布絵本と布おもちゃの部屋
前、プラスナップが1週間にして値段が倍になって驚いた話を書いたけれど、手芸の材料、結構同じようなことは起きてます。
私の作品でよく使うのが、キルト芯。
布絵本などの布の間に挟むとふわふわしていい感じに仕上がります。なので買うときはロール、長さにして20m。
厚さも決まっていて2mm。それ以上だと布絵本が分厚くなって落ち着きが悪くなるんです。
いつもネットで購入していた「花もめん」さん。少なくとも5年以上はお世話になってます。
楽天経由の時もあるし、ダイレクトの時もありました。
前回利用したのは一年前だったかなあ。
楽天経由で注文しようと思ったら、お店の改装中かなんかで繋がらず、ダイレクトに探してお願いして送ってもらいました。
そして今年も履歴を辿って探してみると、
ヒットしない!!!
前のメールをアクセスしても出てこない!
名古屋のお店だったかなあ。
???無くなった?かも。
コロナ以降、結構手芸店潰れてます。大好きだった大阪ミナミのトラヤさんとか。
ちなみになぜ潰れたかというと、ここのお店、手作りコスプレーヤーがよく利用していたらしく、コロナでコスプレイベントがことごとく無くなったから、だそうです。
昭和初期からの老舗の手芸店。新聞にも載ってました。
近場のトーカイさんも数点潰れちゃったし。
キルト芯、あの値段のものはもうどこにも売ってなかったです。
できるだけキット代を値上げせず、材料を手に入れるか!
パソコンの前に座り続け、新たなるキルト芯探しの旅に出てます。
貸し出していた「おやゆび姫」の布絵本をなおそうと思って袋を開けると、登場人物だけ違うビニール袋に入っていました。
それを取り出した時に、ちょっとした違和感が。
おやゆび姫と王子(南の国の妖精)が私が作ったものじゃない感じがしたんです。
よく見たら、やっぱり違う。これは間違って入れ替わっちゃったんだなと思いました。
やっぱり自分が作ったものは同じ型紙でもわかる。
で、どうしようかと悩みました。
返してくださった方は私が作ったほうが自分が作ったと思ってらしゃるわけだから。
そのままにしていようか、と思ったんですけど、でも、お孫さんのために作られたこのお人形がかわいそうだ、と思いました。
お孫さんのために使った時間、その時間をきちんと届けてあげなくっちゃ、と思って、勇気を出してLINEを入れました。
するとすぐ電話があって「そうですか?」とちょっと訝しげ。
私は結構強気に、「説明書に写ってる写真を見られたら多分違いがわかると思います」と言いました。
どうしても生徒さんが作られたものをお孫さんに渡してあげたかったから。
「もう孫には送っちゃったんです」とおっしゃるので、
「あ、私のサンプルは戻していただくのはいつでもいいんです。もう、プレゼントします!
せっかく〇〇さんが作ったお人形をお孫さんに渡してあげたいんです!」
と言いました。
もしかしたらどこかに失礼なところがあったかもしれない、ですけど、私には珍しく強気に主張しました。
その辺りの想いが最終的に伝わったのか、最後は穏やかに「そうですか、すみません。じゃあ、次に持ってきてください」とおっしゃいました。
お人形は本当に作り手で表情が変わるんです。
だから迷子の子たちを親元に戻してあげたかったんです。
ここのところ外に出る仕事はなく、家の中でキットを組んだり作ったりだから、最悪の事態は免れたなあと思っています。
松葉杖をついて、電車に乗るのはなあ。かといってタクシーはめちゃお金がかかる距離。
でもでも、やっぱり家の中の仕事めちゃ不便。当たり前ですけど。
いろんな作業が、いつもの3倍かかってる気がする。
お孫さんのために作ってあげたい方からの注文など諸々来ていて、多分事情を話せば伸ばして下さると思うけど、できる限り期限内にやってあげたい。
このところ病院だのバタバタしたので、それでなくても作業が遅れてるところに、気力も低下。
そこを奮い立たせて昨日は頑張りました。
お医者さんには言えないけれど、もう松葉杖両腕についてる暇はない。片手だったり、もう杖つかずに足ひこずったり。
でも固定してくださったおかげで、調子はいいです。
今日も頑張るぞー!
結局足は友人の旦那さんの助言で病院に行きました。
病院嫌いの私が病院に自ら行ったのはコロナやインフルとかのうつる系以外、あとは旅先でのノロ以外、もしかして20年前の火傷以来かもしれません。
プリンのキャラメルをレンジで作ってて、レンジをしても茶色にならないから何度もレンジしまくって、流石にもういいっかってお皿を出したら、急に冷えたせいでお皿が割れて、中のキャラメルが飛び散って、口の下と手に張り付いた事件。
これは結構な火傷で今も痕が残ってるんですけど、この時もそのままプリンを作り終え、病院にも5日後に行った気がする。
と、とにかく保険料がもったいないくらい病院に行かないんですけど、流石に友達の旦那さんに公式に(LINEグループ)で助言していただいたら、スルーできない。
それも結構強い文章「はってでも行ったほうがいい」だったので。
で、折れてました。
旦那さんに感謝、と共にちょっとこれはネタとしてもいける、と、その詳細をnoteに書きました。
転けてもただでは起き上がらない精神です。