布絵本と布おもちゃの部屋
何度も挫折しながら誤魔化しながら、完成できました!
直径5cmのクマさんのマカロンケース。
問題は、マカロンケースの土台になる土台(ここではくるみボタンに使う金具を使用)の大きさと、販売されてるファスナーの長さが合ってないかも、ってところです。
今回は簡単に作りたいので、土台にフェルトを包みました。そうなると丸の周りの長さが薄いコットン素材より長くなって、ファスナーの長さも変わってきます。
あまり手芸が得意じゃない方に作ってもらうための簡単手作りにしたいので、ファスナー付けをもっと簡単に綺麗につけられるようにしたいんだなあ。
もっと大きくした方がいいかな。色もビビットな方がいいかな。
最近若い子たちが大きなぬいぐるみをカバンにつけてるのを見かけるんですよね。
色々試行錯誤してみます!
次の母子生活支援施設に向けて今考えてるのが、マカロンケース。
参加してくださる方がだんだん固定してきて、その方々の腕がだんだん上がってきているので、今回はファスナーに挑戦しようかと思っているんです。
クマのマカロンストラップをふとみて、これがファスナーで中に何か入れられたらサイコーじゃん、って閃いた。絶対作りたい!って言ってくれる。
ただ、実は私自身がファスナーが得意じゃない。ファスナー作品を割と避けてきました。
難しくなく、ファスナーをつけられる方法。
YouTubeのハンドメイド作家さんの動画を見続けてます。
うまいなあ、見せ方。ミシンで縫ってるところも上手く撮ってらっしゃる。わかりやすいわー。と、ファスナー付けよりそっちに目がいっちゃって、両方の勉強になってたりします。
さてさて、今日もクマのマカロンケースに挑みます。明日には完成作品を載せることができるか!
あやよくば、YouTubeに動画も載せたいんだなあ。
30代からずっとやってきた布おもちゃを作るということ。そして一緒に作りあうということ。
その蓄積は私の中で、ゆっくりと変化して、次への夢につながっていってます。
元々はリサーチ目的で始めた講習だったんです。なんせ、家庭科がもともと苦手だったので、教えるなんてちょっとありえなかったんですよね。
でも本が出て、次の作品を作りたいなと思った時、お母さん方がどんなものを希望しているのか知りたいなと思ったんです。
子育て世代のお母さんの教室をNPOの子育て支援団体びぃ〜めーるさんのチラシを見て、当時の代表だった小川さんに持ちかけたのが始まりです。小川さん、今は政治家さんになってます。
そんな活動をし始めた時、ある知人が「所詮布おもちゃが作れる人なんて、時間とお金に余裕がある人だよね」といった言葉がちょっとひっかかった。いやいや機会さえあれば作るってことは子育ての中で大きな意味を持つはずだ、と思って、短絡的かもしれないですけど、きっと余裕がないだろうなと思った「母子生活支援施設」の門をたたいて講習を始めました。それが今も続いてます。
途中、高齢者施設でのボランティアも含め、もちろん子育て世代のママたちの講習も含め、作ることが作品の完成だけではない、何かを生み出すことを実感したんです。それは単純に自分だけの喜びにとどまらず、他者との関係も動かす。それが循環して自分の存在意味にもなったりする、そんな経験を何度かしてきました。
そこで今やりたいことが「居場所作りのための手芸講座」
4月からリビングさんで始めようかなって思ってたんですけど、とりあえず「居場所」というものをもっと勉強しようと、昨日もセミナーに参加して、居場所作りの場を作ってらっしゃる方の実践を聞いてきました。そして今日も聴きに行きます!
ママからいらなくなったベビー服をたくさんもらって、それをどう変えられるか、眺めながら考えてるんですけど、一番無難なのはフォトスタンドアルバムじゃないかと思います。今回特に思ったのが、ゴツゴツした縫い目もそれなりに作れる、というか逆にその感じが「可愛い」。
ポケットも、ボタンもそのまま残りしました。
シミなんかも残しても可愛いんじゃないかな。
そしてそのベビー服を着ていた時の写真なんかを入れる。
分厚いフォトアルバムは、なんか思い出の詰まった本のようで、ずっと触っていたくなります。
使わなかったところはのけておいて、又次のアイディアに使う予定。
今回のフォトアルバムの真ん中のつなぎは、ベビー服の襟を使いました。
残すところがないくらい、使いつくしたい!っていう気持ち。
9月のイベントが終わって、コロナになって、その後なんとなく仕事はこなしてはいるけれど充実感はなく、次に何をしたいかぼんやり考え始めてはいるけれどどうやればいいか、という毎日を過ごしていたらあっという間に今年が終わる時期になっていました。
最近心に引っかかっているテーマは「居場所作りに手芸は役立つんじゃないか」ということ。
来年の4月からそんなことをテーマにした講座をリビングさんでしようかと思っていたんですけど、色々とアンテナを伸ばすと、実に多くの方が地域で居場所作りを実践されている!
来年の一年は、いろんな方の活動と関わりながら、手芸という分野で何ができてどういう形がいいか、じっくり考えた方がいいかも、と思い始めてます。
ちょっと今日は頭の整理ができた気がする!
キットを買ってくださった方の作品完成写真も届いたし、頑張るぞーっという気持ちの朝でした。