布絵本と布おもちゃの部屋
ママからのリクエストでホットケーキを考えているとき、素材を何にしたら作りやすいか、色々考えました。
今までのケーキは食器洗いのふわふわしたスポンジを使ってたんですけど、ホットケーキにするには面積が足りないし、高さがあるのでホットケーキの厚さに切らないといけない。
ちょっと技術がいるんです。
で、百均を物色して見つけたのが、前の日記にも書いた研磨タイプの粗いスポンジ。
これは面積が広いしカットしやすい!ってことでホットケーキが簡単に作れる方法が見つかりました。
そのスポンジを見て、「これはフライパンも作れるんじゃない?」と昨日作ってみることに。
まずはカット。
お?
これ、バトミントン遊びができない?
うちにあった先にマジックテープがくっついた玉でキャッチしてみると、表面にマジックテープがくっつくじゃん!!!
新しいおもちゃができそうだわ。
って、まあ、百均に似たようなおもちゃあるんだけど。
というわけで、今日はフライパンを作ってみました。
外側をちょっとおしゃれなターコイズブルーにしたんだけど、オーソドックスに黒の方がわかりやすかったかなあ。
ホットケーキ、フライパンを持ってひっくり返したりして遊ぶと楽しいです。
今日読んだデジタル朝日の記事が衝撃。
タイトルは
「母が編んだ『じゃじゃまる』セーター、友達にバカにされた日から一転』
簡単に書くと、
村上亮太さんは、小学3年の時に、転校先で着ていったアップリケのついたお母さんの手編みのセーターをからかわれ、心が折れる経験をしました。
家の中は母さんの趣味で作られて手作りで溢れていたので、手作りのセーターを着ることは彼にとっては自然なことだったけれど、人は違うんだろうと気がついた初めての経験だったと書かれてます。
そしてほどなくそれが原因で彼は学校に行けなります。
半年見守ってくれたお母さんが痺れを切らせて「いいかげんに行きなさい」と言われて、初めて村上さんは理由をお母さんに話したそうです。
するとお母さんはキレて(多分傷ついて)それから作ることをやめてしまいました。
そして、彼もお母さんの世界観を拒絶しました。
そんな彼はファンションデザイナーを目指して、イタリアの国際コンペの応募するための作品になかなかアイディアが出ず行き詰まっていた時、講師に過去のお母さんの手作りの服の話をしたそうです。
そしてお母さんの手作りの縞々の柄の上にNHKのじゃじゃまるがデザインされた服を見せると、信じられないくらい褒められた、んですって。
そして「こうゆうふうなセーターをデザインしたら」と言われたけれど、自分ではなかなかうまくできずスランプが続いていた時再び講師の先生が
「お母さんにデザインしてもらったら?」と提案されたことで、親子コラボの作品が出来上がり、ブランドとして誕生する!わけです。
あの時、完全否定して、お母さんの手作り人生にも蓋をするくらいの出来事が、時を経て、それが世界に発信するくらいの作品として認められる!!
時代と見る人と状況と、色々と変わると、全然価値評価が変わる!!
ゴッホを思い出すなあ。
作品を作ってる人は、私を含めて時代に振り回されるですよね。
流行りの作品じゃないなあっていうことを自覚する。
時にアタフタ抵抗したりする。
でも、この記事を見ながら、「大丈夫大丈夫、自分らしい作品を作り続けていこう」と思いました。
今は親子コラボは解消されてます。
一つ言えるのは、やっぱりお母さんの感性の中で育ったことが、彼の人生に影響したんだなあ。
ママの簡単手芸タイムは、家庭科が苦手でも何かお子さんのために作ってみたいというママのための応援講座です。
手芸道具も持ってこなくていいし、手ぶらで、ふらっと立ち寄って欲しい、そんな講座にしようと思ってました。
ワンコインで材料費も込み、私にとっても現役のママたちがどんなものが欲しくて、どんなものなら作れそうか知りたいっていうのも大きな目的。
昨日はお二人参加で、お二人とも小さなお子さん連れで、見守りさんがお一人来てくださいました。
机の上に材料を広げて作り始めたんですけど、昨日とても嬉しかったのが、作る作業よりリフレッシュ要素が強かったということです。
ママたちは育児休暇中で、元々は各分野でバリバリ働いていた方たち。
なんの部活だった?とか、好きな芸人さんいる?とか、色々雑談しながらちくちく。
「趣味は?」ってお聞きすると、今はそんな時間ないなあっていう話になって、そこからママたちの葛藤や悩みなんかが見え隠れする時間。
帰り際「子どものことは大好きなんです。
でも2人で向かい合ってる時間がふと辛くなる時があるんですよ。
なのでこういう場所で子どものものを縫ながらおしゃべりするのって、すごくリフレッシュになりました」と、ニコニコして、次回の参加を希望されて帰られました。
あ、これだ!と思いました。
手芸でつながる、私がしたいことそのものだ、と思いました。
それは、きっとこのぶらっと169ばんちさんという場所もお家の中にいるような感覚でいいんだと思います。
そして応援に来てくれた見守りさん(ママたちが縫ってる時にお子さんの相手をしてくださる方)もこのぶらっとさんのハンドツリーで出会った方。
一年前からやってきた活動が少しずつつながって形になっていってるなあ。
ゆっくりゆっくり、そこが結構大事なのかもしれないです。
作品はまだ途中だけど、お家ではできそうにないので次回来てやりますっておっしゃってました。
ハンバーガーやさんで遊んでるお子さん。
昨日は変な寝方をして、真夜中目が覚めてしまって、ふと、今週金曜日に作る魚釣りの磁石のことが気になりはじめました。
磁石は誤飲の可能性があって、お腹に入るととても危険だし、磁石自体硬い素材なので釣竿の下につけて振り回すと危険だよなあ。
もちろん、磁石自体はフェルトとワタで包んでいて、包まれてる魚たちは口に入っても大丈夫な大きさなので、安全には十分配慮してるんですけど、
もしフェルトの縫い目が破れて出ちゃったら?
これでいいのかなあ、と思ったら眠れなくなっちゃいました。
私の元来作っていた魚釣りは、マジックテープでつくタイプのもので、minneで販売してるんですけど結構売れてます。
その場合、布はトイクロスといったマジックテープがどこでもくっつく特殊な布を使ってます。
普通の手芸店では売ってないかも。
なので、今回はYouTubeにもあげたいと持ったので、百均で揃う材料にこだわったんですよね。
ネットで、「魚釣り、布、磁石 危ない?」で検索。
いろんな意見を読みながら、しっかり縫う、常に破れてないか確認する、ということを意識していれば大丈夫かな、という結論に。
明日仕事もあるし、寝ないと、、、と安心素材を頭で探しながら目を閉じる、、、。
で、出した結論。
いろんなタイプのものを持って行って、お母さんたちと話し合って決めよう!
トイクロスも持って行ってみよう。
今回の作品は、釣竿も磁石、魚の中も磁石だけど、魚の先にクリップをつけるっていうのも選択肢に入れておこう。
ただなあ、
魚磁石の時の、釣り竿にくっつくピタッと感が気持ちいいだなあ。
お子さんも、吸い付けられるよに磁石にくっつく魚、嬉しいと思うんだよなあ。
と思いながら、やっと睡眠の波に乗っかることができた、という今日の真夜中のお話です。