布絵本と布おもちゃの部屋
昨日教室の帰り際に、「せんせー、今シーズンで退会させていただきますね」とある生徒さんが私にそっとおっしゃいました。
申し訳なさそうにされているのがわかるので、私は退会を私に言われる時は引き留めません。
長くたくさん作ってくださった方でした。多分お友達のもう1人の方も今の作品を作られたら退会されるだろうなあ。
実はここの生徒さんは、10年通ってくださってる方も数人いらして、私の作品はほとんど作ってくださってるし、お孫さんも大きくなってらっしゃるし、いつ退会されてもおかしくない状態のまま、教室が存在しています。
みなさん、ここで情報交換されたり、お話しされたり、笑ったりされるのが楽しいからいらっしゃってる方が半分以上。だんだんご高齢になっていらっしゃると、何かの目的のために外出するということに大きな意味が出たりします。
何かの事情で、これから受講の方の人数が減るかもしれないなあ、と色々と考えながら帰りの電車に乗りました。
こんなに細かい布絵本教室は、これからどれだけのニーズがあるだろうか。不況だし、材料費も結構するし。
この変化にどう対応していくか。そこだよなあ。
考えて考えて、今ちょっと考えてるのがリビングさんでもう一つ違う教室。
居場所作りのための手作りを考えてる方のための教室。一年コースで、材料費込みでの受講料。
いつも木曜日午前しているから、午後からそのコースをしてみるのはどうかなあ。
という計画をゆっくり練っていく予定です!
キットアイディアを提供している埼玉の教材やさん「優良教材」さんから教えてもらったやり方です。
シールに型紙を印刷して布(フェルトが一番合ってます)に貼って一緒にカットすると、型紙を布に写す手間が省けるばかりか、簡単に型紙通り切ることができます。
優良教材さんがおっしゃるには、「特許を取ろうと思ったけれどダメだったので、自由にこのアイディア使ってください」ということなので、私は自分のキットにかなり取り入れています。
フェルトって印がつけづらいし、印が見えづらい。小さな形は特に。
私は、最近文字や数字なんかにこのシール型紙を使ってます。
カレンダーの数字がそう!
お子さんのお名前なんか、フェルトで一文字買うと高いでしょう。
それをシールに印刷してフェルトに貼って、鋭利なハサミでカットすると上手くできます。
この場合、ポイントはよく切れる小さなハサミ。これはちょっと思い切って手芸店で1000円くらいなのを買ってください。
よく似てても百均のでは雲泥の差なのです!
孫たちにうちで遊ばせるピタゴラスイッチ系の積み木を買ってやって、収納ボックスもいるなあと、ウチにあるダンボールを物色。
ちょうどいい大きさのしっかり目の箱があったので、入れてみるとビンゴ。
でも4歳の男の子たちが使うんだから箱も可愛く使いやすくしたいなあと布を貼ることにしました。
ダンボールで作るボックスは、私は結構何個も作っていて、リフォーム屋さんのインスタにも紹介されたことがあります。
せっかく作るんだったら双子たちの好きなキャラクターにしてやろう。
今ハマっているのが「パオパト」動物たちがいろんな未来的乗り物に乗って、レスキューする。幼稚園で大流行りらしいです。
その辺りの手芸店では売ってないので、ネットの手芸屋さんで注文。1m900円?あー結構するなあ。
とりあえず2m注文しておこう、と「2」を入力して購入。そして3日後に商品到着。
ワクワクしながら袋を開けて見て布を広げてると、短い。どう見ても2mじゃない。
えええー、手芸店さんがこんな初歩的なミスをするかね、と同じネット販売をしているものとして、ちょっと呆れてしまった。
で、写真を撮って、私にしてはちょっと強めのクレーム。
「2m注文したんですけど1mしかありません。続きで欲しいので2mのものと交換していただけますか?」
しばらく待ってもメールの返信は来ず。こういうクレームはすぐ返信が来るんだけどな。
すると電話がなって受話器を取るとその手芸店からでした。
「あのー、ご注文いただいた単位のお値段は50cmのものなんです。なので「2」の注文で1mということになります」
と申し訳なさそうにおっしゃいました。
「ああああ、そうでしたか。よく見てませんでした。すみません!
いやあああ、50cm900円ですか。お高いんですねえ💦」
「あ、はい、申し訳ありません。キャラクターの生地ですので。」
・・・という結末です。
安く仕上げようと思った収納ボックス、めちゃ高くついた、っていうお話でした。
ダンボールで作る収納ボックス、結構簡単です。そのうちYouTubeで作り方を紹介しますね。
万年カレンダーの日と月の付け替え札ができました!
と、早速土台に、今月11月のカレンダーとしてプラスナップでパチパチとめていきました。
段々埋められていくカラフルな数字のフェルト札。ぱちっという音も心地いいです。
しかし、全部つけ終わって遠目で満足げに眺めていると、?、とまず一息分の違和感を感じるんです。
今回、ちょっとした規則を色でつけてます。
初め、5の倍数を白にしようと決めて、あとはランダムにしようと思ったんですけど色を選んで並べたら、ちょうど数字と色が合っちゃっいまして。
で、間違い分かりましたよね?
「1」を白にしてる。この並びだったらクリームなのに。
どうしてこういうミスが起こったかというと、5の倍数に、まず「1」を入れてしまった、と、自己分析。
今回のミスは1の札を作り替えればいいだけなので、一ため息分の落胆。
でもなあ、朝、靴下を洗濯機に入れようと思って、なぜか靴下を持ったまま向かいのトイレに入って、便器に靴下入れちゃったしなあ。
落胆に不安が重なる、私ってバカ、というより私って大丈夫?ていう出来事なのでした。