてるわ。さすがにサンプルなしでキットを販売するわけにもいかず、なんてったって実物を見てもらうためのフェスだったりするし。
で、昨日結構な時間かけて完成させました。途中、差し込みボタン(軽く1000個はある)を派手に下にばらまけて、舌打ちしながら拾って、最後ゾウの鼻を縫って完成。夜の12時。
サンプルは大事にしよう。
8月9月は、油断するとあっという間に過ぎてしまうくらい、予定が詰まってます。
講習も通常通りあるし、後半にはお子さんの夏休みお助け講習があるし、月末には山口へ一泊するし、そしてハンドメイドマーケットの準備と、一応キット販売も通常通り開いてます。
韓ドラを流していていいことというのは、モチベーションが下がりにくい。ダラダラだけど、なんとなく進んでる感じ。
もちろん、頭を使う時は無理です。説明書を作ったりキットを組んだり。
単純に縫う時だけ、Netflixの韓ドラを流してます。
でも確実に能率は落ちるね。それは絶対。なので、ハンドメイドマーケットまで、音楽だけ流すことにしました。
なので、今日は進んだー。(ってことは、ながらが良くなかったのか、やっぱり)
調子が戻ってきた感じ。ちょっと涼しかったしね。
エアコンをつけず、団扇でパタパタ。京都のお祇園さんの時もらった鉾の位置が書いてあるお気に入りの団扇。
今日の音楽は、アフリカン・オルタナティブ(Apple music)
キットを中心に販売しているのは、完成品は値段がつけづらいからなんです。おもちゃだからね、高くしたくないっていうのが根底にある。
で、とにかく布(特にコットン素材)の作品は作るのに時間がかかる。時給で値段をつけると布絵本なんで5万は軽く超えます。
ハンドメイドで販売されてる方、特に布おもちゃ系は、かなり抑えた値段をつけてらっしゃると思います。
じゃあ、キットは妥当な値段かというと、実はキットも時給で考えると見合ってないです。
買われる方は、素材の値段だけで考えられると思うけれど、かなり揃えるのに時間と労力を使ってます。でもまあ、続けていける範囲。
今回、ハンマケでちょっと完成品も出す予定なんですけど、それに合わせて今縫ってるのが「季節タペストリー 1月干支」
1個の干支の人形を作るだけで私でも(あ、作者だから比較的早く作れます)1時間かかります。
完成品は土台と12支。時給通りにお金を設定したら1万5千円くらい?
いやいや、この値段では誰も買わないわ。で、私もかなり抑えた値段で販売すると思う。ハンマケはお祭りだし!
今日のちくちくのお供はNetflix韓ドラ「ボイス」事件ものです。
こんなヘビーなもの見ながら作る種類の作品じゃないんだけどなあ。
恋愛系が苦手なもんで。