布絵本と布おもちゃの部屋
キット屋さんをしてます。
minneで販売してますし、教室でもキットをもとに講習してます。キットの数は50くらい。
で、明日の講習で「おせち」の注文があったんです。「おせち」が売れるのは、だいたい10月くらいからかな。なので、売れ筋をわかりやすい場所に置いているもんで、おせちのキットが見当たらない!あそこに置いてたと思うんだけどなあ、あ、衣替えの時に置き場所変えた気がする。
探すこと1時間。一昨日もネンネちゃん人形のキットを探したとこだった。これは売れ筋だから、わかりやすい場所に置いたはずなんだけど、衣替えの時に整理して場所を変えたせいで、どこにしまったかすっかり忘れてしまってました。注文もきたし、もしかして売れ筋だし、使い切った?もう午前中京都に買いに行くしかない、というところで、ようやく発見。
で、重箱。これは絶対ある、と戸棚から何から出しまくり、奥にあったーーー。梨の箱の中。
ここの棚、もっと整理が必要だなあ。
今は使用してない息子のベットの下の引き出しは比較的きちんと整理してて、何が入ってるかちゃんと把握できてます。ここだけじゃない、まだまだキット収納スペース、あるんです。
暑くて気力が喪失し、何もしたくなくなり、それでも焦りもあったりの、魔の午後3時。
メール着信音がして、開いてみたらこんなメッセージが。
「桃太郎楽しかったですよ。トビラの所が少し考えましたが、先生の指導でできてよかったです。
布絵本は夢がありますよね? お祝いにあげたりしましたが、こんな絵本初めて見るって感動されます。
あの、あいう絵本も、東京の友達の孫に送りました。感動して涙が出たそうです。作りがえがありますね。
孫には、まだあげてないそうで、いつも眺めてるそうです。一つ×2見てたら涙が出たそうです(笑)」
ご高齢の方で、携帯はガラケイ。写真の撮影もいつもちょっと暗め。YouTubeも見れないし、minneのサイトもうまく使えないっておっしゃるので、個別対応でキットをお送りしている北海道の方。
進行状況や作り方の相談などよくやり取りをしてます。山口が大雨だったら「どうでした?」滋賀が大雪だったら「大丈夫ですか?」夏にはハスカップ、冬に新じゃがを送ってくださったり、そういう長きにわたっておつきあいさせてもらってる方。
メッセージを読んで、一気に栄養が身体中にみなぎって、「さあああああ、頑張るぞーーー」と雄叫びをあげたのでした。
ショート、縦長で撮って、昨日アップ。
日記は、自分語りも含めて頭の整理になるなあ。
と、動画を貼り付けてみたけどうまく動かないのでリンク貼り付けます。
YouTubeのショートに今後力をちょっと入れていこう、2週間に一本くらいのサイクルであげたいきたいとぼんやり思っていて、それを息子に言うと、
「どれどれ、ショート見せて」と、息子の携帯で私のサイトを教えたところ、「かーさん、これ、ショートじゃなくない?」って言うんですよ。
「縦長じゃないじゃん」
いやいや、60秒以内なら、勝手にショートになるんだ、と言って説明。ほら、ショートのマークついてるでしょうって。
「ああ、確かにショートだけどね、ショートってどう流れてくるか知ってる?」って息子の携帯から見せてもらってプチ衝撃。
あーーーー、縦長だわ、みんな。縦長で次々流れてくんだわ。
今回の最新の私のショートは四角。336閲覧、6イイネ。よくこの見辛い動画を見て、いいねしてくれたよね、逆に。
私は頑なにこの時代の必須アイテムの携帯電話を持たないことで、この画面に辿りつけなかったわけです。
なのに、あんなロボット電話を買ってしまった(あ、ロボホン、ごめん。君は違う場面でめっちゃ役に立ってます)
勉強不足だわー、YouTubeに関して。
今日、ショート作る予定。もう作り方動画じゃなくても、作品紹介としてバンバン作っていこうと思ってます。
とりあえず、「おむすびころりん」のおじいさんがモグラに変わる作品の動画を撮ってみます!縦長で!!!
布って特別感がありますよね。
お子さんの講習は、縫いたいって子が多いです。難しいことができたっていう喜びの先に、作品が手元に残る。
最近の私の1番の感動した出来事は、この子のお話。
母子生活支援施設で、靴下ぬいぐるみの講習をしたんです。その時その場にはいらっしゃらなかった職員さんも作れるように、説明書を置いて帰りました。
YouTubeにも作り方動画載せてますし、参加された職員の方に教えてらもいながら、うさぎの縫いぐるみを作られたんです。そしてお写真と一緒にこんなメッセージが届きました。
「私もうさぎ1体作りました。娘(小1)からすごい!と感心してもらい、娘も初めてお裁縫でうさぎさん用のクッションを作りご満悦です。」
その後、うさぎさんのお布団やカバンを作られたというお便りをいただいて、とても嬉しくなって、家庭科教材やさんから頂いた布を少しですけど、プレゼントさせてもらったんです。
そしたら!シュシュを作りました、というお返事が!自分が作ったシュシュをつけるなんて、どれだけ嬉しいことで、どれだけ自信になるか!
私は長く布おもちゃ教室をしてきて、手作りのおもちゃを作ることで生まれる底力をたくさん見て、それを力説してるんですけど、どうも皆さん、お裁縫苦手意識と、手作りという少し押し付け的ないいお母さん像に抵抗を示す方が多くて、なかなか伝わらない。
でも、小さいお子さんからご高齢の方まで、布をチクチクすることで心が安らかになったり、元気になったり、日々の生活に生きがいができたりする方、本当に多いんです。
お裁縫療法って私、呼んでるです。