布絵本と布おもちゃの部屋
作品にしても作り方動画にしても、作る過程のしんどさがあればあるほど、完成した時の総合的幸せは何物にも変え難いものがあります。
何が一番幸せですか、と聞かれたら、どこかに旅行に行くとか、美味しいものを食べるとか、人それぞれいろいろあるけれど、私はこの瞬間が一番幸せエキスが出ると思います。
というわけで、YouTubeにアップしました。
夕方散歩してる途中に見つけた垣根?
マンションの前とかに、よくつづじとか四角い感じで連なっているのがあるでしょう。
すごくいい匂いがするんです。
なんだろう、この花は?と思ってグーグル先生に聞いてきました。
そーか、だからこんなにいい匂いなんだ!
さて、なんの花だと思います?
答えは明日。
昨日は年に4回行ってる京都の母子生活支援施設の手芸教室。
今回はおもちゃにもなる、ドーナッツストラップ。
まずは完成品がこれ。
ボンボンフェルトの耳がついたり、かわいいでしょう。
これはいつも参加して、オリジナル力を発揮する常連のママの作品。
過去にもたくさん作ってくれてるんですけど、今回は参加される人数が少なかったせいもあって、その方とじっくり話す時間が結構ありました。
お子さんは小学2年の男の子。
「うちの子、ここで作ったもの、よく遊んでるんよね。
靴下で作った人形なんて、持ち歩いてボロボロになるくらい」
作った作品のその後が聞けてとても嬉しい時間でした。
このドーナッツも喜んでくれるかなあ。
もうお子さんがちょっと大きくなってご自分の楽しみで作ってらっしゃるAさんは、いつも教室の後たくさん作った作品を職員さんから送ってもらっているし、
6ヶ月の赤ちゃんのママは、これから遊んでくれるだろうことを頭に浮かべながら楽しそうに作ってくださってます。
かわいい完成品の写真を撮り終え二条駅まで送ってもらったんですけど、近くにお気に入りのカフェがあってそこに寄って帰ろうとジャジャぶりの雨の中歩いて行くと、残念なことに閉まっていて、このまままた二条駅まで戻るのもなんだなあ、
この際、カフェを探しながら京都駅まで歩いて帰えることにしました。
この地図を見ながら、Googleマップを開き、
京都タワーが見えるとそこを目指して歩けばいいので、なんとか京都駅に辿り着きました。
見えます?京都タワー。
途中見つけた縄のお店。
雨の中、東本願寺の横をピクミンと歩きました。
あー、楽しかった。
双子の幼稚園のお迎えに行って、汗をたっぷりかいていたのでお風呂に入れることに。
お風呂で遊べそうなものを集めてきたのがこれ。
息子が小さい時に集めたウルトラマンの指人形です。
あと見えないけれど、ピクミンの小さな消しゴム人形。
これをプラスチックの入れ物に入れて湯船に浮かべました。
双子たち、きゃっきゃ言ってすぐに物語りがはじまるんですよね。
プラスチックの船に乗ったピクミンが大波にさらわれたり、ウルトラマンと一緒に遠くに旅に出たり。
湯船の外で服を着たまま様子を見守っていた私には、しょっちゅう水飛沫がかかってきたけれど、彼らのケラケラ笑いながら遊ぶ姿が心の底から羨ましかったです。
なんで人形たちであんなに楽しい時間が作れるんだろう。
5年しかこの世界を経験のない、まだ固まってない彼らの脳の中で、自分の手でこの人形たちを支配しながら、心の中では何が生まれてるんだろう。
めちゃくちゃ貴重な年代ですよね。
現実と非現実の線がまだはっきりしてない。
とは言っても、大好きな『こびとずかん』の小人を見ながら、この小人は現実には存在してないこともわかってるんだけど。
私にはとうに失われた能力に、ただただ感動しながら、彼らの水遊びのようなお風呂時間を見守ったのでした。
昨日はリビングの簡単布雑貨の日で、パンセットの続きを作ってもらいました。
あんぱん、メロンパン、コッペパン、クロワッサン、ドーナッツ。
コットン中心の作品です。
布雑貨の教室なので、あまりおもちゃとしては考えてなかったんですけど、前回メロンパンやあんぱんを作られた生徒さんが、お孫さんがとても喜んでパン屋さんごっこに大活躍しているんです、というお話でした。
「あんぱん一個だけじゃあパン屋さんができない」というお孫さんのお声を受けて、家にある布、時にはお孫さんの古着を使って数をどんどん増やしているとのこと。
きてくださっている生徒さんは、ママ世代ではないけれど、おばあちゃま世代だったりします。
私はおもちゃが専門分野なんですけど、おもちゃを必要とする世代は狭いので今回はどの世代でもOKな布雑貨にしたんですけど、お子さんのおもちゃとして活躍してくれてるお話は、とっても嬉しかったです。
おもちゃっぽい雑貨、雑貨っぽいおもちゃ、遊び心のある作品をこれからも作っていきたいなあ。