布絵本と布おもちゃの部屋
店舗を持つほどではなく、大手の手作り系ネットショップで細々キットを販売しているわけですが、私のような一般的にニーズが少ない手作りおもちゃの、おまけにキットの販売の場合はピンポイントで繋がるという利点はあります。
いくら人が多くきているハンドメイドマルシェでも、私の分野はなかなか売れない。
その上この間のハンドメイドマルシェはキットはNGだったし。
講習以外で作ってもらうキットの販売は、本当に作ってくれてるのか、不安ではあるんです。
買ってくれればいい、というわけにはいかず、作って、遊んでくれて完結の商品なので。
今回12月に入って、おせちセットの注文がありました。
その方とは一度ご質問を受けてお答えしただけだったんですけど、そのときのやりとりがちょっと踏み込んだ方法の話で何回かラリーをして、その間おまけのメッセージなんかも挟みつつ、最終的に出来上がった写真を送ってくださいました。
そのメッセージの中には「昨日は食事とトイレ以外はずっと作ってました」という作り手の生活が想像できるような、可愛らしいエピソードも挟まれつつ。
「楽しく作っていただけたようで嬉しいです」とメッセージを送ると、「とてもとても楽しかった」という嬉しいお返事がきました。
嬉しかったです。とてもとても。
顔が見えない交流も、対面の講習レベルの嬉しさを運んでくれる!
私にとってのクリスマスプレゼントでした。
「魚釣りキット」をご購入くださった方からお写真が届きました。
実はこのキットをお送りした時、一部布を入れ忘れてまして、お詫びに何枚かマジックてテープがつくトイクロスの端切れを入れておいたんです。
その端切れでお魚と作りました、というご報告のお写真が届いたんです。
キットの発送は、不足がないか破損がないかチェックシートを用いて細心の注意を払うんですけど、それでも何度か入れ忘れをしてしまっています。
その時は、いつもお詫びの何かを入れるようにしてます。
今回は手に入りにくい、トイクロスを何枚か。
それがこんなふうな可愛い作品に生まれ変わるなんて。
そしてそれを丁寧にご連絡いただけるなんて。
クリスマスプレゼントにしてくださったんですって。
お子さんがクリスマスの朝目覚めて喜んでくれますように。
ずっとずっと楽しく遊んでくれますように。