布絵本と布おもちゃの部屋
昨日は長く続けているリビングカルチャー滋賀の「手作り布絵本」の講習の日でした。
前から書いているように10年以上続けてます。
そして生徒さんも同じくらい長く続けてくださってる方が多いです。
手をチクチク動かしながら、おしゃべりしながら笑う。
そんな時間が楽しいっておっしゃってます。
みなさん、それぞれ手作りで得意分野があって、Hさんは着物のリフォームがお得意。
昨日も昔のご自分が着られてたお着物を洋服に作り替えられたものを着てらっしゃいました。
それは本当に素敵で素敵で、帰りがけに話題になったんです。
Hさんは少し照れながら
「ここに来るのって本当に楽しい」っておっしゃってくださいました。
着ていく場所、そしてその価値をわかってくれる場所、そんな場所があるって大切。
後ろ姿だけでもお写真、撮っておけばよかったなあ。
代わりに、今作成中の途中作品を。
ちょっとギョッとするでしょ。
朝、仕事の前にぼーっとテレビを見てたら、子ども食堂のことをやっていて、いろんな自治体や企業がいろんな形で子どもたちの支援に取り組んでる様子をやってました。
その中の一つがフードリボン。
大人が300円でリボンを買って、それをマグネットボードに貼る、
そこに来た子どもたちがそのリボンを持ってご飯を食べる。
それが子どもの一食分のご飯券になるんです。
誰が援助してくれたか、誰に援助するか、わからないけれど成り立つ助け合い。
こういうシステムを考えた方はすごいなあ。
2000年初めに始まった子ども食堂が、賛同した人たちによっていろんな形に変化していってる。
さ、今日も頑張るぞー。
昨日は直線縫いと戦ってました。
敵はサテン生地。
1メートル以上の大型の布の端を折って縫うだけの作業なんです。
長さを測ってアイロンかけて、スイスイ縫って、できたーって念の為長さを測ったら横が指定より1cm足りない。
逆に縦が1cm長い。
正方形にならないといけないのに。
うそ、、ちゃんと測ったよな。
どうしよう、解いたら縫い目の跡が残って不細工になるんじゃないかあ。
でも頼まれた縫い物なのでちゃんとした長さにしないと、と、ちょっと解いてみました。
そしてアイロンをかけたら、これが意外に縫い目が見えない。
測ってミシン、そしてほどき、を何度か繰り返し、やっと指定の長さになりました。
あーー、ほっとした。
サテン生地とちょっと仲良しになりました。
折り紙のように折っただけで、被れる兜が作れる、超簡単講習にするためには、まずは2枚の布を縫い合わせておくという準備が必要です。
表と裏、50cm✖️50cmの布を縫い合わせるだけなので、参加される方にミシンで縫ってもらっていいんですけど、裏側全体を和柄のサテンの生地を使うとすごく高くなるので見えるところだけその布を使うことにしました。
ぶっちゃけ10cm130円するので、最短の長さを購入。超ギリ。
計算して計算して作った、つもりだったんですけど、表に返して実験的に作ってみて唖然。
足りてない、じゃん。
計算間違ってた。布が足りるようにってことばかり頭にあったもんで、焦って間違っちゃった。
ちょっとわかりにくいと思うんですけど、下をめくるところが十分ではないかったんです。
後10cmこの和柄の布を多めに買っておけばよかった。
縫い直しか?と全身脱力感しかなかったんですけど、気を取り直して縫い代をギリギリにして修正。
なんとかできました。
でも時間的にかなりロス。
これからはちょっとだけ余裕を持って買おう。
赤ちゃんのロンパースは布が少ない、です。
だから被れる兜を折り紙みたいに作るわけにはいかない。
実際のロンパースを使うことにして、孫の服を物色。
すでに切り刻まれたNIKEの表側がなんとか使えるな、と型紙を当ててみると、ビンゴ!
さあ、作ろう、と横にドクターエアーのマッサージ機を置き、取り掛かりました。
後の布はどうしようか、と思ってたところ、せっかく作るんなら残しておけるものにしたいと思いついたのが、ひいばあちゃんの織ったとされる布。
これ、たくさんもらてたんです。
で、出し惜しみしてたんですけど、最近少しずつ使ってます。
せっかくならコラボしたらどう?
100年の時を超えて出会った布!
おっちんに被ってもらいました。