布絵本と布おもちゃの部屋
10年以上前に、大阪の映画館で買った針山と指ぬき。
多分アジアの映画かなんかで、その関連の地域の手作りだったのか、とてもエスニックな感じの代物で、部屋の糸巻きたてのところにずっとかけて飾っていました。
これ、本当にかわいいなあ、持ち歩いてもいいかもなあ、と昨日ふと手に取って、本体の上にはまっている指ぬきを取ってみると、そこだけ色が違うんです。
ずっとはめてたおかげで日焼けが防がれて本来のブルーのままなんだろうけど、もしかしたら他のところが汚れちゃったのかもしれない!
ちょっと洗ってみよう。
洗濯機は怖いなあ、ということで手洗いでゴシゴシ。
手洗いなので油断してました。
布が擦り切れてワタが出て来た!!!やばい、けどもう遅い!
色は若干綺麗になった感じだけど、風合いが壊れてしまった。
ほつれたとこは修理するけれど、生地が耐えられるか、って感じなんです。
どこかの国の、多分女性の方が作られた小さな針山。
大事に大事にしなくっちゃ。
上が洗う前、下が洗った後。
ひまわりちゃん人形を双子のママに見せてあげようと部屋から持っていくと、双子が反応。
この子達お人形にあまり興味なさそうだからあえて見せなかったんだけど、お人形をみるなり「かわいい〜」とソフトな声で褒めてくれる。
嬉しくなってお人形を持たせてやると、この子に髪飾りを作ってあげるんだと折り紙を折り出しました。
もう1人の子は負けじと、お洋服を作る、と言い出して、途中諦めて「時計を作ってあげる」と折り始めました。
髪飾りが上手く頭につかないので、彼らはセロテープで髪の毛の上から貼る貼る。
「一応サンプルなんだけどなあ」と心の中で思いながら、まあ、髪の毛セロにつられて抜けちゃってもなんとか修復できるし、彼らの「可愛がってあげたい」欲望を優先させてあげました。
なんで引退するかなあ。
JRは新幹線を点検するだけじゃなくて、いろんな人にワクワクを与えていたことを軽くみてるわ、と言いながらドクターイエローのおもちゃを完成させました。
そして生徒さんが制作してくれて3体連なった新幹線が出来上がりました。
実はこの方、新しい職場で手芸部門を担当されて、完成品をネット販売する予定で、私の考えた作品を出してもいいか?というご相談を前から受けてたんです。
作業所Bです。
どの作品にしたらいいか、というのを含めて相談に乗ってます。
で、出来上がったドクターイエローを見て職場の方々が「これ、可愛いねー」ってことで、とりあえずドクターイエロー、作って販売してみる?って方向に。
材料も手に入りやすいし。
まだまだ試行錯誤みたいですけど、布製の新幹線、そんなにないと思うんです。
プラスチック製は落とすと壊れるし、音がうるさいらしい。大人が飾っておくのもいいよね。
もうすぐ幻の新幹線になるんだし!