布絵本と布おもちゃの部屋
YouTubeの動画を撮るのは本当に時間がかかって、作りたいのはやまやまなんですけど、ここ3ヶ月くらい作ってません。
YouTubeはコメントとかつくとお知らせメールが来るので安心して放っておいたんだけど、どうもその機能がうまく動いてなかった、らしいことが発覚。
昨日自分のYouTubeのコンテンツを見てたら、読んでないコメントがついてる!
それも3つ。
やってしまった。お返事を書かずに1ヶ月は過ぎてる。
ひとつは「組み立て布絵本」に。大人が見てても楽しい。きっと孫も喜ぶと思う。早く完成させて孫に遊ばせたい、という嬉しいコメント。
そしておとといは「輪っかにぎにぎに」に、カラフルな色合いで子どもも喜ぶと思います、挑戦したいと思います、という嬉しいコメント。
今年も頑張って作り方動画、どんどん出すぞ!という気持ちになりました。
「組み立て布絵本」一番人気の動画なんです。回転回数は2万五千くらいで、300くらい👍が付いてます。
作り方は載せてないけど、見たらいろいろ工夫の幅が広がる布絵本なのかも。
実は、絵本作家になりたかったんですよね。
そういうと、「布絵本の本が出たからほぼ達成ですよね」ってみんな言ってくださるんだけど。
昨日、『パンどろぼう』の絵本を見て、衝撃を受けてしまった。
なんて素晴らしい絵本なんだろう!可愛い可愛い可愛い。で、キャラを軽くスケッチしてて、目覚めてしまった。
「絵本作家になりたかったんだ!」
絵本作家になるっていうんじゃなくっても、一年にひとつ作品を描いてみるのはどうだろう。
30年前、講談社の絵本新人賞に応募したことがあるんです。
あれが多分5月末締め切りで毎年やってる。
また挑戦してみようかなあ。
構想はできた。なんとペンネームも考えた。
見事応募できたら、また報告します!
ちょっと戸棚を整理すると、見覚えのある懐かしい字が見えました。
母方の祖母の家を人に譲る時整理して出てきた父がひいじいちゃんに宛てた年賀状です。
切手もまだ7円の時代。まだひいじいちゃんが生きてたってことは、私は小学生になってないくらい。
まだみんな生きていたんだなあ。
私が初めて身近な人の死を経験したのは、このひいじいちゃんからでした。
この後、何度この辛い思いをしなくちゃいけないんだろう、と幼い心にそう思って、大袈裟にいうと生きる辛さを知った時だったと思います。
自分が一番早く死んだらこの辛さを知らなくて済む、って思ったことを今でも覚えてます。
でも、譲葉のように順番に死を見送ることこそ穏やかな人生だということを歳を重ねて知り、そうやって90歳まで生きた父を父の文字を見ながら慕んでます。
父は字が独特で、まあ、単純にいうと下手くそだったから、高校の時郵便局で年賀状の住所の仕分けをしてた時、表書きで父だとわかったくらいです。
こんな昔の紙っきれが捨てられないんだなあ。
そこには、今の私を形作ってる何かが潜んでいるからなんだろうな。
ちなみにこの椅子は、そのひいじいちゃんが私に作ってくれた椅子。後ろの絵はそうめんの蓋の木で作ってうさぎのえを描いてくれたもの。
その上に座っているのは、祖母が認知症になってから大事にしていたお人形。
そしてお人形が持っているのは、ひいばあちゃん(ひいじいちゃんの連れ)の織った布で叔母が作った小物入れ。