布絵本と布おもちゃの部屋
コットン中心の作品が多いです。
コットン素材にしたら長持ちするし、柄や色もたくさん選べるので、可愛い作品ができると思う反面、販売終了という恐ろしいハンデもあります。
特に柄。
単純なチェックやドット以外は、まず手に入らなくなるということを想定した方がいい。
なのに、過去の私はその辺りを全く考えず、可愛い柄があると「これ、使える!」とガンガン作品に入れてしまってます。
9月までにキットにしようと整理し始めたのが『はじめてのクリスマス』
キリスト生誕の布絵本です。
これを作ったのは10年くらい前?かなあ。
3人の博士の服にはクリスマス色を入れてます。
この博士の服の真ん中のクリスマス柄、
緑系がもうなかったので、まだかなり余裕のある赤系に変えました。
他の2人の服も在庫が減ってるので、無くなり次第サンプルの服を変えて作る予定。
柄物は販売終了になるとわかっても、やっぱり使いたい、です。
だから大量に買っておいて、なくなったらサンプルを変えるという作業をセットで使わなくっちゃ。
最近読んだ本が
まず『Lの運動靴』
1987年6月、韓国の民主抗争の最中、警察の発砲した催涙弾によって命を失った20歳の青年、大学生の「L」の運動靴の修復の話です。
1987年といえば、大学を卒業してすぐの頃。
そして次に読んだのが『少年が来る』
1980 年5月18 日、韓国全羅南道の光州を中心として起きた民主化抗争、光州事件。戒厳軍の武力鎮圧によって5月27日に終息するまでに、夥しい数の活動家や学生や市民が犠牲になった。抗争で命を落とした者がその時何を想い、生存者や家族は事件後どんな生を余儀なくされたのか。その一人一人の生を深く見つめ描き出すことで、「韓国の地方で起きた過去の話」ではなく、時間や地域を越えた鎮魂の物語となっている。(Amazonより)
私が高校生の時。
そして昨日見た映画(Hulu)が『タクシー運転手 約束は海を超えて』
どれも史実に基づいた作品。
私と同じ年頃だった、隣の国の若者たちの話。
昨日も母のところへ。
ひたすら母の写真アルバムを一緒に見て、思い出話の時間。
母は記憶をなくしていても私が母から聞いていた記憶を辿って母に話すと、母は初めて聞いたように
「そうやったかね」としみじみした顔で頷く。
「これ、母さんから聞いたんやで」と笑いながら私が答える。
母も笑いながら「そうじゃったかね」という。
そんな時間の繰り返しでした。
母の持っていた写真アルバムは、母の母、つまり私のおばあちゃんのものだったので、昭和初期のものがたくさんありました。
母の生家。
母と戦死した母の父と母の姉と
母と姉とぬりえ帳
鶏小屋の前で
昔の新山口(小郡駅)と祖母の背中
戦争中の女性たち(ひいばあちゃんが右下)
会うことなかった私のおじいちゃん、
か、かっこいい
4年前に亡くなった父も話に入れてあげようと、父の写真をそばに置いて、ひたすら昔の旅をした半日。
8月16日だから本当なら父はあの世に戻るはずだけど、
きっと私のことが好きだから、私が帰るまでそばにいて話を聞いていたんじゃないかなあ。
実にお盆らしい山口の旅でした。
昨日山口帰省。
母のところへ。
ここ何回か母のところへ行って、何が一番楽しそうかと言ったら、昔のアルバムを一緒に見るということ。
昔のアルバムと言っても私の幼少期ではなく、母の幼少期やもっと前の祖母が大切にしていたアルバム。
なので明治時代あたりのものが半数。わたしのひいひいじいちゃんにも会えた。
そんなとき、ここはどこ?って言う写真が結構あるんです。
お城の写真があって、「石垣しか残ってない、まさかの萩城???」
そこで思いついた!
Google写真検索。
そしたらGoogleは探し出した!
熊本城らしい!
母と大盛り上がり。
その後も謎の場所の写真で、ちょっとしたタイムトラベル。
まあ、ときに「古い写真です」って言うのもあったんですけどそれも含めて大笑いした時間でした。
今日も朝から母のところへ。
あと2冊あるので、また時空探検に旅へ行ってきます!
おまけ
昨日新幹線に乗りながらゲットしたピクミンブルーム絵葉書