布絵本と布おもちゃの部屋
5月2日のママの簡単手芸タイム2回目は、被れる兜を作りました。
一つは2枚の布を縫い合わせて折り紙の兜を作る方法で作るタイプ、もう一つは、これは予想外だったんですけど、お子さんが着たロンパースで作りたいというママのリクエスト。
赤ちゃんの時に着た(今もまだ赤ちゃん)70サイズのロンパース、ですよ。
これをどうやって兜にしよう、、、と思った時、最悪前だけその布を使えばいいな、と各パーツの布を希望と合わせて用意して、そしてミシンも持ってって、5月5日にはお子さんがかぶってお写真が撮れるように、完成させなければ!と色々作り方を考えました。
ママ、学校の家庭科の授業以来のミシン。
初めは戸惑いながらも、だんだん学生時代のミシンの記憶を取り戻し、ミシンを走らせてました。
こう考えると、学生時代、ちょっとでもミシンと触れておくって大事だなあ。
時間内にはパーツが出来上がって、それを後は組み合わせ縫ってね、って言っておいたんですけど、間に合うかなあ、とちょっと不安もあったり。
けれど!
昨日の5月5日、着物を着て兜かぶって写ってるお子さんの写真が届いたんです!
「ちっちゃって思うまで毎年被ってもらいます。
いい思い出になりました」
と言うメッセージ付きで!
この布が、こうなりました。
タブもボタンもつけたまま。
思い出もつけたまま。
今、次の簡単布雑貨講習のサンプルのパンを作ってます。
これは10数年前に出した本にも載せているですけど、改めて作り直してます。
メロンパンの上のクッキー上のものを前は刺繍ステッチしていたものをフェルトに変えました。
次に作ったのがアンパン。
上のゴマ、前は白と黒とごちゃ混ぜにしてたんだけど、どっちにしようかな、
ちょっとググろう、と検索すると、驚くべき事実が!
なんとゴマ、黒がつぶあん、白(これはけしの実)がこしあんという目印らしいんです。
あらら、私前は黒と白と両方入れちゃったわ。
やっぱり調べるって大事、今回は黒(つぶあん)でいこう、と上に黒のフレンチナットステッチをしました。
調子に乗って、博学な方にメールでその旨を書くと、
「店によりけりじゃないかなあ」という返事。
そういえばAIは
あんぱんの創業者の木村屋さんがそうしてた、って書いてあったわ、、、
昨日は長く続けているリビングカルチャー滋賀の「手作り布絵本」の講習の日でした。
前から書いているように10年以上続けてます。
そして生徒さんも同じくらい長く続けてくださってる方が多いです。
手をチクチク動かしながら、おしゃべりしながら笑う。
そんな時間が楽しいっておっしゃってます。
みなさん、それぞれ手作りで得意分野があって、Hさんは着物のリフォームがお得意。
昨日も昔のご自分が着られてたお着物を洋服に作り替えられたものを着てらっしゃいました。
それは本当に素敵で素敵で、帰りがけに話題になったんです。
Hさんは少し照れながら
「ここに来るのって本当に楽しい」っておっしゃってくださいました。
着ていく場所、そしてその価値をわかってくれる場所、そんな場所があるって大切。
後ろ姿だけでもお写真、撮っておけばよかったなあ。
代わりに、今作成中の途中作品を。
ちょっとギョッとするでしょ。