布絵本と布おもちゃの部屋
赤ちゃんはいはいレースのゼッケン、
完成したーとお渡ししたその時、そばにいた一歳半の男の子につけてみたら腰の幅が結構ギリギリで、
まあ、1歳半の子だし、と思ってたらそのママが
「このこよりもっとぽっちゃりのこが参加予定ですよ。
逆に歩き始めた方が身がしまるから、赤ちゃんの方が腰幅があるかも」
というアドバイスを受け、腰幅に余裕が持てるように付属品のアジャスターを作りました。
これでちょっとぽっちゃりさん対応オッケー。
やっと手が離れた、と思ったら!
11日のフェスタの前に、5日、はいはいレースがあってゼッケンデビューしたらしいんですけど、
その時つけてみたら肩紐が長かった、らしい。
かなり綿密に長さを聞いて作ったんですけど、それでもうまくいかないのが赤ちゃんだわー。
ということで、もう一つ上にボタンをつけて、今度こそ手が離れる!!!
ちなみにこのゼッケン、とても評判がいいらしいです。
琵琶湖博物館の学芸員さんも褒めてくれたとか!
このアップリケのトートバック欲しいって言ってくれた方も!
最近知った「てといと」
このサイトがとてもいい、と私は気に入ってます。
手作りが好きな方が、日常の手作りの生活をアップする、そのネット空間が心地いい。
私は手芸でつながる、という中に、その場所に集まらなくてもネットの中で交流できたらいいなあ、と思っていたんですけど、
ここがまさにそんな感じ。
仕事に疲れた合間に、手作りを楽しんでます、という方の作品のカバン。
お子さんの描いた絵をおじいちゃまのネクタイに刺繍して、おじいちゃまにプレゼントされた作品。
「てといと」っていう名前もいいね。
私のページ。
昨日のぶらっとさんのハンドツリーはなかなか面白い空間でした。
夏休みで小学6年生が5人くらいいて、運営者のさき子さんがはじめ「一緒に縫おう」って誘っていたんですけど、もうテレビゲームをしていたし、これは無理だなと思い、
というか、無理強いしても良くないし、と思って、さき子さんに「子どもたちがやりたいって思ったらやったらいいと思いますよ」と、私は誘いませんでした。
それよりも、その場に6歳の女の子がポケモンの絵を上手に描いていたのが目に見えたんです。
「このこはきっと縫うのが好きだな」と直感して、誘ってみました。
「この絵をぬいぐるみにしよっか。チクチクしてみる?」
女の子は嬉しそうに頷きました。
まずこの子が描いた絵をコピーしてもらって、それを型紙にして私が布チョキチョキ、
そして、顔のバーツをボンドで貼ったり、マジックで書いたり。
その後に周りと縫ってもらうんです。
なみ縫いを教えたんですけど、小さい子は、チクチクと針を刺すより、同じ方向に針を刺す方がわかりやすいみたいで、気がついたらこの女の子、巻きかがりしてました。
そっか、小さい子はこの縫い方がいいんだ、と教えてもらった感じ。
この子がチクチクしている間に、ママの簡単手芸タイムに来てたママが赤ちゃんと一緒にやってきました。
「せんせー、前のお寿司できたんです!みてくださーい」
おお、丁寧。全部縫ってあります。
5歳のお姉ちゃんが遊びたがったのを、「まず先生に見せてから」
「9月から職場復帰するのでもう手芸タイムに来れないんです。
どうしてもせんせーに見てほしくって」と暑い中来てくれました。
そうこうするうち、もう1人手芸タイムに参加してくれたママが赤ちゃんを連れてやってきました。
6歳のお兄ちゃんのお誕生日プレゼントに魚釣りを作ったママ。
「すごく喜んでくれました」と嬉しそうに報告してくれました。
ぶらっとさんの壁にいっぱいくっついてるカブトムシを見て、
「今日はこれをお兄ちゃんに作って持って帰ります!」
そしてサクサクっと作ったカブトムシ。
机の上には手芸道具が並んでいて、いつでも作れる状態。
壁を見て、あ、これ作りたいと虫やお花を作って持って帰ってもOK!
材料はフェルトとか、私がたくさん持ってきてるんです。
ああ、いいなあ、こんな空間。
1年間作った壁の季節のアイテムたちが、作りたい意欲を刺激してくれてるし、
無理強いすることなく、作りたい気持ちが湧いてくる。
ただ、この場にやってきてここにいる方とさしで喋るってなかなかハードルが高かったりします。
でも、縫ものが間にあると、そこのハードルがちょっと低くなる、ような気がする。
手を動かしながら、ちょっとした悩みを喋ったり。
昨日は歯の矯正のことが話題になったかな。
女の子、見事にピカチュウ縫あげました!
そして私にこの棒がついた絵をプレゼントしてくれました。
帰った後、今度はメタモンを作り始めましたよ、というメッセージが届きました!